ハイサイ、レイジンです。
先日Twitterを見ているとこんなことが話題になっていました。
保育界では有名でよくTVにも出演している『てぃ先生』のツイートで
「余裕のある園の共通点として、子どもの行動の縛りが少ないことが挙げられる。例えば2歳児クラスでも普通にはさみがおいてあり、自由に使える環境がある。保育士のレベルも高い。余裕がない園は「危ないからダメ」で終わり。危ないのではなく、挑戦できる環境がないだけ。これは見学でも見極められる。」
(てぃ先生Twitterより)
このツイートがちょっとした論争を呼び、
「2歳児でハサミを自由に使うには、ちょっと早すぎるのではないか」という意見が出ているのです。
「刃を向ける子だって普通にいるぞ」
「安全面はきちんと考えているのか」
みたいな感じ。皆さん、怒ってますねー
でも、2歳児がハサミを使えることもあるわけで。そんなに丁寧に手先を使ってというわけではありませんが、紙くらいなら切って楽しむことはできるわけです。
ですが、2歳児の発達や個々の発達の違いから、安全面が希薄な子がいるのも事実。
そのまま置いていたら、けがの恐れが出てくるのは目に見えることでしょう。
レイジンの意見としては、「ハサミを使える環境に越したことはない」と考えています。てぃ先生がおっしゃるように、自由に使える環境だとよりよいでしょう。では、その自由に使える環境に保育教諭はどうかかわっているのでしょうか。
もちろん、保育教諭は側についておくべきだと考えます。そして子どもたちがハサミを使うところを『見守る』ということですね。そうすることで、子どもの欲求も満たすことができるし、安全面も確保できます。
てぃ先生が言いたいのは、質の高い保育をするには、それほど保育士の余裕が必要だよ。人員の余裕、心の余裕があれば、子どもの行動を制限せずに質の高い保育が確保できるよ。ということだと思うのです。
てぃ先生、よく言ってますよね。「保育士の待遇改善が重要だ」って。
そうすることで、こんな保育もできるんだよと伝えたいのではないのでしょうか。
ハサミという例えだからすぐに「安全面どうすんだ」という意見が出たのかもしれませんが。
余裕があれば、ハサミを使える状況にしたいのは、皆同じなはず。
ということで、2歳児がハサミを使うのはレイジン的には全然あり。
家庭でも余裕があるときは、使い方を教えた後、見守っていますもんね。
心の余裕は大事だよなーと改めて考えさせられました。
それでは、またやー
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