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当てはまったら危険!?~ヘリコプターペアレントの特徴をまとめてみた~

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

今回は『ヘリコプターペアレント』についてまとめてみたいと思います。

ヘリコプターペアレントとは、親が過保護で、子どもに対して過度に関与する育児スタイルのこと。子どもの周りをぐるぐるしている姿から生まれたそうな。

育児スタイルについては、前回まとめてあるのでそちらを参考に

ヘリコプターペアレントのような過保護な育児スタイルは、子どもの成長に良くないんですよねー。

子どものことを思うあまり、ついつい過保護になってしまう気持ちもわからなくないんですが。

ということで、どのようなデメリットがあるのかみてみましょう。

それでは、いってみよー

ヘリコプターペアレントの特徴

では、さっそくヘリコプターペアレントの特徴から。

①過保護

「外で遊ぶと怪我をするかもしれないわ。だから、いつも私が見えるところで遊んでちょうだい。私が近くで見守っているわ。」

 ヘリコプターペアレントの特徴として、子どもが危険にさらされないように、過度に保護しようとします。この過保護さは大きな特徴の1つと言っていいでしょう。子どもが自分で冒険や挑戦をしたり、リスクを取る機会を奪うことがあるのです。やめてー

②過度な関与

「どんな友達と遊んでいるか知りたいから、明日、友達を招待して遊んでみて?その友達の親とも会ってみたいし。安全な友達とあそばないといけないの。」

 子どもの生活のさまざまな側面に常に介入し、学業、趣味、友達関係などについて積極的にコントロールしようとするのもヘリコプターペアレントの特徴です。

③成績への圧力

「あなたは頭がいいから、最高の成績をとるのよ。100点を取らないと、失敗したことにと一緒だから。」

ヘリコプターペアレントは、子どもに非常に高い成績を求め、達成できない場合には失敗と見なすことがあります。

⑤問題解決への介入

「○○で困っているんだね。じゃあ、こうしなさい。このやり方が正解だから。」

ヘリコプターペアレントは、子どもが問題に直面したとき、子どもの代わりに問題を解決しようとし、子どもに問題解決のスキルを磨く機会を奪うことがあります。こうして子どもの成長の機会を奪っていくんですねー

どの特徴も、子どもの自由を奪い、コントロールしようとする姿が見えてきますねー。常に監視された子どもはたまったもんじゃないっすねー。

ヘリコプターペアレントの子どもはどうなる?

 では、子ども達はヘリコプターペアレントからどのような影響を受けるのでしょうか。

①自分で決められない

 子どもが自分の意志で決める場面も、常に親が決めていくことで、子どもは自分自身で問題を解決したり、判断したりする能力が制約されます。自己決定能力が発達しないため、大人になっても他者に依存してしまう恐れがあります。

②新しいことに挑戦しない

 子どもの失敗やけがを恐れ、どんな経験も避けて育てていると、子どもはリスクを取ることに対する恐れや不安が強まる可能性があります。これは、新しい挑戦や機会を逃す結果につながることがあるのです。

③低い自己評価

 ヘリコプターペアレントが、子どもへの期待が非常に高い場合、子どもが自己評価を成績や親の期待に連動させる傾向があります。失敗を受け入れられない可能性が高く、自己評価が低下することがあります。

親が干渉しすぎると、子どもが自己を批判する傾向が強くなるということも分かっており、過干渉の問題が浮き彫りになってますねー。

④人間関係の制約

 付き合いを制限したり、監視したりするなど、ヘリコプターペアレントが友達関係に過度に介入する場合、子どもは人間関係のスキルを発展させる機会を奪われます。そして、友達との関係が制約される可能性があるのです。「あの子とは遊んではいけません。」とか、ドラマでよくありましたねー。そのたびに嫌な親だなーと感じたものです。

⑤自己主張の難しさ

 自分の主張が親によって認められない環境にいると、どんどん自分の意見を表現することをためらうようになるでしょう。そんな環境の中で、「自分の意見を~」など言われても、ためらう気持ちもわかります。

 

適切なかかわりとは

 子どもへの過度な介入は、子供の成長を妨げてしまうということが分かったと思います。では、子どもにとって適切なかかわりとはどのようなものなのでしょう。

これは、前回の『子どもへの厳しいしつけの影響とは~最悪な子育てスタイル・適切な子育てスタイルを紹介~ 』でも述べましたが、現在一番予知されている子育てスタイルは、

支援型と呼ばれており、

・子どもにルールを守るように促す

・子どもに高い要求もする

・子どもに理由を伝える

・子どもの意向を尊重する

・子どもの自立を促す

といったかかわりのこと。

これらを意識することで、

・子どもが前向きに育ちやすい

・感情のコントロールができる

・社会性に優れている

・自信を持っている

といった傾向があることがわかっています。

 親が何事も決めたり、監視したりしていては、子どもの自立心は育ちません。子どもの意向も尊重する勇気を持つことで、子どもの成長がより促されていくでしょう。

おわりに

ということで、今回は『ヘリコプターペアレントの特徴』についてまとめてみました。

まとめ!!

・ヘリコプターペアレントの特徴は、過保護や過干渉など子どものことにおいて、過度に介入することをいう。

・ヘリコプターペアレントの特徴を食らった子どもは、自己決定をせず、失敗を恐れ、自己評価も低い傾向がある。

・子育てにおいて適切なかかわりと言われる『支援型』を目指して、子どもの自立を促そう。

といった形ですかね。

 ヘリコプターペアレントは日本でも年々増えてきているといわれています。少子化になり、一人っ子など増えていくと、その傾向はより顕著になるかもしれません。ヘリコプターペアレントは、子どもを守っているようで、子どもの成長を阻害してしまうかかわりであるということを多くの人に知ってほしいなと感じます。

それでは、またやー

参考文献

子育ての統計データ2題:自分を責めがちな人にありがちな育てられ方、緑が多い土地で育つ子供はメンタルを病みにくい? | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

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