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こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)のねらいや保育者の援助・環境構成を考えてみた

保育
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ハイサイ、レイジンです。

新年度が始まり、お忙しくしている保育者さんも多いと思います。

入園式も終えて間もないですが、次の大きな行事といえば『こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)』になる園が多いのではないでしょうか。

大きなこいのぼりを揚げるこいのぼり集会は、子ども達にとっても魅力のある行事の一つですね。

こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)のねらいを意識し、ねらいに沿った援助や環境構成を行っていくことで、子ども達にとって実りのある行事にしていきましょう。

それでは、いってみよー!

こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)のねらいとは

では、さっそく『こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)』のねらいについて。こいのぼり集会のねらいは大きく分けて「こどもの日やこいのぼりの由来を知る」「こいのぼりや兜などの製作を楽しむ」といったものになってくると考えられます。

実際に文にするとこんな感じ。

○こどもの日の由来を知り、こいのぼり集会に友達と一緒に楽しく参加する。
○こどもの日に関心を持ち、こいのぼりや兜などの製作を楽しむ。

このねらいに基づいて、保育者の援助や環境構成を見ていきましょう。

こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)における保育者の援助・環境構成とは

「こどもの日の由来を知る」「製作を楽しむ」といったねらいに基づいた保育者の援助・環境構成をまとめていきたいと思います。

まずは保育者の援助から。

◎こどもの日の由来を歌や絵本を通して知らせ、子どもの日が身近に感じられるようにしていく。

◎自分なりに考えながら製作に取り組む様子を見守り、必要に応じて手伝うようにしていく。

◎製作の楽しさや出来上がったときの喜びを受け止めていき、できあがったこいのぼりを園庭で泳がせたり、子どもが持って遊べるようにしていく。

◎出来上がったこいのぼりを子ども達が見えるところに飾り、完成した喜びを味わえるようにする。

続いて環境構成。

□園庭に掲揚したこいのぼりや、製作したこいのぼりを泳がせ、こいのぼりと一緒に園庭でのびのびと走り回れるようにしていく。
□子どもが見えるところにこいのぼりを飾っていき、季節を感じたり、こいのぼりに興味が持てるようにしていく。
□こいのぼり制作では、子どもが扱いやすい材料を用意する。
□作り方などを簡潔にし、自分でできた喜びを感じられるようにしていく。

年長児になると、グループやクラスで一つの大きなこいのぼりを作ることも考えられます。そんなときは、友達と一緒に活動する楽しさや子ども達と相談していく場を設ける必要がありますね。

こいのぼり集会の流れはこんな感じ

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では、次にこいのぼり集会の流れを見ていきましょう。

一般的なこいのぼり集会の流れは↓のような感じ。

①はじめのあいさつ
②こいのぼりの歌
(こいのぼりの歌を歌いながらこいのぼり掲揚を行うパターンもあります。)
③こいのぼり掲揚
(市販の大きいこいのぼりがない場合は、子ども達の製作物を掲揚してもよい。)
④各クラスのこいのぼり製作の紹介
⑤お楽しみ・出し物
(パネルシアターやゲーム、園庭だとこいのぼりと一緒に園庭でのびのび走り回ったりするのもよい。)
⑥おわりのあいさつ

あまり長くなりすぎないようにするのがポイント。4・5月なので、子ども達も場に慣れていなかったり、新しい環境に不安感もあると思うので。テンポよく進めていきましょう。

こどもの日の由来・意味とは

最後、おまけでこどもの日の由来や意味を紹介。簡単に伝えると、

・こどもの日は昔「端午の節句」とも呼ばれており、5月5日を指す。

・端午の節句は、厄除けの儀式として始まった。江戸時代では、鎧や兜が飾られた。

・こどもの日は、子どもの無病息災を願い、健やかに育つようにとお願いする日。

・本来は男の子のためのお祝いの日だったが、祝日になってからは、男女関係なくお祝いすることとなっている。(まだ男の子のお祝いという認識が強いが…)

こいのぼりの由来は↓のような感じ。

・中国の神話に出てくる龍門という滝を鯉が昇ると竜になると信じられてきた。
・俗に言う「登竜門」(困難や試練を乗り越える)は龍門の滝からきている。
・そのため、子ども達の成長や成功を願ってこいのぼりを使うようになった。

こいのぼりの色の意味はこちら

○こいのぼりは家族を表しており、子ども達の健康や幸福を願っています。
・黒→お父さん
・赤→お母さん
・青→子ども
・その他→子どもが増えるごとにこいのぼりの数を増やしていくようになった。
○吹き流しは魔除けの意味がある。

こどもの日、こいのぼりの由来や意味も子ども達が分かりやすいように説明できるようになるといいですね。

おわりに

ということで、今回は『こいのぼり集会(こいのぼり掲揚式)のねらいや保育者の援助・環境構成を考えてみた』をお伝えさせてもらいました。

年度初めでパタパタしていると思いますが、ねらいを意識して、こいのぼり集会を迎えられるといいですね。

それでは、またやー!

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