src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.7.1/jquery.min.js">5歳からプレゼンテーションを始めよう~プレゼン力を鍛える家庭の習慣7選~ - レイジンブログ
スポンサーリンク

5歳からプレゼンテーションを始めよう~プレゼン力を鍛える家庭の習慣7選~

子育て
スポンサーリンク

 ハイサイ、レイジンです。

 「人前で話すことが苦手なんです」という方も多いのではないでしょうか。それもそのはず。日本の教育では、『人前で話す機会』というのは、それほど与えられてこなかったことに加えて、『人前でどうやってうまく話すのか』については、ほとんど教えられてきませんでした。

 しかし、現代は基本的な学力に加えて、プレゼンなどを使用して対話的な学びも重要視されています。

 そこで、今回は『プレゼン力を高めるために家庭でできること』『人前で話すために必要なこと』についてお伝えしていきたいと思います。

 それでは、いってみよー

スポンサーリンク

プレゼン力を鍛える家庭の習慣7選

①子どもの話を聞く

 大前提として、子どものプレゼン力を鍛えるためには、大人の聞く力が欠かせません。「お母さんやお父さんは、私の話を聞いてくれる」という安心感があると、子どもはどんどん話をしてくれるようになります。

 そこで、子どもに安心感を与えたり、子どもの思いに共感したりできるようになるおススメの方法があります。それが『オウム返し』

子「今日ね、サッカーでたくさん相手を抜いてゴールを決めたんだ」 

親「へー、サッカーでたくさん相手を抜いて、ゴールを決めたんだね」

といった感じで、シンプルに子どもの言ったことを繰り返すだけでも効果抜群。

 子どもの思いに共感できるとともに、子どもが安心感を得てどんどん話しだすようになりますよ。

②食事中に対話する。

 食事の時間を、対話の時間にすることで、プレゼン力も上がっていきます。

 対話とは、2人以上の人が意見、情報、考え、感情などを交換し合うコミュニケーションのこと。

 対話と会話の違いは、以下のようになります。

対話→目的をもって、情報交換したり、意見を出し合ったりすること

会話→日常的なコミュニケーション、おしゃべりなど

 食事をしながら、「今日一番楽しかったことはどんなことか」「今度行ってみたいお店」などテーマを決めて話をするのです。「うちの子、なかなか話をしてくれなくて」というときは、親が率先して楽しそうに話をすると、子どもも釣られて自分のことを話してくれることがありますよ。

 また、食事中のテレビ視聴はやめましょう。テレビに夢中になり、対話どころではなくなります。「テレビばっかり見て!」と怒る羽目になってしまうかも。

③家族会議の時間を作る

 家族で会議をすることも、子どものプレゼン力を高めてくれます。

 例えば、「朝早く起きるために一番いい方法は何か。」や「発表会の決めポーズは何がいい?」、「今家に必要なおもちゃは何か」など。時に遊び心をもったテーマで家族会議をすることで、子どもも興味をもって対話したり、自分の思いを述べたりしてくれます。

 家族会議のルールは、

○無理に聞き出そうとしない
○大人が勝手に決めつけない

子どもが乗り気でなくても、大人が楽しそうに会議しているだけで、子どもから口をはさんでくることもあります。

 また、子どもがせっかく意見を出しても、大人がすぐに反対したり、却下しては会議を楽しくないものに。子どもの思いも尊重しながら、結論を出していきましょう。

 場所は、リビングやドライブ中、散歩しながらなど、家族が集まれる場所だと結構どこでもオッケーです。

 会議に慣れてくると、子どもが自分はなぜこう思うのかを上手く話してくれるようになりますよ。

④子どもがリーダーシップをとる時間を与える

 プレゼンテーションをするには、物事を自分で進めようとしたり、自信を持ったりすることが必要になります。例を挙げれば、スティーブ・ジョブスやオバマ大統領といったような方々。人の心を動かすプレゼンがうまいリーダー、憧れを抱きますよね。子どもがリーダーシップをとる機会を与えていき、自信をもってプレゼンが行えるようにしましょう。

 例えば、休日の過ごし方を子どもに決めてもらうなども良い方法。親が「今日は○○に行くよ」と勝手に決めるのではなく、子どもの行きたいところ、やりたいことを説明してもらい、子ども自身が先頭に立つ機会を与えていきましょう。

⑤読書の習慣を身につける

 5つ目の習慣は読書です。読書とプレゼン、一見関係ないようにも見えますが、実は読書をすることで高まる力があります。それが『語彙力』。語彙力が多いほど言葉の引き出しが増えて、プレゼンをするときにも、豊富な語彙で表現することができるのです。

 読書には、

・語彙力の向上

・論理的思考能力アップ

・問題解決能力の向上

・学力、IQが上がる

・創造性が高まる

・集中力や注意力アップ

・対人コミュニケーション力が上がる

・ストレスと問題行動の減少

・年収アップ

と多くの効果があることがわかっています。ぜひ、お子さんの興味のある本を家に置き、本に触れられる環境や、本の読み聞かせを通して、語彙力を高めていきましょう。

⑥好奇心を大切にする。

 6つ目の習慣は、子どもの好奇心を大切にすること。子どもは、自分の興味のあるものについて、たくさん話したくなるもの。

 レイジンの息子は、今興味のある武将などの歴史について多く話してくれます。「織田信長はね・・・」「武田信玄は・・・」など。本を読んで(インプット)、親に話して(アウトプット)を繰り返すうちに、あっという間に親よりも歴史が詳しくなりました。

 自分の興味を追いかけ、それを楽しく伝えることで、プレゼンスキルが身についていくのです

⑦人前で話す機会を作る

 最後に、プレゼンにおいてこれは外せないというのが、『人前で話をする』ということ。どんなに語彙力や説明力があっても、人前で堂々と話せなければ、力も半減してしまいます。まずは、家族を前にして話す機会を設けましょう。ほかの人の前で自分の意見を述べる経験は、プレゼンスキルに役立ちます。

 人前で話すことを繰り返すことで、自信がついたり、言葉を選んで表現する力がついたり、質問に対応する力がついていくでしょう。

人前でうまくプレゼンテーションするには

スポンサーリンク

 しかし、人前で話すことは思ったよりも難しいもの。そこで、人前でうまくプレゼンテーションできるようになるためのポイントを紹介していきたいと思います。

まずは、大人が手本を見せる。

 まずは、大人が手本を見せることで、子どももイメージをつかんでいきます。

・堂々とした態度、もしくは親しみやすい態度。
・声をはっきりと出す。
・プレゼンテーションを楽しんでいるように。
・身振りや表情を豊かにする。
・絵やポスター、本や雑誌など視覚的な方法を活用する。

といったことを意識し、子どもがわかりやすいようにプレゼンしてみましょう。

やり方を伝える

 子どもに急にプレゼンをお願いしても、戸惑うことは目に見えています。大人が手本を見せるほかにも、しっかりとやり方を伝えましょう。

子どもに分かりやすいように

・声を出す
・目を見て話す
・絵やイラストを使うと分かりやすい
・楽しく笑顔で話す

ということを伝えていきましょう。あと、以下のような型があると、子どももわかりやすいです。

①始まり
 次の旅行は、沖縄に行きたいです。
②なか
・美ら海水族館に行くと、大きいジンベエザメや、たくさんの魚を見ることができます。
・あと、きれいな海で遊ぶことができます。
・お父さんとお母さんも、きれいな海や自然に触れてのんびりと過ごせます。
③終わり
 なので、次の旅行先は沖縄で決まりでしょう。

回数をこなしていくうちに、子どももアレンジしながらプレゼンできるようになるでしょう。

人前で緊張せず、うまく話すためには

 ですが、人前で話すのは大人でも緊張したり、普段とは違った様子になるもの。

 ここで参考になるのが、『GIVE&TAKE』『ORIGINALS』の著者で有名なアダム・グラント教授が記した5つのポイント。有名なアダム・グラント教授でさえも、最初は緊張でがちがちに固まったのだとかそのポイントを意識することで、人前で話す恐怖を乗り越えたといいます。そのポイントが以下になります。大人がアドバイスしてあげましょう。

①落ち着こうとしない
 「落ち着こうとすればするほど、悪い方向に向かっていく」というハーバード大学による研究結果が出ているのだそうな。「落ち着けー」ではなく、「おれは燃えているんだ🔥」の方が、意識がいい結果に向かって、人前でも話すこともうまくいきやすいんだとか。

②1人で練習しない
 繰り返し練習することが大事だということはわかりますが、一人で行うよりも、多くの人の前でできたらより効果的。複数の人と一緒に練習する方が、見られている、観客がいる感覚にも慣れていきます。

③部屋を暗くする
 もし可能ならば、照明を落とすこともよいのだとか。部屋を暗くすることで、観客の興奮が静まるのだそう。落ち着いたプレゼンを行いたいのなら効果的な方法かもしれません。

④観客を調べる
 事前に観客の好みを知るだけでも、緊張感が減るのだとか。客の好みに合わせてプレゼンしたり、客とのやりとりも情報があるだけで、よりキャッチボールが行いやすくなります。

⑤クイズ・質問・物語を使う
 これは、客を引き付けるテクニックで、子どもでも使えそう。出だしに質問やクイズを出すと、客の注意力を一気にアップすることができるといいます。物語を使っても、同じ効果があるのだそう。

 続いて、自分自身を一人称ではなく、二人称で励ますというやり方もエビデンスのあるテクニック。

例えば、

×「このプレゼン、おれはゆっくり落ち着いて話すぞ」→一人称

○「このプレゼン、君はゆっくり落ち着いて話すんだ」→二人称

といった感じ。二人称を使った方が、出来が良くなるし、終わった後も恥ずかしさや後悔がなかったのだとか。

 自分を一歩引いた目で見たほうが、心に余裕ができるということですねー。

 「おっと、レイジン選手、少しドキドキしてきた様子。ここで落ち着いてゆっくり話すことができるのでしょうか。さあ、落ち着くための深呼吸を出せるか?でたー。深呼吸です。少し落ち着いてきた様子。」といったように、実況中継してもいいかもしれないですね。

おわりに

 ということで、今回は『5歳からプレゼンテーションを始めよう~プレゼン力を鍛える家庭の習慣7選~』ということで、プレゼンテーション力を高める家庭の習慣や、人前でうまく話す方法などをお伝えしてきました。

 アメリカでは、授業の一環でクラスの前でプレゼンをする機会も多いのだとか。日本でも、新しい学習指導要領の要でもある『主体的・対話的で深い学び』として、テーマを決め、自分で調べ、発表するといったプレゼンテーション力も重要視されてきています。

 家庭でも、好きなことややりたいこと、身近なことなどでプレゼンできる機会を設けていき、プレゼン力を鍛えていきましょう。

 それでは、またやー

参考文献

子育てベスト100 – Google Books

人前で緊張せずに話すには、二人称で自分をはげませばいい | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

ウォートン流 人前で自信を持ってスピーチするための5つのコツ | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

コメント

タイトルとURLをコピーしました