ハイサイ、レイジンです。
早いもので、年も変わろうとしています。もうすぐお正月。
年末に子ども達とお正月遊びの準備をする方も多いのではないでしょうか。
今回は、5歳児おススメのお正月遊びをご紹介。
それではいってみよー
5歳児(年長児)おススメの正月遊び
さっそく、5歳児おススメの正月遊びを紹介していきます。
たこあげ
1つ目は、凧揚げ。どうしたら広い空で凧を飛ばせるのか、子ども達は試行錯誤しながら走ったり、手元を調整したりして工夫します。戸外で思い切り走りながら凧揚げを楽しみましょう。
安全面も含む注意ポイントは、
・広い場所で行う ・子どもたち同士の距離をとる。(走っていると周りが見えないことがあります。) ・自分の凧ひもが絡まったり、他の凧と絡まったりすることがある。(直すの大変) ・凧が風で飛ばされて行方不明になる
などといったところでしょうか。
凧揚げはビニールや竹ひごを使って手作りすることもできるので、製作から楽しむこともできますよ。
工作用の凧も売っているので、業者さんに頼めば持ってきてくれるかもです。
こま回し
こま回しも正月遊びの定番。子どもがこまを一生懸命巻く姿は、昔も今も変わりません。手先を上手く使って丁寧にこまにひもをまく姿、どうしたら上手く回るのだろうといろいろな投げ方を試してみたり、友達のやり方を見て研究する方は学びそのもの。
保育者は、その子の状況を見て、紐の巻き方を教えたり、投げ方や技を実際にやってみせたり、表示してみせたりしながら援助していきましょう。
注意するポイントは、
・床が傷つくので、床に向かって投げないようにすること。 ・友達に向かって投げない。 ・こま回しをする台を用意すること。
といったところ。
自分専用のこまを注文したりする園もありますね。こまに色を塗ったりするのも楽しみの一つ。
レイジンの勤めていた園は、お楽しみ会のプレゼントとして子ども達にこまをあげたりしていました。牛乳パックを使って、こま入れの箱を製作しても面白いと思います。
けんだま
続いては、けん玉遊び。けん玉も大皿、小皿、けんさしなど技の難易度がどんどんアップしていき、集中してできるようになるまで何度も取り組んだり、友達や保育者に見せて満足感を味わったり、様々な学びが得られます。
できるようになった姿を人前で発表すると自信にもつながるかもしれません。
注意点は、
・けん玉を振り回さない ・紐が絡まることがある。 ・片付けは元の場所に。
といった基本的なところ。遊ぶからには、安全に楽しく遊びたいものです。技表などをみえるところに貼っておき、子ども達が進んで取り組めるようにしていきましょう。
お手玉
続いては、お手玉。
1つだけ投げてキャッチする ↓ 投げる高さを高くする ↓ 右手で投げて左手でキャッチ。 ↓ 2つお手玉をもって、1つ投げている間にもう一つのお手玉を持ち替える。 ↓ 繰り返して行えるようにする。 ↓ 右手に1つ、左手に2つ持って始める。 ①右手のお手玉を投げる ②左手のお手玉を1つ右手に持ち替えて投げる ③3つ目のお手玉を右手に持ち替えて投げ、空いた左手で最初のお手玉をキャッチ。 これを繰り返す
といったように、難易度が上がっていきます。3つ持ってやるのは大人でも難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
友達と優しく投げ合ってキャッチして遊ぶなど、アレンジも全然ありだと思います。
注意点は、
・優しく扱う ・破れると中身が出てきてしまう。 ・上に投げていると、ロッカーの上などに引っかかり、取れなくなってしまう。
などなど。
力加減と集中力を身に着けるのにも非常に良い遊びです。
羽根つき
羽根つきも戸外などで行える、正月遊びです。何かを打ったりする遊びって、保育園などではあまり行われないんですよね。その分難しく、子ども達にとっても良い経験になると思います。
自分一人で上に打ち上げて遊ぶのもよし。友達と打ち合うのもよしです。
注意点は
・広い場所で行う ・近くに人がいないか確認する。
羽根つきは、牛乳パックでも製作可能です。廃材で羽子板を作った方が、安全に遊べそうですね。
すごろく
すごろくは、遊びの中で数や文字に触れあえる遊びです。「○○になったので4マス進む」など様々なイベントが子どもたちの興味を引きます。また、数人の友達と一緒に行い、ルールを守ることで遊びの楽しさをより感じることができるようになります。
・すごろくの用紙は破れやすいので補強が必要 ・さいころや駒がなくなりやすい
といった注意点があります。
中には自分ですごろくを作り始める子もいます。クラスでできるような大きなすごろくを作るのもよいでしょう。
絵本のキャラクターや内容を加味したすごろくや、妖怪すごろくなどテーマに沿ったすごろくなどたくさんありますので、子ども達に合ったすごろくを見つけていきましょう。
かるた
かるたは、文字とのふれあいが楽しめる定番の遊び。文字を声に出して読んだり、見て内容を理解したりするなどして楽しめます。また、「次は何が来るかな」と集中力が身についたり、ルールを守る必要性も感じることができます。終わった後、枚数を数えたりして、数とも触れ合うことができます。
・読み札と置き札を分けて、きれいにまとめて片付けると、次もすぐに遊びやすくなる ・かるたを狭い場所で取り合うことがないように、広めのスペースで行う。 ・文字の理解など子ども達の様子を見て、必要あれば援助を行う。 ・子どもたちの発達に合ったかるた選びをする。
といったところが注意点。
かるたは、製作としても面白く、子ども達もイメージ豊かに文章を考えたり、絵を描いたりすることを楽しめます。
その他おススメの遊び
トランプ
トランプは言わずと知れた代表的なカードゲーム。数とのふれあいはもちろんのこと、勝ったり負けたりがあるので、セルフコントロール力も身につきます。
・ババ抜き ・神経衰弱 ・スピード(沖縄では『バッチャンコ』ともいう) ・いっきゅうさん ・7並べ
など遊び方も多様にありますよー。
今は100均にもプラスチックトランプ売ってますからね。お手軽に遊び始めることができます。
UNO
UNOも定番のカードゲームで、幼児でもルールを理解して楽しむことができます。最初は保育者がそばにつき、ルールを教えながら行っていきますが、慣れてくると自分たちでも楽しめるようになるでしょう。
UNOは、数や色の理解、類似性の把握、思考力など養うことができますよ。ぜひ子どもの様子に合わせて援助しながら、皆で楽しめるようになるといいですね。
ナンジャモンジャ
『ナンジャモンジャ』は、最近出たカードゲームで、カードに出てくるキャラクターに名前を付けて、同じキャラクターが出たらつけた名前をいち早く呼ぶ。早く呼べた人が、カードをもらうことができるゲームです。
子どもたちの名前を付ける創造性や、名前を覚える記憶力が鍛えられたりします。笑いながら子どもも大人も楽しめること間違いなしです。
マンカラ カラハ
マンカラカラハは、アフリカや中近東、東南アジアで古くから親しまれてきた遊びで、遊び方は100種類以上にも及ぶのだとか。
レイジンは基本的な遊び方しか知らないのですが、ルールを理解すると、数学的な思考や戦略的な思考が鍛えられるのがわかります。
マンカラのルールは日本レクリエーション協会のサイトに詳しく乗っているのでご参考に。
5歳児の娘もはまっており、しょっちゅう対戦をせがまれます。大人が本気でやって負けることもあります(レイジンが弱いわけではないはず)。子どもも大人も夢中になって楽しめること間違いなし。
おわりに
ということで、今回は『5歳児もが楽しめる正月遊び』を紹介していきました。
子ども達は、楽しく夢中になる遊びがあるだけで、登園への楽しみも出てきます。正月遊びは、技を極めたり、友達とのふれあいを楽しめる遊びの多いので、ぜひぜひ取り入れていきましょう。
それでは、またやー!
コメント