ハイサイ、レイジンです。
ままごとが好きなレイジン家の長女さん。最近では、廃材で食べ物を作り、そこからままごとを始めたりなんてしています。
ままごとは、家でもよくやっているし、園でも『ままごと』の環境が作られているところがほとんどなのではないでしょうか。
私たちが小さいころも、『ままごと』や『ごっこ遊び』でよく遊んだりしていました。
そんな昔からの定番の遊び、『ままごと』や『ごっこ遊び』ですが、子ども達にとても良い効果があることがわかったので紹介したいと思います。
それではいってみよー
『ままごと』とは?『ごっこ遊び』とは?
では、最初に『ままごと』や『ごっこ遊び』について簡単に説明します。
・ままごと →ままごととは、子どもたちが主に大人の世界を模倣して、料理や家事、お医者さんなどの役割を創造豊かに演じていく遊び。 ・ごっこ遊び →身近な何かになりきり、役割を演じながら、やりとりを楽しむ遊びです。例を挙げるとヒーローごっこやお店屋さんごっこなど、『~ごっこ』とつければ何でもいけちゃうような…
違いとしては、
ままごと →基本、日常的な活動や生活に焦点があてられる。 ごっこ遊び →ヒーローごっこなど日常的でない、実在しない役割にもなりきって遊ぶ。
という感じで、大体同じ。『ごっこ遊び』の中に『ままごと』が含まれているといっても良いでしょう。
『ままごと』と『ごっこ遊び』の驚く効果
そんな『ままごと』や『ごっこ遊び』ですが、子ども達にとってかなりいい効果があるのでご紹介。
感情のコントロール
おままごとを通して、感情のコントロールが上達すると言われています。例えば、お医者さんごっこでは、お医者さんは患者さんに優しく接したりするでしょう。または、お店屋さんごっこで礼儀正しくお客さんに接する。そうしていくうちに、感情をコントロールして適切な勘定での接し方を学んでいくのです。
衝動性の減少
ごっこ遊びは衝動性にも効果を発揮します。例えば劇ごっこでは自分の出番が限られており、一連の流れでごっこ遊びが進んでいきます。それまで順番やルールを守っていかなくてはいけません。これが自分を抑える力を育み、衝動的な行動を抑制するのに役立っていきます。
社会性アップ
心理学者のE・グレン・手練ベルクが行った6歳児を対象にした実験では、
演劇を習った子どもは、人の気持ちを理解して周りに合わせたり、コミュニケーションを取ったりする能力、社会適応力がアップしたということがわかりました。
ごっこ遊びの延長が劇遊びということを考えると同じような効果があると考えられるでしょう。
言語能力が上がる
これはイメージしやすいのではないでしょうか。おままごとやごっこ遊びをすることで、言葉を使ってコミュニケーションをしたり、役になりきってその役に合った言葉を選び、使っていく機会が多くなります。それにより、子ども達の語彙や説明力、コミュニケ―ションが育まれていくのです。
おわりに
ということで、今回は『ままごと』や『ごっこ遊び』の効果についてでした。
子ども達は何気なく「~ごっこしよー」なんて言って遊んでますが、その効果は大きなものがあるんですね。
親としては、無理に口出しせず、見守ってあげたいところ。ごっこ遊びの環境やかかわり方についても、今度話していけたらなーという次第です。
それでは、またやー
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