ハイサイ、レイジンです。
今回は、最近話題の 「こども誰でも通園制度」 と、よく似た名前の 「一時保育」、「一時預かり」 の違いをわかりやすくまとめていきます。
「名前は似てるけど、どれを使えばいいの?」「使い分けがイマイチわからない!」なんてお悩みの方、この記事を読めばスッキリ間違いなしだと思いますよ。
それでは、いってみよー!
そもそも「こども誰でも通園制度」って何?
まずは注目されている 「こども誰でも通園制度」 について。
この制度は、親の就労状況に関わらず、すべての子どもが保育施設や幼稚園に通うことができる仕組みです。
「共働きじゃなくてもOK」「親が就労していなくても利用できる」っていうのがポイント。
特徴まとめ
- 対象年齢:0歳~小学校就学前の子ども
- 利用条件:親の就労有無は関係なし
- 費用:基本的に無償化対象(ただし、施設や自治体による追加費用は自己負担の場合もあるかもなので要チェック)
メリットは以下の通りになります。
・家庭とは異なる経験が得られる
・専門家(保育者)がいる中で、かかわりや遊びを楽しめる
・年齢が近い子とのふれあい
・専門家(保育者)から助言や子どもの良い点などを伝えられる
・社会からの孤立感や子育てにおける不安感などの解消
「家にいるだけじゃなくて、子どもに集団生活も体験させたい」「育児の負担を少し減らしたい」という家庭にピッタリですね。
一時保育ってどういうもの?
次に 「一時保育」 について。
これは、保育園に入っていない子どもを対象に、数時間から数日間だけ一時的に保育してもらう仕組みです。
親の用事やリフレッシュのためにも使える柔軟なサービス。
特徴まとめ
- 対象年齢:基本的には0歳~未就学児(施設による)
- 利用条件:登録が必要(事前に面談や書類提出)
- 費用:1時間あたり数百円~数千円(自治体によって補助あり)
主な用途は以下の感じです。
・親の用事(病院・冠婚葬祭など)
・リフレッシュ(美容院やランチタイムなど)
・保育園の空きが出るまでのつなぎ
利用の流れは↓
・事前登録
まずは対象の保育施設で利用登録を行います。多くの場合、面談や健康診断の提出が求められます。
・予約
利用希望日の前に電話やオンラインで予約を入れます。繁忙期(年末年始や長期休み)は予約が取りづらいこともあるので、早めに動いたほうがよいかも。
・利用当日
子どもの健康状態や荷物を確認して、指定された時間に送り迎えをします。
「ちょっとだけ見てほしい!」というニーズに応えてくれるのが一時保育。
「短時間でOK」なので気軽に利用しやすいのも嬉しいポイントですね。
じゃあ「一時預かり」は?
最後に 「一時預かり」 について。
名前は似ていますが、こちらは幼稚園や認定こども園が提供しているケースが多いです。
普段その施設を利用している子どもが、通常保育時間外に預かってもらう仕組み。
特徴まとめ:
- 対象年齢:基本的には園に通っている子ども
- 利用条件:基本的には在園児。在園児以外でもOKなケースもあるため、事前に確認が必要です。
- 費用:追加料金がかかることも
主な用途は以下になります。
・親が急な残業や用事でお迎えが間に合わない
・通常の保育時間外に追加で預けたい
【こども誰でも通園制度】と【一時保育】【一時預かり】の違いをざっくり比較
「それぞれの特徴は分かったけど、どう違うの?」という方のために、サクッと違いをまとめた表をどうぞ!
項目 | こども誰でも通園制度 | 一時保育 | 一時預かり |
---|---|---|---|
対象 | 全ての子ども | 保育園未入園の子ども | 主に在園児 |
利用条件 | 就労条件なし | 要登録(短期利用OK) | 基本在園児優先 |
費用 | 無償化対象 | 1時間あたり数百円~ | 園の規定による |
主な用途 | 教育・保育の機会提供 | 一時的な預かり | 延長保育・時間外対応 |
結局どれを選べばいいの?
実際にどれを選ぶべきかは、家庭の状況やニーズによって変わります。
「こども誰でも通園制度」が向いている家庭:
- 育児の負担を軽減したい
- 子どもに集団生活を経験させたい
- 保育園や幼稚園を長期間利用したい
「一時保育」が向いている家庭:
- 短時間だけ預かってほしい
- 病院や買い物など、緊急の用事がある
- 保育園に入れるまでのつなぎとして利用したい
「一時預かり」が向いている家庭:
- すでに幼稚園や認定こども園に通っている
- 延長保育を利用したい
- 急な用事やお迎え時間の調整が必要
まとめ
「こども誰でも通園制度」「一時保育」「一時預かり」、名前が似ていて混乱しがちですが、それぞれ目的や対象が異なります。
自分の家庭や子どもに合った制度を上手に使って、育児のストレスを軽減してほしいなと思います。
それではまたやー!
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