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『完璧』な親がもたらす危険。~子育てにおける完璧主義がヤバイ~

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

現在は子育ての情報がありふれており、子どものことを考えている親は「あれもこれもやってあげたい」「子どもにとって正しい親とは」「将来のためにこうしなきゃ」と考えがち。

でも、実はそれ危険かもしれません。

知らず知らずのうちに完璧な親になろうとして、子どもだけではなく自分を苦しめることになるかも。

今回は、子育てにおいて『完璧』な親がもたらす弊害を確認していきたいと思います。

世の中、完璧な人なんていないですよー

それでは、いってみよー

完璧な親が子どもに与える影響

では、完璧な親が子どもに与える影響を見ていきます。

親が完璧だと子どもにストレスを与える

 まず、親が完璧な時点で、子どもにとってはストレスです。完璧すぎて緊張や威圧を感じ、リラックスできないでしょう。親が完璧でなければならないと感じていると、子どもも完璧でなければならないと感じてしまう恐れも大いにあります。

 そして、子どもに完璧を求めてしまうことで、子どもにより大きなストレスを与えてしまうのです。以下を見ていきましょう。

①過度な期待を持つ

 「あなたなら、100点取って当然よ!」

 完璧な親は、子どもに非常に高い期待を抱きがち。この期待は、成績、スポーツ、人間関係など、さまざまな面で適用されていきます。 子どもがこれらの期待を満たせない場合、ストレスが生じる可能性が高まります。

②批判と非難を繰り返す

 「どうしてそんなこともできないの!」

 期待に応えられない場合、完璧な親は、子どもに対して非常に厳しい評価を行うことがあります。批判や非難を受けることは、子どもにとっては大きな精神的負担となります。

③行動をコントロールする

 「そんなものより、こっちの方がいいに決まってるだろ!」

 完璧な親は、子どもの行動や決定を細かくコントロールしようとする傾向があります。子どもが自分で決める機会を奪うことで、自己主張や自己決定能力が制限され、ストレスが生じる可能性が高まります。

④比較と競争

 「あの子はできるのに、どうしてあなたはできないの!」

 完璧な親は、他の子どもや家庭との比較を頻繁に行うことがあります。他人と比較することはよくないよねーということは前回も述べさせてもらいました。これにより、子どもは自分を他人と比較し、自己評価に悪影響を及ぼし、ストレスを感じることがあります。

⑤過度なスケジュール

 「塾も行って、ピアノも行って、そのあと家庭教師もあるぞ。何でもできるようになった方がいいからな。」

 完璧な親は、子どものスケジュールを過度に充実させることがあります。過度にスケジュールを詰めることは、子どもにとって休息や自分のやりたいことを楽しむ時間を奪い、ストレスの原因となります。

⑥無理な期待

 「おまえは、サッカー選手になるんだ。おれが成し遂げられなかった夢をお前に託す。」

 完璧な親が子どもに自身の未達成の夢や目標を押し付けることがある場合、無理な期待をしてしまう場合、子どもはそのプレッシャーに耐える必要があり、ストレスが生じます。

子どもが自分を責めやすくなる

 こうした、親の過干渉や無理な期待を受けた子どもがどうなるのかというと、

・自分を批判する傾向

・自己評価が低くなる

・うつ病や不安のリスクが高まる

・失敗を恐れる

・新しいことに挑戦しない

など精神的に良くないことばかり。

「完璧がいい」という幻想は捨てたほうがいいっていうことですね。というか、完璧な人なんていないので。

完璧主義の親はメンタルが崩壊する

そして、親自身も完璧主義に陥ると、どんどん悪い方向に向かっていきます。

 ざっくりまとめていくと、

・高いストレスレベルと不安傾向の増加

・達成できなかったことで、自己評価の低下

・他人にも完璧を求めてしまい、人間関係に影響

・いつまでも訪れない完璧。できたという満足感の欠如

という感じ。

また、完璧主義は自ら命を絶つ傾向が高く、他人の期待に応えようとする完璧主義は、特にメンタルが悪化しやすいということもわかっているそうな。完璧主義恐ろしや。

完璧主義を避けるために意識すること

 では、完璧主義を避けるためにはどのようなことを意識したらよいのでしょうか。

①セルフコンパッション

 「まあ、人生たまにはこんなこともあるさ。」

 人間は完璧である必要はないということ、誰もが誤りを犯すことがあるということを受け入れましょう。もちろん子どもにもそうですが、自分自身に対しても優しい言葉をかけ、許しましょう。自分自身を友達だと思って優しく接することが大切ですよー。

②失敗を許容する

「失敗は成功の基。この失敗をどう生かすかが大事」

 失敗を許し、それを学びの機会ととらえましょう。失敗は成長の機会であり、新しい方法を見つけるチャンスです。どんな偉人も多くの失敗をしています。

マイケル・ジョーダン「私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ」

③柔軟性をもつ

「人生は常に予測不能。変化を受け入れ、その波に乗って適応力を発揮しよう」

 時に計画が変更になったり、急な出来事が起こるかもしれません。柔軟性をもって受け入れ、適応力を発揮していきましょう。

 子どもに対しては、子どものペースや興味に合わせ、サポートしていくって感じです。

④ストレス管理

 「心の平穏が、子どもの心も穏やかにする」

 親がストレスを感じていると、子どもも敏感に察知します。また、ストレスが完璧主義を助長してしまうことがあるので、ストレス対策を積極的に行い、心の平穏に勤めましょう。 親がリラックスすることは、子ども自身もリラックスし、自分の力を発揮することにもつながっていきます。

おわりに

 ということで、今回は親の完璧主義が子どもにもたらす弊害について述べていきました。

まとめ!!

・親が完璧だと、子どもはリラックスできずにストレスを感じる。

・親が子どもに完璧を求めると、より子どもの精神に悪影響を与える。

・っていうか、完璧主義だと親自身への精神的悪影響大アリ。

・セルフコンパッションやストレス対策で完璧主義を避けていこう。

以上になります。

子どもは一人ひとり違う感情や強み、欠点もあります。そんな子ども達に親としていえることは、「どんなあなたでも大好きだよ」ということ。

愛情を与えることが、子ども達にとって大きな財産となりますよ。

それでは、またやー

参考文献

脳科学者が教える 子どもの自己肯定感は3・7・10歳で決まる – 西剛志 – Google ブックス

子育ての統計データ2題:自分を責めがちな人にありがちな育てられ方、緑が多い土地で育つ子供はメンタルを病みにくい? | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

「他人の期待にこたえよう!」は死をもたらす考え方である | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

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