ハイサイ、レイジンです。
新しい年を迎え、園生活も少しずつ日常のリズムを取り戻していく1月。
冷たい風に頬を赤らめながら園庭を走ったり、「さむいね」「つめたいね」と冬の空気に気づいたりと、季節の変化を感じる2歳児の姿が多く見られるようになります。
年末年始の休み明けは、生活リズムや気持ちが揺れやすい時期。
甘えたい気持ちが強くなる一方で、着替えや身支度などに「じぶんで!」と意欲的に取り組もうとする姿も増えてきます。
遊びの中では、友達と同じ遊びを楽しんだり、簡単な言葉でやりとりをしようとしたりと、人との関わりが広がっていく大切な時期。
思いがうまく伝わらず戸惑う姿もありますが、その一つひとつが成長につながる姿です。
1月は、子どもの気持ちの揺れに寄り添いながら、「やってみたい」「できた」という経験を積み重ねていきたい時期。
お正月遊びや冬ならではの生活・遊びを取り入れながら、安心して過ごせる環境を整えていきましょう。
この記事では、2歳児・1月の月案作成に役立つ
✅ ねらい
✅ 内容
✅ 保育者の援助
✅ 環境構成
✅ 健康・食育・安全
✅ 家庭との連携
✅ 職員間の連携
について、そのまま使える文例とポイントをまとめています。
「2歳児の1月の子どもの姿は?」
「月案のねらいが思いつかない…」
そんな悩みをもつ保育者さんに、ぜひ読んでほしい内容です。
それでは、いってみよー!
2歳児・1月におけるねらいと内容
では早速、2歳児・1月のねらいと内容を見ていきましょう。
ねらいの文例
○身の回りのことに少しずつ見通しをもち、安心して園での生活を送る。
○寒さを感じながらも、戸外で体を動かす心地よさを味わい、のびのびと遊ぶ。
○保育者や友達と同じ遊びを楽しみながら、関わる心地よさを感じる。
○正月遊びやごっこ遊びを通して、まねをしたりやりとりをしたりすることを楽しむ。
○冬の空気や自然に触れて遊ぶことを楽しむ。
内容の文例
・食べ物に応じて、スプーンやフォーク、箸を使い分けながら食事を楽しむ。
・尿意や便意に気づき、保育者に知らせたりトイレに行こうとしたりする。
・防寒着の着脱や身の回りのことに、保育者と一緒に取り組もうとする。
・戸外で十分に体を動かし、走ったり遊具に挑戦したりして遊ぶことを楽しむ。
・散歩や園庭遊びを通して、友達や保育者と一緒に体を動かす心地よさを味わう。
・友達や保育者と関わりながら、簡単な正月遊びを楽しむ。
・絵本やごっこ遊びの中で、登場人物になりきり、簡単な言葉のやりとりを楽しむ。
・好きな曲に合わせて、歌ったり楽器を鳴らしたりして表現することを楽しむ。
・冷たい風や空気など、冬ならではの自然にふれ、季節の変化を感じる。
ねらい・内容のポイント(2歳児・1月)
年末年始を経て、冬の空気がいっそう冷たく感じられる1月。
2歳児の子どもたちは、少しずつ園での生活リズムを取り戻しながら、「自分でやりたい」という気持ちを生活の中で表そうとする姿が見られます。
保育者に見守られながら挑戦し、「できた」という経験を重ねていくことが、安心感や自信につながっていきます。
一人ひとりのペースを大切にしながら、園での生活を心地よく感じられるようにしていきましょう。
生活の中で「やってみよう」とする気持ちを大切にする
衣服の着脱やトイレの始末、食事の片づけなど、身のまわりのことに自分から取り組もうとする姿が増えてきます。
保育者は子どもの気持ちの動きを受け止めながら、「できたね」「がんばったね」と共感し、意欲につなげていきます。
また、感染症が流行しやすい季節でもあるため、手洗いやうがいを丁寧に行い、健康に過ごせるよう声かけや環境づくりを行っていきましょう。
寒さの中でも、体を動かす心地よさを味わう
冷たい空気の中でも、かけっこや追いかけっこ、遊具への挑戦など、全身を使った遊びを楽しむ姿が見られます。
子ども達は運動遊びを通して、「もう一回」「できたよ」と気持ちを言葉にしたり、友達と一緒に動く楽しさを感じたりする姿が増えていきます。
体を動かす心地よさを十分に味わいながら、寒い季節でも元気に遊べるようにしていきましょう。
ごっこ遊びややりとりを通して、関わりを楽しむ
イメージをふくらませたごっこ遊びが広がり、「いっしょ」「どうぞ」「かして」など、簡単な言葉のやりとりを楽しむ姿が見られます。
また、正月遊びや歌、手遊びなどを通して、まねをしたり表現したりする楽しさも味わっていきます。
遊びの中での言葉のやりとりや、友達との関わりを通して、人と関わる心地よさを感じられるようにしていきましょう。
冬の自然にふれ、季節を感じる
散歩や園庭遊びの中で、冷たい風や冬の空気、自然の変化に気づき、「つめたいね」「さむいね」と感じたことを言葉で表現する姿が見られます。
冬ならではの自然にふれることで、季節への気づきや観察する力が育てていきましょう。
1月は、「自分でやってみたい」「友達といっしょに楽しみたい」という気持ちが、少しずつ形になっていく時期です。
安心できる環境の中で、その思いを丁寧に受け止めながら、日々の育ちにつなげていきましょう。
2歳児・1月における保育者の援助と環境構成

では、次に保育者の援助と環境構成を見ていきましょう。
保育者の援助の文例
◎室内外の温度差に配慮し、室温や衣服の調節、換気をこまめに行い、心地よく過ごせる環境を整える。
◎保育者も一緒に食事をしながら、スプーン・フォーク・箸の使い分けを知らせ、食事の時間を楽しく感じられるようにする。
◎「はしで食べたい」という気持ちを大切にし、無理のないペースで使い方を伝えながら見守る。
◎排せつの際は、尿意や便意に気づいて行動できたことを認め、自信につながるよう声をかける。
◎鼻水に気づいて拭こうとする姿を受け止め、必要に応じてさりげなく援助する。
◎一人ひとりの体調を把握し、健康観察を丁寧に行う。
◎日なたなど暖かい場所を選び、体を動かすことで体が温まる心地よさを感じられるよう遊びに誘う。
◎「ポカポカしてきたね」「あったかいね」などの言葉を添え、体を動かす楽しさが伝わるよう関わる。
◎保育者も遊びに加わり、友達と一緒に遊ぶ楽しさや簡単なルールを分かりやすく知らせていく。
◎異年齢児との正月遊びでは、ルールを簡単にし、言葉をかけながら安心して参加できるよう見守る。
◎一人ひとりの表現を大切にし、保育者も一緒に楽しみながら、その思いやイメージを受け止める。
◎楽器の持ち方や鳴らし方、丁寧な扱い方を知らせ、好きな曲に合わせて音を楽しめるようにする。
◎鬼のお話や製作では、「怖い存在」にならないよう配慮し、興味をもって楽しめるよう話し方や関わり方を工夫する。
◎目や口の位置によって表情が変わるおもしろさに気づけるよう、言葉を添えて関心を引き出す。
◎戸外遊びや散歩の中で、冷たい空気や風に気づき、花や木の芽など冬の自然への発見に共感する。
◎触れたときの冷たさや驚きに寄り添い、苦手な子には無理のない関わり方を心がける。
◎畑や自然にふれる際は、踏まない・壊さないなどの約束をその都度伝えながら見守る。
環境構成の文例
□室内外の温度や湿度を確認しやすいよう、温度計・湿度計を見やすい位置に設置する。
□子どもが食べやすいよう、献立に応じてスプーン・フォーク・箸を用意しておく。
□防寒着が自分のものと分かりやすいよう、取り出しやすい位置や間隔を意識して収納する。
□防寒着の着脱やファスナー、ボタンなどに落ち着いて取り組めるよう、ゆとりのある時間を確保する。
□戸外で十分に体を動かせるよう、大きさの異なるポールや用具を用意しておく。
□かけっこや鬼ごっこなど、体が温まる遊びができる環境を整えておく。
□室内でも体を動かして遊べるよう、広いスペースや簡単な運動遊びを用意する。
□異年齢児と関わりながら遊べるよう、少人数のグループを設定する。
□こま回しや絵カルタ、大型絵合わせなど、それぞれの遊びを楽しめるよう、じゅうたんやついたてでコーナーを分ける。
□他クラスの劇遊びや楽器演奏を見たり、見せ合ったりできる機会をつくる。
□正月遊びを楽しめるよう、こまやたこを作ったり遊んだりできる制作コーナーと十分なスペースを確保する。
□たこに自由に色を塗れるよう、さまざまな色の画材を用意しておく。
□ごっこ遊びが広がるよう、子どもが身につけやすいお面や小道具を準備する。
□楽器に親しめるよう、種類ごとに分けて子どもが自分で選べるようにしておく。
□切る・貼る・塗るなどの活動を楽しめるよう、色紙や毛糸などの素材をトレイに分けて用意する。
□節分に興味がもてるよう、鬼が登場する楽しい絵本や話を取り入れられる環境を整える。
□散歩や戸外活動の中で、冬の空気や自然に気づけるような場所を選ぶ。
□雪が降った際は、触れて遊べる機会を大切にし、無理のない範囲で自然体験ができるようにする。
□畑で冬野菜(だいこん・はくさい・キャベツなど)を見つけたり、触れたりできる機会をもち、土の感触や香りを感じられるようにする。
保育者の援助と環境構成のポイント(2歳児・1月)
年末年始を経て、冷たい空気や澄んだ空に冬らしさを感じる1月。
2歳児は「じぶんでやりたい」「いっしょにやりたい」という気持ちを大切にしながら、少しずつ園での生活を思い出すように過ごしていきます。
久しぶりの登園に戸惑ったり、甘えたい気持ちが強くなったりする姿も見られますが、それもこの時期ならでは。
一人ひとりの思いをていねいに受け止めながら、安心して主体的に動ける環境を整えていきたいですね。
“じぶんで”の気持ちを大切にし、生活習慣へとつなげていく
食事や着脱、トイレなどの生活面では、「自分でやる!」と意欲的に取り組もうとする姿が増えてきます。
うまくいかない時には気持ちに寄り添い、必要なところだけそっと手を添えることで、「できた!」という経験へ。
また、感染症が流行しやすい季節でもあります。
手洗いやうがいは、歌やリズムに合わせて楽しみながら行い、無理なく健康習慣につなげていきましょう。
寒さの中でも、戸外で体を動かす楽しさを味わう
寒い季節でも、戸外で体を動かすことは心も体もぽかぽかにしてくれます。
園庭では、追いかけっこや登る・くぐる・渡るなど、2歳児が無理なく挑戦できる動きを取り入れた遊びを用意。
保育者も一緒に走ったり応援したりしながら、「もういっかい!」と挑戦したくなる気持ちを育て、体を動かす心地よさをたっぷり味わえるようにしていきます。
ごっこ遊びややりとりを通して、友達との関わりを楽しむ
イメージをふくらませる力が育ち、ごっこ遊びやまねっこ遊びがさらに広がる時期。
「いっしょに」「どうぞ」「あとでね」など、簡単な言葉のやりとりを楽しむ姿も多く見られるようになります。
絵本の登場人物になりきれる小道具やままごとセットを用意し、遊びが自然に展開していく環境づくりを大切にしていきます。
冬の自然や行事にふれ、季節を感じて過ごす
散歩や園庭遊びの中で、冷たい風や白い息、冬ならではの空気に気づく子どもたち。
「さむいね」「息が白いね」と保育者が言葉を添えることで、感じたことがそのまま言葉につながっていきます。
正月遊びや節分に向けた活動にも少しずつ触れながら、冬の季節感を楽しめる毎日を大切にしていきたいところです。
1月は、「じぶんでやってみたい」「友達といっしょが楽しい」という気持ちを、ゆっくりと育んでいく時期。
安心できる環境の中で、一人ひとりのペースを大切にしながら、日々の育ちにつなげていきましょう。
2歳児・1月における健康・食育・安全について
続いて、健康・食育・安全についてみていきましょう。
健康の文例
●一人ひとりの体調や機嫌の変化に目を向け、発熱や下痢、嘔吐などの症状が見られた際には、早めに対応できるようにする。
●戸外と室内の気温差に配慮し、上着の着脱や薄着を心がけながら、衣服の調節ができるよう援助する。
●十分な休息や水分補給を取り入れ、無理のない生活リズムで健康的に過ごせるよう配慮する
健康のポイント
年末年始を経て、外の空気がいっそう冷たく感じられる1月。
生活リズムが変わりやすい時期だからこそ、2歳児が安心して過ごせるよう、無理のない活動とゆったりした時間のバランスを大切にしていきたいところです。
子ども一人ひとりの様子に目を向けながら、心地よく園生活を送れる環境を整えていきましょう。
遊びと休息のリズムを整え、元気に過ごせるように
走る・登る・追いかけっこなど、寒い中でも体を動かして遊ぶ姿が多く見られます。
しっかり遊んだ後には、湯茶を飲んだり、絵本コーナーでゆったり過ごしたりと、ほっと一息つける時間を意識してつくっていきます。
「たくさん遊んだね」「少し休もうか」とやさしく声をかけることで、遊びから休息への切り替えも自然になっていきます。
手洗い・うがいを“いっしょに”行い、冬の感染症予防へ
2歳児は、保育者の姿を見ながら生活習慣を身につけていく時期。
感染症が流行しやすい1月は、手洗いやうがいを保育者と一緒に行い、楽しみながら習慣化できるようにしていきます。
「ピカピカになったね」「ガラガラ上手だね」と声をかけることで、健康に過ごす意識も少しずつ育っていきます。
衣服の調節を通して、寒さの中でも快適に
朝夕と日中の寒暖差が大きく、体温調節が難しい季節です。
薄手の上着や防寒着をすぐに手に取れる場所に用意し、活動の合間に子どもの様子を見ながらこまめに調節していきます。
「これ着るとあったかいね」「外は寒いね」と言葉を添えながら、快適に過ごせる工夫を大切にしていきましょう。
小さな変化に気づき、安心して過ごせる環境づくり
2歳児は、体調や気分の変化を言葉で伝えることが難しい場面もあります。
表情や遊び方、食欲などの小さなサインを丁寧に受け止め、気になる様子があれば職員間で共有していきます。
家庭ともこまめに連携しながら、子どもが安心して園生活を送れるよう支えていきたいですね。
1月は、寒さの中でも「やってみたい」「もっと遊びたい」という気持ちが見られる時期。
その思いを大切にしながら、心も体も温かく過ごせる環境づくりを心がけていきましょう。
食育の文例
◇地域の方からいただいた野菜を見やすく並べ、色や形に触れながら関心がもてるようにする。
◇鏡開きの機会に、野菜を使った雑煮を味わい、行事食に親しむ。
◇お節料理に興味がもてるよう、絵本を見たり給食で実際に味わったりする機会をつくる。
◇「おいしいね」「同じだね」と声をかけながら、食べる楽しさや食への親しみにつなげていく。
食育のポイント
年末年始を経て、冬の食材や正月ならではの食文化に触れる機会が増える1月。
2歳児は“知りたい”“やってみたい”という気持ちを大切にしながら、食材に目を向けたり、「これはなに?」と興味を示したりする姿が多く見られます。
保育者と一緒に、冬の食べ物や行事食にふれる時間を楽しみながら、食への親しみを育んでいきたいですね。
冬の食材や行事食にふれ、五感で味わう経験を大切に
だいこん・にんじん・白菜など、冬に旬を迎える野菜を見たり触ったりする中で、色や形、重さの違いに気づく姿が見られます。
「白いね」「おおきいね」「ちょっとつめたいね」と言葉を添えることで、食材への興味がさらに広がっていきます。
また、鏡開きに合わせて雑煮に親しむなど、行事食を通して“食”と“季節”がつながる体験も大切にしていきます。
「触ってみたい」「知りたい」気持ちを引き出す関わりを
2歳児にとって、保育者と一緒に食材に触れる時間はワクワクするひととき。
匂いをかいだり、そっと手に取ってみたりしながら、「どんなにおいかな」「かたいね」と自然に会話が広がっていきます。
給食でその食材が出てきたときに、「さっき見たお野菜だね」と声をかけることで、食べることへの意欲にもつながっていきます。
食事の時間を、ことばと気持ちが行き交う場に
ことばが増えてくる2歳児にとって、食事の時間は気持ちを伝え合う大切な時間。
「あったかいね」「おいしいね」「シャキシャキするね」といった保育者の言葉が、子どもの感じる力を広げていきます。
自分で食べられたときや、新しい食材に挑戦できたときには、「できたね」「がんばったね」と気持ちに寄り添い、達成感を味わえるようにします。
食べることを通して、心も育つひとときに
1月の食育を通して、
「食べるって楽しい」
「見たり触ったりするのがおもしろい」
「じぶんでやってみたい」
そんな気持ちが少しずつ育っていくよう、日々の関わりを丁寧に積み重ねていきたいですね。
安全の文例
★暖房器具の取り扱いや周辺環境を確認し、子どもの手が届かない配置や、こまめな清掃を行う。
★固定遊具で遊ぶ前には、霜や水分で滑りやすくなっていないか確認し、必要に応じて拭き取ってから使用する。
★正月行事に触れる際は、誤飲や窒息の危険を防ぐため、餅は食べず、雰囲気を楽しむ形で取り入れる。
★戸外活動や遊びの前後には、子どもの動線や足元を確認し、安全に遊べる環境を整えておく。
安全のポイント
冷たい風や霜が見られる日が増え、冬本番を感じる1月。
2歳児は寒さの中でも戸外に出ることを楽しみ、走ったり遊具に挑戦したりと、意欲的に体を動かす姿が見られます。
その一方で、霜による滑りやすさや寒さによる体調の変化も気になる時期です。
安心して遊べるよう、環境づくりと見守りを丁寧に行っていきましょう。
外に出る前の“安全確認と身支度”を大切にしましょう
戸外へ出る前には、遊具や地面に霜や水分が残っていないかを確認します。
必要に応じて拭き取り、安全な状態を整えてから遊び始めましょう。
防寒着は気温に合わせて準備し、「これ着るとあったかいね」と声をかけながら身支度を進めます。
子どもが安心して外に出られる雰囲気づくりを大切にしましょう。
2歳児のペースに寄り添いながら、遊びを見守ります
気になるものに一直線に向かったり、好きな遊びに夢中になったりする姿は、2歳児らしさそのものです。
保育者が近くで見守りながら、「ここはすべりやすいね」「ゆっくりいこうか」と必要な場面で声をかけます。
挑戦したい気持ちは大切にしつつ、危険につながりそうなときにはそっと手を添えましょう。
安心感の中で遊べることが、安全にもつながっていきます。
冬の自然とのふれあいを、安心して楽しみましょう
園庭や散歩先では、冷たい風や霜、冬ならではの自然物に出会います。
触っても安全なものを選びながら、「つめたいね」「かたいね」と感じたことを一緒に言葉にしていきます。
遊んだあとは、丁寧な手洗いを心がけましょう。
気持ちよく次の活動へ向かえるよう、日々の習慣として大切にしていきます。
保育者の“立ち位置”で安全と安心を支えます
遊びに集中すると、周りへの意識が向きにくくなるのもこの時期の特徴です。
子どもの近くや全体を見渡せる位置に立ち、危険が起こる前に気づけるよう意識します。
声かけやさりげない動きで遊びの流れを整えながら、安心して過ごせる環境をつくっていきましょう。
1月は、寒さの中でも「もっと遊びたい」「やってみたい」という気持ちがあふれる時期です。
冬ならではの魅力を感じながら、安全と安心の中で遊び込める毎日を大切にしていきましょう。
2歳児・1月における家庭との連携の文例
◆感染症が流行しやすい時期のため、園だよりや掲示物を通して状況を知らせる。手洗い・うがいの習慣が予防につながることを伝え、家庭でも意識して取り組んでもらう。
◆園で、持ち物の片付けや着替えなどを自分でしようとする姿が見られることを伝える。家庭でも子どもの意欲を大切にし、無理のない範囲で見守りながら関わってもらう。
◆散歩の際には地域の方や近隣の人とあいさつを交わしていることを知らせ、身近な人との関わりを感じられる経験につながっていることを共有する。
◆休み明けは体調の変化が見られることもあるため、家庭での様子や体調についてこまめに情報交換を行いながら、子どもが安心して過ごせるようにしていく。
家庭・地域との連携のポイント
1月は、冬の寒さがいちだんと厳しくなり、風邪や体調の変化も見られやすい季節です。
また、年末年始の休み明けで生活リズムが変わっていることもあります。園と家庭が子どもたちの様子を伝え合いながら、無理のないペースで生活を整え、“安心して過ごせる毎日”を一緒に作っていきましょう。
感染症が流行する時期だからこそ、園と家庭で一緒に予防を
冬は風邪や感染症が流行しやすい季節です。園では園だよりや掲示物を通して、園内の感染症の状況をお知らせしています。
手洗い・うがいといった基本的な習慣は、小さな子どもたちにとっても大切な予防の力になります。家庭でも「外から帰ったら手を洗おうね」と声をかけながら、園と同じように取り組んでいけると安心ですね。
園と家庭で同じ意識をもつことで、子どもたちの健康を一緒に守っていきましょう。
「じぶんでやりたい」を一緒に応援していきましょう
2歳児は、着替えや持ち物の片付けなどで「じぶんでやる!」という気持ちがぐんと育つ時期です。園でも、少し時間がかかっても自分でやろうとする姿を大切にしています。
「できたね」「がんばったね」と認めてもらう経験は、子どもたちの自信につながっていきます。
園で見られる小さな挑戦の姿を家庭にもお伝えしますので、家庭でも子どものペースを大切にしながら見守ってもらえるとうれしいです。
散歩の中で広がる“地域とのつながり”
散歩に出かけると、近くの農家の方や地域の方とあいさつを交わすことがあります。子どもたちも「こんにちは」と声をかけてもらうと、とても嬉しそうな表情を見せてくれます。
こうしたやり取りは、子どもたちにとって地域を身近に感じる大切な経験です。
園での散歩の様子も家庭にお伝えしながら、子どもたちが地域の中で育っていることを一緒に感じてもらえたらと思います。
休み明けは、子どもの様子を伝え合いながら
年末年始の休み明けは、生活リズムの変化や体調のゆらぎが見られることもあります。
「少し眠そうだった」「食欲がいつもより少ない」など、小さな変化でも園と家庭で伝え合うことで、子どもたちは安心して過ごすことができます。
園でも子どもたちの様子を丁寧に見ながら過ごしていきますので、気になることがあれば遠慮なく教えてくださいね。
1月は、子どもたちが少しずつ生活のリズムを取り戻しながら、冬ならではの遊びや経験を楽しむ季節です。
園と家庭が温かくつながりながら、「やってみたい」「できた」という気持ちを大切にし、一人ひとりが安心して冬の園生活を過ごせるよう丁寧に寄り添っていきましょう。過ごせるよう、丁寧に寄り添っていきましょう。
2歳児・12月における職員間の連携の文例
*感染症が広がりやすい時期のため、子どもの体調の変化や園内の状況について職員間で情報を共有し、早めに対応できるようにしておく。
*年末年始の休み明けは体調や生活リズムの変化が見られることもあるため、子どもの様子について職員同士で確認し合いながら関わっていく。
*正月遊びや運動遊びを楽しめるよう、異年齢児との関わり方やグループ編成について事前に話し合い、活動がスムーズに行えるようにしておく。
*冬野菜などの季節の食材を取り入れた行事食について、給食担当者と内容を共有しながら子どもたちが季節を感じられる食育につなげていく。
*体調不良などで戸外活動に参加できない子どもへの対応や室内での過ごし方について職員間で共通理解をもち、役割分担を確認しておく。
職員間の連携のポイント
1月は、寒さが厳しくなるとともに、感染症が広がりやすい時期でもあります。また、年末年始の休み明けで子どもたちの体調や生活リズムに変化が見られることもあります。子ども一人ひとりの様子を丁寧に見ながら、職員同士が同じ視点をもって関わることが大切な時期です。ここでは、2歳児1月の保育を支える「職員間の連携のポイント」をまとめました。
感染症の情報を共有し、早めに対応できる体制をつくる
冬は感染症が広がりやすい季節です。子どもの体調の変化や園内の状況について、職員同士でこまめに情報共有しておくことが大切になります。
「少し元気がない」「食欲がいつもより少ない」など、小さな変化も職員間で伝え合うことで、早めの対応につながります。クラスだけでなく園全体で状況を把握しながら、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えていきましょう。
休み明けの子どもの様子を職員間で共通理解する
年末年始の休み明けは、生活リズムの変化や体調のゆらぎが見られることもあります。
登園時の様子や日中の過ごし方など、気づいたことを職員同士で共有しておくことで、一人ひとりの状態に合わせた関わりがしやすくなります。無理なく園生活に戻れるよう、園全体で見守る体制を整えていきましょう。
異年齢で楽しむ遊びをスムーズに進めるために
正月遊びや運動遊びなど、異年齢児で関わる活動がある場合は、事前に職員同士でグループの組み方や関わり方を確認しておくことが大切です。
子ども同士の関わりが自然に生まれるように環境を整えておくことで、年齢の違う子どもたちが一緒に遊ぶ楽しさを感じられる活動になります。職員間で意図を共有しておくことで、活動もより充実したものになります。
給食担当と連携し、季節を感じる食育につなげる
冬の野菜や行事に合わせた食事は、子どもたちが季節を感じるよい機会になります。
給食担当者と事前に献立の内容を共有しておくことで、保育の中でも食材の話をしたり、子どもたちの興味につなげたりすることができます。保育と給食が連携することで、より豊かな食育につながっていきます。
戸外活動に参加できない子どもへの対応を共有する
体調や状況によって戸外活動に参加できない子どもがいる場合もあります。
そのようなときに、どの職員がどの役割を担うのか、室内での過ごし方をどうするのかなどを事前に話し合っておくことで、子どもが安心して過ごせる環境を整えることができます。職員同士で役割を確認しておくことが、子ども一人ひとりへの丁寧な関わりにつながります。
1月は、子どもたちが冬の寒さの中でも元気に遊びながら、少しずつ生活リズムを整えていく大切な時期です。職員同士が情報を共有し合い、同じ方向を向いて関わることで、子どもたちの安心した園生活につながっていきます。チームとして連携しながら、一人ひとりの姿に寄り添った保育を積み重ねていきましょう。
おわりに
1月の2歳児は、“ゆれ”が大きい時期。
休み明けで甘えたい気持ちが強くなったり、急に涙が出たり。かと思えば、「じぶんで!」が爆発して、着替えも片付けもやる気満々だったり。
その一つひとつに、ちゃんと理由があって、ちゃんと育ちがある。
でも現場にいると、やっぱり悩む日もあるし、余裕がなくなる日もあります。
「今日は全然切り替えできなかった…」
「声かけ、これで良かったかな…」
「園も家庭も、どうつながっていけばいいんだろう…」
そんなふうに迷うのは、子どもにちゃんと向き合っている証拠。“うまくいかない日”があるのは当たり前だし、むしろその日も含めて、子どもたちは少しずつ前に進んでいます。
1月は、目に見える成長だけじゃなくて、心の中で「やってみたい」「がんばりたい」がふくらんでいく時期。
だからこそ、私たち保育者ができるのは、できた瞬間を大げさに褒めることよりも、その手前の「やろうとした気持ち」を見つけて、そっと言葉にしてあげることかもしれません。
そして、園だけで抱えこまずに、家庭と一緒に見守っていけたら最高です。同じ子を見ている仲間がいるって、それだけで保育は少し楽になります。
この月案が、あなたのクラスの「これでいこう!」のヒントになったり、忙しい中でも“ちょっと安心できる材料”になれたらうれしいです。
また来月も、現場で使える文例やポイントをまとめていくので、「ここが知りたい!」ってことがあれば、気軽に教えてくださいね。
それでは、今月も一緒に。子どもたちが育つ毎日を、丁寧に積み重ねていきましょう。
それでは、またやー!
レイジンのおすすめ本
「対話」から生まれる乳幼児の学びの物語―子ども主体の保育の実践と環境 (Gakken保育Books) | 大豆生田 啓友, 大豆生田 啓友 |本 | 通販 | Amazon
保育の場で子どもの心をどのように育むのか | 鯨岡 峻 |本 | 通販 | Amazon

コメント