ハイサイ、レイジンです。
「何度言ったらわかるの?」「早く片付けてちょうだい!」
ついイライラしてしまうこと、ありませんか?
レイジンも、娘に対して同じように怒ってしまうことがよくありました。
「なんでこんなに片付けられないんだろう…」とモヤモヤする毎日。
でも実はこれ、子どもが悪いわけじゃなくて、声かけや環境を少し変えるだけで大きく変わることがあるんです。
実際に、レイジンの娘も
「片付けなさい!」では動かなかったのに、関わり方を変えてみると、少しずつ自分で動けるようになっていきました。
この記事では、
子どもがわかりやすい環境づくりや、やる気が出る声かけを紹介していきます。
イライラを減らして、子どもが自分で動けるようにしていきましょう。
それでは、いってみよー!
なんで片付けないの?4歳・5歳・6歳の特徴と原因
服も脱ぎ捨てっぱなし。
おもちゃも出しっぱなしで、床に散らばったまんま。
「もう…なんで片付けないの?」
そんなふうに感じる場面、きっと多いですよね。
大人からすれば、片付けておいた方が後から楽なのに…と思うことも多いと思います。
では、どうして4歳・5歳・6歳の子どもたちは片付けが苦手なのでしょうか?
考えられる理由は、こんなところです。
・片付け方がわからない
・やる気が出ない(遊びの方が楽しい)
・途中で気がそれてしまう
・最後までやりきる力がまだ育ちきっていない
・「どこに何を戻すか」があいまい
さらにこの時期は、
遊びに夢中になる力が強くなっている一方で、
気持ちを切り替える力や見通しをもって行動する力は、まだ発達の途中です。
そのため、「わざとやらない」のではなく、
やりたくてもできない状態になっていることも多いんです。
では次に、ついやってしまいがちな「イライラを増やす声かけ」について見ていきましょう。
イライラが増えるNGな声かけとは
また、声かけによって子どもたちのやる気は大きく変わってきます。
「早くして」「なんでできないの?」
ついイライラして言ってしまう気持ち、すごくよくわかります。
ただ、このような責める言葉は、子どものやる気を下げてしまうことが心理学でもわかっています。
子どもは本来、「できた」「認められた」と感じることで、自分からやろうとする力(内発的なやる気)が育っていきます。
一方で、「できていない」と否定されると、自信をなくし、「どうせできない」と感じやすくなります。
その結果、さらに動けなくなり、親のイライラも増えてしまう…という悪循環に陥ってしまいます。
つまり、片付けをしない子に対して、
相手を否定するような声かけはNGということですね。
すぐ実践できる!片付けが進む声かけのコツ
では、実際にどんな声かけをすると子どもは動きやすくなるのでしょうか?
ポイントは、「やらせる」ではなく、やりたくなる工夫です。
例えば、競争を取り入れるだけでも、子どもの動きは一気に変わります。
「先生とどっちが早く片付けられるかな?」
「このおもちゃ、10秒でおうちに帰れるかな?」
「よーいスタート!」
このように、遊びの延長にすると、片付けが“やらされること”ではなく“楽しいこと”に変わっていきます。
また、片付けの後に楽しみを用意するのも効果的です。
「終わったら絵本読もうね」
「片付けできたら、一緒に外行こう」
「全部終わったら好きな遊びしよう」
子どもは見通しが持てると動きやすくなるので、
「終わった後にいいことがある」とわかるだけで、やる気がぐっと上がります。
無理にやらせようとするよりも、
やりたくなる声かけを意識していきましょう。
片付けできる子になる環境づくりのポイント
① 片付けのやり方をリスト化する
一つ目は、片付けのやり方をリスト化してあげることです。
おもちゃはおもちゃ箱にしまう。
本は本棚にしまう。
服は畳んでタンスにしまう。
文房具は引き出しに入れる。
このように、具体的に書いてあげると子どもも片付けやすくなります。
最初は大人と一緒に行い、慣れてきたら子ども一人でもリストを見ながらできるようにしていきましょう。

② 写真を貼って“見える化”する
二つ目は、おもちゃ箱やタンスに写真を貼ることです。
例えば、車のおもちゃを入れる箱には車の写真、
積み木には積み木の写真を貼ると、視覚的にわかりやすくなります。
迷わず片付けられるようになり、スムーズに動けるようになります。
また、片付いた状態の写真を貼っておくと、
「ここまで戻せばいいんだ」とイメージしやすくなります。

③ 片付けの時間を決めて習慣化する
三つ目は、片付けの時間を決めることです。
遊ぶ時間やおやつの時間と同じように、
1日の流れの中に片付けの時間を組み込んでいきます。
見通しが持てるようになることで、子どもも動きやすくなります。
また、片付けの後に楽しみを用意するのも効果的です。
おやつ、テレビ、お風呂遊びなど、
子どもが楽しみにできる時間を用意すると、やる気もアップします。

④ 音楽を使って楽しく片付ける
次は、音楽を活用する方法です。
片付けの音楽をかけて、
「この曲が終わるまでに片付けよう」と伝えることで、ゲーム感覚で取り組めます。
「曲が流れたら片付ける」という流れができると、習慣にもつながっていきます。
最初はやる気を見せてくれたらOK。
多少雑でも、時間内に終われば十分です。
続けていくうちに、少しずつ上手になっていきます。
これは、レイジンも保育園でよく使う方法です。
⑤ おもちゃの量を減らして片付けやすくする
おもちゃの量が多すぎると、それだけで片付けのハードルが上がってしまいます。
全部出しっぱなしになる原因にもなるので、
あらかじめ量を調整しておくことも大切です。
「今使うものだけ出す」環境にすることで、
子どもも最後まで片付けやすくなります。

⑥ 置き場所を固定して“迷わせない”
毎回置き場所が変わると、子どもは迷ってしまいます。
「これはここ」と決まった場所を作ることで、
考えなくても片付けられるようになります。
大人が一貫して同じ場所に戻すこともポイントです。
それでも片付けないときの対応
ここまで、さまざまな片付けの工夫を紹介してきましたが、
それでも片付けをしない子はやはりいます。
片付けがとても苦手な子、
面倒くさがりな子、
そもそも片付けのイメージがわかない子など、理由はそれぞれです。
そして、そんな子に対して
「片付けなさい」と言い続けても、正直イライラして疲れるだけですよね。
ここは、諦めるのも一つの手です。
「一緒に片付けよう」と切り替えて、
親も一緒にやっていくと考えてもいいと思います。
親が割り切ることで、イライラも減り、
その時間が親子の関わりの時間に変わっていきます。
実はこれ、心理学的にもとても効果がある方法です。
子どもは、大人の行動を見て学ぶ「モデリング(観察学習)」によって、
やり方を覚えていきます。
「こうやって片付けるんだよ」と見せながら一緒に行うことで、
少しずつ身についていきます。
また、「全部やりなさい」ではなく、
「この車だけお願いね」など小さく区切って伝えることで、
達成しやすくなり、「できた」という経験(自己効力感)につながります。
この「できた」の積み重ねが、
やがて自分から動ける力へとつながっていきます。
最初から完璧を求めなくて大丈夫です。
一緒にやる中で、少しずつできるようになっていけばOK。
その積み重ねが、片付けの習慣につながっていきます。
⑦ まとめ|イライラしない片付け習慣の考え方
ということで、4歳・5歳・6歳の子どもたちに向けて、自分で片付けができるようになるコツをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
「何回言っても片付けない…」
「結局こっちがやったほうが早い…」
そんなふうに感じている方も多いと思います。
レイジン自身も、娘に対して同じようにイライラしてしまうことがたくさんありました。
でも、声かけや環境を少し変えていくことで、
「ちょっとやってみようかな」「これならできるかも」と、
子どもの中で少しずつ変化が見られるようになってきました。
最初から一人で完璧にできるようになる必要はありません。
・一つだけ片付けられた
・声をかけたら動けた
・一緒にやって最後までできた
そんな小さな「できた」を積み重ねていくことが大切です。
この積み重ねが、やがて「自分でできる」という自信につながり、片付けの習慣へとつながっていきます。
大事なのは、一発でできるようになると思わないこと。少しずつ、少しずつで大丈夫です。
イライラしながら頑張るのではなく、親子で一緒に取り組んでいく時間として、気楽にやっていきましょう。
子どもたちが、自分から片付けられるようになっていくといいですね。
それでは、またやー。
参考にした本
レイジンのおススメ本
・米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト

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