ハイサイ、レイジンです。
今回は登園渋りについての対応についてお話させていただきます。
以前、かるーく記事にしたのですが、今回はより詳しく書いていこ―かなと。
子どもの登園渋りがあると、親としては辛い気持ちになったり、「忙しい朝にやめて」とイライラしてしまうことも。
登園渋りは、発達や個々によっても理由が違ってきます。
年齢別に主な理由と対処法をまとめていきたいと思いますので、登園渋りに悩んでいる親御さんの参考になれば幸いです。
それでは、いってみよー!
年齢別・登園渋りの理由と対処法
さっそく、年齢別に登園渋りの理由と対処法を見ていきます。
0歳児・1歳児・2歳児の登園渋りの理由と親の対応
理由①分離不安
0・1・2歳児の子が登園渋りする一番の大きい理由が『分離不安』でしょう。「マーマーがいい!」「行きたくなーい」と園に近づく、クラスの部屋に近づく、先生に受け渡しするときにそのタイミングは来ます。
ただ、これは子どもの発達においては普通のこと。子どもとママやパパとの間に強い愛着形成があると、安心感が失われることを予測し、泣いてしまうのです。
対応
対応は以下のことが考えられます。
①少しずつ慣れる
子どもがママやパパと離れる時間を少しずつ伸ばしていく。保育園でいう、『慣らし保育』のような感じですね。徐々に長くしていくことで、子どもも少しずつ慣れていきます。
②安心感を与える
「迎えに来るからね」「○時に迎えるよ」などと、必ず迎えにくることを子どもに伝えることで安心感を与えましょう。ただし、時間を指定するときは約束は守るようにしましょう。
お気に入りのタオルなどを持たせると安心感UPの効果も。
③バイバイのルーティーン
子どもと離れるときは必ずバイバイする、ハグをするなどといったルーティーンがあることで、安心する子もいます。そのルーティーンがあることで、子どもも離れることを理解しやすくなります。
④保育者との信頼関係の構築
子どもが保育者の間で信頼関係を築くことで、ママやパパと離れても安心感が得られます。
これらの対応の効果は個人差があり、どの対応が子どもに合うかはやってみないとわかりません。自分のお子さんに合った対応を探ってみましょう。
理由②体調が悪い
0~2歳児のお子さんは自分の体調の変化を上手く言葉で伝えることは難しく、そういった体調不良の時こそ、安心できるママやパパのそばにいたいと感じるものです。泣いたり、登園渋りをしたりといった形で自信の不調を訴えることがあります。
対応
体調が悪い場合が原因の登園渋りに対しては、以下の対応をしていきましょう。
①健康状態の把握
子どもの体調を確認しておきましょう。発熱、鼻水、咳、食欲不振にぐずりなど普段と違う場合は、自宅で休ませることも検討しましょう。
どうしても仕事が休めない場合は、近くに住む祖父母に頼んだり、緊急の連絡先に連絡してもらう、リモートが可能な場合は活用するなどの対応をとることをお勧めします。
②適切な休養
子どもが回復するまで、十分な休養を取るようにしましょう。睡眠や食事をとることで、体力を回復させます。
③保育園との連携
子どもの体調が悪いわけではないが、前兆などを感じることもあると思います。そんなときは、保育園にお伝えし、体調の変化に気づけるようにしていきましょう。情報を共有することで、保育者も子どもの体調を意識して「プールに入るのはやめておこうか」など対応することが考えられるでしょう。
理由③環境の変化
これは新年度に多いパターンですが、環境の変化が登園渋りにつながる場合があります。
・クラスが変わった
・部屋が変わった
・先生が変わった
・新しい友達
・家庭で過ごしていたが、初めて集団生活することになった。
環境の変化は、大人でも不安を感じるときがありますよね。子どもも同じで、初めての場所や新しい先生、友達は不安で恐怖を感じていてもおかしくありません。特に0~2歳児は、うまく言葉で思いを表せないため、泣いて訴えたり、登園渋りという行動で自分を表すこともあるでしょう。
対応
では、環境の変化における登園渋りにはどのように対応していけばよいのでしょうか。
①徐々に慣れるようにする(新入園児の場合)
0歳児の場合は慣らし保育があると思われるので、最初は短時間から始め、徐々に時間を伸ばしていきましょう。1~2歳児で入園する場合でも、対応できるのなら最初は短時間から始めるのがベストです。
②安心感を与える
朝の登園までを決まったルーティーンで過ごすようにしたり、お気に入りのぬいぐるみやタオルを持つことで安心感を与えることができる場合があります。
③ポジティブな強化
登園できたときに褒めたり園での楽しみなどを伝えたりしていくことで、園に対してポジティブなイメージを与えていきます。
④スキンシップの時間をとる
朝の時間や帰宅した後にスキンシップの時間を取っていきましょう。家庭で多くのスキンシップをとることは子どもに安心感を与えます。
3歳児・4歳児
3~4歳児になると、自分の意思を言葉で伝えたり行きたくない理由も話したりすることができます。
3歳児・4歳児に見られる登園渋りの理由とその対応を見ていきましょう。
理由①友達関係
3~4歳児になると、友達関係の不安を訴えて登園渋りをする子も出てきます。
「お友達がいないの」
「○○が意地悪するから嫌だ」
「○○が遊びたくないって言ってるの」
「あの子と遊びたくないから行きたくない」
「誰も一緒に遊んでくれないの」
「仲間外れにされるから嫌だ」
このような不安やトラブルは、3~4歳児においてはよく見られます。
対応
友達関係を理由とした登園渋りへの対応を見ていきましょう。
①子どもの話を聞く
不安を訴えている子どもの話を蔑ろにしては、子どものは親への信頼をなくしたり、より激しく登園渋りを行ったりします。
まずは、子どもの話をじっくり聞くようにしましょう。冷静に話を聞くことで、問題点や子どもの気持ちが見えてきます。
②共感を示す
子どもに共感を示すことで、子どもは安心して親に話しをすることができます。「いや、それは違うよ」「そんなことないよ」と子どもの話をすぐに否定するのではなく、「○○だったんだね」など子どもの気持ちに共感を示し安心して話すことができる環境を作ることが大切です。
③対策を考える
話を聞き、理由などが分かったら子どもと一緒に対策を考えましょう。「明日友達に声をかけてみようか」「一緒に遊ぼうと自分から言ってみよう」「先生にお話ししてみようか」といった対策を考え、実行していきましょう。
④保育園と連携をとる
友達関係で大切になってくるのは先生の存在です。子どもが悩んでいることなどを伝えていき、先生にサポートをお願いしましょう。一緒に解決策を考えていくことが共に子育てをしていくパートナーとして必要となってきます。園での子どもの状況を観察することで、新たに対策できるかもしれません。
保護者や先生が子どもの気持ちに寄り添い、適切に対応することで、子どもも安心して登園するようになるでしょう。
理由②分離不安
3~4歳でもパパやママと離れることに不安を持つことは珍しくありません。特に強い愛着があると、離れることに不安を感じるのは自然なことでしょう。また、3~4歳児でも自分を調整する力はまだまだ発展途上。何かしらの不安があると、分離不安という形で登園渋りをしても不思議ではありません。
・離れるときに泣き出す
・しがみついて離れない
・「おなかが痛い」などと訴える
といった表現方法で登園渋りを行うこともあるでしょう。
対応
3~4歳児の分離不安における対応は、
①少しずつ慣れる
②安心感を与える
③バイバイのルーティーン
④保育者との信頼関係の構築
と0~2歳児の分離不安と同様な対応で大丈夫です。ただ、それに加えて、3~4歳は『前もって話しておく』ことをお勧めします。3~4歳児になると、予測できることが安心感につながってきます。事前に話しておくことで、子どもは何が起こるか理解し、不安を軽減したり、自分の行動をコントロールしやすくなるのです。
前もって話すおススメの方法は
・子どもが理解できるような簡単な言葉で説明する。
・絵やカード、イラストを使って視覚的に説明する。
・子どもの不安に思っていることや疑問に思っていることにも答える
・事前に話し合った内容を守る。(約束の時間など)
・子どもが対応できた時は褒める
理由③新しい環境への不安
3~4歳児においても、新しい環境に大きい不安を持っている子はいます。大人としても新しい環境には不安を持つもの。
・知らない場所
・新しい友達
・新しい先生
・新しい生活の流れ
とこれまでとは違うことが目白押し。4~5月において新しい環境に不安を持ち、登園渋りが起こることは十分にあり得ることでしょう。
対応
3~4歳児における、新しい環境への不安への対応を見ていきましょう。
①新入園の場合は、園見学や施設で遊ぶ見学を
これから入園するという場合は、園見学や施設で遊ぶ経験を通して子どもの不安を和らげていくこともできます。
新しい環境について実際に体験することで、子どももイメージがつきやすくなるでしょう。
②短時間で徐々に慣らしていく
『慣らし保育』とまではいきませんが、3~4歳児においても少しずつ慣れるために短時間から徐々に増やしていくという手法は有効です。段階的にならすことで子どもも少しずつ不安を取り除くことができるでしょう。
③ポジティブな振り返り
家や園からの帰り道、子どもと会話する場面でポジティブな振り返りを行うことは、登園渋りにおいて有効な手段になります。
「楽しかったこと」「新しく行ったこと」「成功したこと」「楽しい活動」を振り返ることで、子どもが自信を持ったり、園に対するポジティブな記憶を形成したりするのです。
④先生との信頼関係を築く
園の先生と連携をとることで、サポートを得ることができます。新しい環境に対しても、先生が味方になってくれる安心できる存在だということが分かれば、子どもも登園を楽しみにできるかもしれません。
理由④自己主張が強くなる時期
3~4歳児は、自己主張も強くなる時期で、自分の感情や思いを表現する力が強くなっていきます。自己主張の一環として登園渋りになる可能性もあるのです。
対応
では、自己主張の強さからくる登園渋りの対応を述べていきます。
大切なのは、『選択肢を与え、自分で決める』こと。登園することは決まっていることでも、他のことは子どもに決めてもらうことができます。どの服を着るか、ご飯とパンどちらにするかなど子どもに選択肢を与え、自分で決めてもらうことで、自己主張の欲求を満たしていくのです。
・服装の選択→「どの服にする?」
・朝食の選択→「ご飯とパンどっちにする?」
・音楽の選択→「今日はどの音楽聴きたい?」
・持ち物の選択→「着替えは何を入れようか、着替えを入れる袋はどれにする?」
・準備の順番→「歯磨きからする?着替えから?」
これらの選択肢を与え、自分で決めてもらうことで、子どもは自分の意思が尊重されていると感じ、自己主張の欲求も満たされていくでしょう。
理由⑤時間がない・ルーティーンが変わる
親が時間がなく焦っていたり、ルーティーンが不安定だと、子どももストレスや不安を感じたりします。特に親が休みの場合だとルーティーンが崩れがち。そうなると子どもも「ははーん、今日は休みだな」と勘づくわけでございます。
対応
対応方法としては、『朝に少し余裕を作ること』と、『ルーティーンを崩さないこと』が挙げられます。
①朝に少し余裕を作る
時間に余裕がないと、子どもの訴えに対し「なんでそんなこと言うの」「朝っぱらから泣いて」などネガティブな印象を持ってしまいます。それも当然。時間がなく自分に余裕がないのですから。
対策は大人も「早寝・早起き・朝ごはん」です。子どもと一緒に21時就寝を心がけましょう。そうすることで5時には起床でき、子どもが起きるまでの間自分の時間として使うことができますよ。
また、自分だけで家事などすべてをこなそうとするのではなく、パートナーとの家事分担、時短家電を使うなどして余裕を作っていきましょう。
②ルーティーンを崩さない
普段と違うルーティーンだと、子どもは不安になったりストレスを感じたりします。ルーティーンを確立し、崩さないように心がけましょう。それは親が休みの時でも一緒。自分が休みだと結構気を抜きがちですが、子どもを保育園に連れていくのなら、連れて行った後に、ゆっくりと休息をとりましょう。
5歳児
5歳児になると、友達関係や感情も複雑になってきて、登園渋りの理由も多様化してきます。また、就学が近くなると、不安を表す子も出てきます。
友達関係
5歳児になると、3~4歳児のころに比べ友達関係もより複雑化。相手の感情を読み、それに応じた行動をとろうとするようになるため、誤解や衝突が増えるようになるのです。
また、
・相手との競争
・他人との比較
・言語能力が上がることで、会話や議論から衝突する
といった理由でのけんかや対立も見られます。
対応
友達関係は親としてもなかなか介入しづらいところ。5歳児においては、以下のような対応を行っていくことをお勧めします。
①子どもの話を聞こう
友達関係や感情が複雑になってきている5歳児ですが、親に話を聞いてほしいのは変わりません。子どもの話を聞いて、問題解決の方法やどうすれないいのか共に考えましょう。何より、共感してもらうことで子どもの気持ちも落ち着いてきます。
②感情の表現の仕方を伝える
怒りに任せて感情表現をしている場合は、どのように相手に感情を伝えればよいのか教えることで、友達との衝突を避けられることもあります。
③自分との比較を大切にする。
他の人と比べる必要はないことを伝えていきましょう。大切なのは自分自身が成長し次に進むこと。そのためにも、子どもの努力を認めていき、自分の良さを認めたり、相手の良さに気づけるようなかかわりを意識し迷う。
大切なのは、親が一人で抱え込まないこと。園の先生と連携を取り、子どもが安心して友達関係を築けるようにしましょう。
園に行きたくない理由がある(先生や活動のプレッシャー)
時には先生との相性が悪かったり、行事前で活動にプレッシャーを感じているパターンもあります。園に対して意見をするのは気が引けるものですが、子どものためにも適切なサポートをしていく必要があります。
対応
先生や園の活動と相性が悪い場合は、子どもだけで解決するのは非常に難しいもの。以下の対応策を講じてみましょう。
①子どもの話を聞く
まずは、子どもの話を聞いて子どもの気持ちや状況を把握することが大切になってきます。「それは嫌だったね」と共感することで、子どもに安心感をもたらします。
②先生とコミュニケーションをとる
面談を設定したり、子どもの状況や問題点について話し合ったり、先生の状況についても確認していきます。「○○の場面で子どもが緊張を感じているので、どのようにサポートしていけなよいでしょうか。」など、非難だけではなく協力的に解決できるようなアプローチを心がけましょう。
③他の先生のサポート
当事者の先生以外にサポートできる先生がいるのなら、依頼することで子どもに安心感を与えることができます。
④活動におけるポジティブな面を伝える
苦手な活動がある場合は、共感しながらも活動の楽しい面を伝えるようにしましょう。過去の成功体験などを伝えることで、自信を持たせることも大切です。「行事が終わったらおいしいご飯を食べに行こう」など前向きな気持ちになるような工夫も必要になってきます。
⑤先生に活動中のサポートをお願いする
子どもの活動に対する不安を先生に伝えることで、先生が子どものサポートをし、安心感を与えることができます。段階的にならしていったり、特定の役割や一部を免除するなどの方法で、不安を減少留守ことも可能になってきます。
先生との相性や活動にプレッシャーを感じている場合は、不適切保育につながっていることもあります。冷静に場面や状況を把握できるように心がけましょう。
生活面でのストレス
休み明けやルーティーンの変化のほかにも、引っ越しや家族の病気など生活の大きな編以下で登園渋りをする場合もあります。子どもが園生活を送れるようにも親としてのサポートは必要になってきます。
対応
対応としては、家族全体で子どものストレス管理を行い、リラックスできる環境を提供していく必要があります。
・家族で過ごす時間を増やす
・休息と睡眠を大切にする
・一緒に散歩する、公園に行く
・運動する時間を設ける
・自然に触れる時間を持つ
・ペットとのふれあい
・ポジティブ日記を書く
これらの取り組みは、科学的に見てもストレス軽減に効果があると示されています。子どもに合った環境を提供していきましょう。
小学校就学への不安
5歳児後半は就学を意識していく時期にもなります。小学校就学へのプレッシャーが強いと不安を示しだす子もいるでしょう。新しい環境や未知の経験に対する不安や期待は登園渋りにもつながることもあります。
対応
就学へのプレッシャーに対する対応方法を見ていきましょう。
①ポジティブな印象を持つ
「こんなんじゃ1年生になれないよ」
親がついつい口走ってしまう言葉ベスト10に入りそうなくらい聞いたことがあるセリフです。ですが、小学校にポジティブな印象を持ってもらいたいのならこのセリフはNG。できる限り、学校生活の楽しさや友達ができることなど前向きな話をしていき、小学校へのポジティブな印象を与えましょう。
②事前に見学する
1年生お招き会や学校見学など、新入学児童を対象にした行事は各学校で行われていることと思います。可能な限り、事前に学校を見学し、子どもの不安を軽減していきましょう。どうして事前の見学が難しい場合は、絵本や映像など視覚的に学校生活をイメージできるようにしましょう。
③子どもの思いに共感する
就学へのプレッシャーや不安を感じたりするのはごく自然なことです。「そんなこと言ってないで」と子どもの思いを蔑ろにせず、「新しいところは怖いよね。パパも同じだったよ」など子どもの気持ちに寄り添い、安心感を与えましょう。
登園渋りへの対応(保育者編)
子どもの登園渋りを軽減していくためには保育者にも対応が求められます。
何よりも共感することが大事
保護者同様に、保育者も子どもの思いに共感することが必要です。子どもの思いに共感することで、
・子どもと保育者の信頼関係の構築
・子どもに安心感を与える
・子どもの登園渋りの理由が分かる
・子どもの不安やストレスが軽減される
といった効果が得られます。特に安心感を覚えることは園生活を送る上で必須。共感して登園への抵抗を減らしていき、子どもが安心して園生活を過ごしていけるようにサポートしましょう。
子どもが行きたいと思うような園づくり・クラスづくりを目指そう
子どもが「行きたい、遊びたい」と思えるような園づくりやクラスづくりは、登園渋りを解消に大きな効果があります。
・先生との信頼関係ができている
・楽しい活動や友達との交流がある
・子どもが安心できる環境
・子どもが自分で決めることができる(意見を聞く・選択肢がある)
・楽しみな行事がある
・子どもが興味を引く活動や環境がある
これらは、子どもの登園意欲を高める重要な要素になってくるのです。
子どもが興味を持てるような環境の設定
ある園では、大人が提供するおもちゃしか与えません。
先生「今日はこれで遊んでね。」
ブロックを床にざざっと広げる。
子どもはブロックしか周りにないので、仕方なくブロックで遊ぶ。
退屈な子は走り回ってしまい、先生に怒られる。
このようなパターンだと、子どもも退屈で、興味を持って遊ぶ子も一握りということになってしまいます。
続いて、子どもが興味を持って遊ぶ園の環境を見ていきましょう。
子どもA「今日は絵を描きたいから、紙とクレヨンを用意しよう」
子どもB「僕は、ブロックでおもちゃを作りたいんだ」
子どもC「昨日のお家ごっこの続きしなくちゃ」
やりたいときにやりたい遊びができる。
自分たちで取り出せるような遊具や玩具の配置。
子どもの興味関心に合わせて、遊びの提供を行っている。
先生主導ではなく子ども主体で遊びが進むことで、子ども達の生活や遊びも生き生きとしてきます。子どもも意欲を持って登園するようになるのです。
おわりに
ということで、今回は『登園渋りの理由と対処法』を年齢別に紹介させてもらいました。子どもの登園渋りは、親にとっては大きな悩みにもなりかねません。特に朝に余裕がない時は、イライラもしてしまいまうでしょう。
しかし、子どもが安心できる親と離れるのを悲しんだり、一緒にいたいという思いを持つのはいたって普通のこと。
子ども一人ひとりの個性や状況に応じた対応方法で、子どもに安心感を与えていってほしいなと思います。
それでは、またやー!
参考文献
○脳科学者が教える 子どもの自己肯定感は3・7・10歳で決まる
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