ハイサイ、レイジンです。
4月も近づき、もうすぐ入園式です。新しい子ども達との出会いは、楽しみでありながらも不安な気持ちもあるでしょう。
園の最初の大きな行事、入園式。
この記事では、子ども達が安心して園生活を期待できるように、ねらいや保育者の援助、環境構成を考えていきたいと思います。
それでは、いってみよー!
入園式のねらいとは
では、さっそく入園式のねらいについて述べていきたいと思います。キーワードは『安心』と『期待』。新しい環境に対する不安を和らげ、ワクワクの気持ちを持たせていく必要があります。
入園式のねらいを書くと以下のようになります。
○保育者に親しみを持ち、入園式に安心して参加する。 ○園の楽しい雰囲気を感じ、新しい生活に期待を持つ。
子ども達が園生活を楽しむためには、安心感が必要になってきます。保育者は安心できるようなかかわりを意識していく必要があるでしょう。また、子ども達が新しい生活に期待が持てるように、出し物などを用いながら、園の楽しい雰囲気を感じ取れるようにしていきましょう。
入園式における保育者の援助・環境構成とは
入園前の子どもたちは、新しい生活に張り切る姿がある反面、保護者からなかなか離れられずに不安な様子を見せる子もいるでしょう。
そんな中、子ども達が『安心』と『期待』を感じ取れるような保育者の援助・環境構成を見ていきます。
まずは保育者の援助から。
◎笑顔で声をかけながら、保護者と子どもを受け入れていき、親しみやすい雰囲気を作っていく。 ◎自己紹介をしたり、子どもの名前を呼びながら名札を付け、保育者に親しみが持てるようにしていく。 ◎不安で泣く子どもの気持ちを受け止め、スキンシップを取って安心感が持てるようにしていく。
続いて環境構成を見ていきましょう。
□保護者と離れるのに不安を感じている子には、保護者と一緒に座ってもらい、安心して参加できるようにしていく。 □式を行う部屋を明るい装飾や花で飾ったりしていき、温かな雰囲気を作っていく。 □知っている歌や手遊びを用意し、式に楽しく参加できるようにしていく。
緊張や不安を感じている子ども、保護者に対し、優しく声をかけたり、温かく楽しい雰囲気づくりを行っていくことで、子どもや保護者の不安も和らいでいくでしょう。
入園式の流れ
では、入園式の流れと注意点を見ていきましょう。
一般的な入園式の流れは↓のような感じ。
①園児入場(園や年齢によっては保護者と一緒に) ②開式のあいさつ(司会) ③園歌 ④園長挨拶 ⑤祝電披露 ⑥職員紹介 ⑦お楽しみ(歌や手遊びうた、在園児による出し物でもよい) ⑧閉式のあいさつ
気を付けるポイントは、長くなりすぎないこと。年齢が低くなるほど、集中の時間は短くなっていきます。コンパクトに30分以内でおさめるようにしましょう。
私の失敗談は、『お楽しみ』を最初に持ってきたこと。不安を和らげるつもりが、適度な緊張感もなくなってしまい、子ども達が式に集中できなかったことがあります。
お楽しみは、最後に持ってきた方が良いでしょう。
入園式おススメの歌・手遊びうた
では、そんなお楽しみにおすすめの歌や手遊びうたなどの出し物を紹介していきたいと思います。
①せんせいとおともだち
『せんせいとおともだち』は、新しい子どもたちとの出会いにピッタリな曲です。せんせいとおともだちというフレーズが親近感を与えてくれますね。
②むすんでひらいて
『むすんでひらいて』は、老若男女問わず一度は聴いたことがある曲ではないでしょうか。子ども達も夢中になって手をぐーぱーしたりするでしょう。
③しあわせならてをたたこう
『しあわせならてをたたこう』は、手足だけでなく顔など体全体を使って遊ぶことができる曲なので、子ども達も楽しく行えるでしょう。先生たちも子ども達に分かりやすいように大きな動作で手遊びしていきましょう。
④ペープサート
手遊びうたのほかにも、ペープサートも人気。大きめのペープサートは子ども達を惹きつけ、興味をもって楽しんでくれるでしょう。
⑤短い劇
人形劇や先生たちの劇も出し物として行われやすいです。劇の場合は、長くなりすぎないように時間を調整して行えるようにしましょう。
おわりに
ということで、今回は『保育園や幼稚園・こども園における入園式のねらいや保育者の援助・環境構成を考えてみた』を記事にさせてもらいました。
入園式の子ども達は不安と期待が入り混じっています。先生も同じ気持ちだと思いますが、子ども達が安心できるようなかかわりを心がけていきましょう。
それでは、またやー
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