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親子の対話で深まる力~21世紀に必要な力!子どもの『対話力』を高める方法7選~

保育
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ハイサイ、レイジンです。

 最近、子どものころから対話することの大切さが叫ばれており、保育や教育現場でも、「主体的・対話的な深い学び」を目指していきましょうとも言われています。

 世界の教育機関が21世紀において最も大切なスキルとして『対話』を挙げているほど。

 生きていくうえで、自分の意見を伝えたり、他者の意見も取り入れたりしながら物事を決めたりしていくことって大事な能力ですからねー

 今回は、家庭でのコミュニケーションで、子どもの対話力を磨き、高めていく方法についてまとめてみました。

 それでは、いってみよー

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対話とは

さっそく対話の意味から。

対話とは、2人以上の人が意見、情報、考え、感情などを交換し合うコミュニケーションのことをいいます。

ここでよく言われるのが、

対話と会話って何が違うの?」ということなんですが、

対話→目的をもって、情報交換したり、意見を出し合ったりすること

会話→日常的なコミュニケーション、おしゃべりなど

という違いになります。

対話力を高めることで

 近年、なぜ対話力が必要になっているのかというと、

効果的なコミュニケーション

・意見や情報伝達を交え、意思疎通ができる

・異なる意見も交えながら、意思決定をする。

・異なるアイデアや視点を結びつけ、新たなアイデアを生む

・協力や協調を促し、チームワークが向上する

といった利点があります。

 個人には限界があります。自分の強みやアイデアを活かしたり、多様な考えで補い合ったりしながら成長していきましょうよーということですね。

対話力を高める方法7選

では、家庭で子どもの対話力を高める方法7つを紹介

①子どもの話を聞く

 これは言わずもがな。子どもの話を聞くことですね。子どもの思いを「いや、それはちがう」などと否定せず、「へ―そう考えているんだ」と、認めたり、関心を持ったりしていきましょう。

②自由に発言できるようにする

 ①と関連してきますが、自由に発言できるようにしましょう。すぐに否定したり、「~しなさい」「言うことを聞きなさい」と指示や命令ばかりでは、子どもは「どうせ言っても・・・」と感じたり、指示待ち人間になってしまいます。

 子どもが安心して発言できるようにすることが大切です。

③デジタル断食の時間を作る

 現在は、小学生でもスマホを使用しているなど、周りはデジタルだらけになっています。そして、そういったデジタルは刺激が強い分、子ども達がそちらに流れていってしまうのも無理はありません。大人が意識して、子ども達との話し合いの時間を持ち、デジタルに触れない時間を作っていきましょう。その時は、もちろん、大人もスマホなどデジタル禁止です。意外に難しいものですよ。

 レイジン家は、これを取り入れたら、家族での対話の時間が格段と増えました。時間や心のゆとりも増えるんですよねー

④質問する

 親が質問することで、子どもとの対話も生まれやすくなります。

「今日は学校で何したの?」「何か悩み事があるの?」と質問することで、子どもも話をしてくれるでしょう。「いつ・どこで・どのように・なぜ・どうやって・もし」など聞くと、子どもも具体的にこたえてくれるでしょう。

 子どもが話すのがめんどくさいと感じているようだったら、大人から自分のことを楽しく話し出すと子どもも、つられて自分のことを話すようになったりしますよ。

⑤共感する

 子どもは共感されることで、安心して話をすることができます。もし、どう共感していいのかわからないという方は、オウム返しがおすすめ。

子「今日、サッカーで1点取ったんだ。」

親「へー、今日サッカーで1点取ったんだね。」

と言葉を繰り返してあげるだけでも、子どもは自分の話を聞いてくれていると感じ、どんどん話しかけてくれるようになります。

⑥時には反論も言う

 共感ばかりしていても、対話力は身につきません。時には、子どもの意見と反対の言葉や、聞きたくないであろう意見も投げかけてみましょう。非難することが目的ではありません。違う見方を伝えることで、対話を深めていくのです。後にそれは、柔軟な物の見方ができる力につながるでしょう。

⑦共通の話題について話をする

 子どもが興味を持っているものや、ニュースなど、共通の話題を持つことで、子どもの思いを自然に聞くことができたり、対話が弾んだりします。ニュースなどについて話すときは、子どもの意見をすぐに否定することはやめましょう。

対話力を高めるために抑えておきたいマインドやポイント

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 では、対話力を高めるために必要不可欠なマインドやポイントを紹介していきましょう。

空気を乱す恐怖を取り除く

 日本人は和を尊重する文化とされています。反対に見ると、輪を乱されるのは苦手。ですが、相手のことに対して「うん、うん、そうだね」と同調ばかりしていては対話は成り立ちません。

 「人はみんな違う、意見も違っていいんだ」と考えるべきでしょう。

 アメリカでは、意見の交換は互いから学ぶ機会と捉えられているそうです。レイジンも、まさしくそう思います。違う意見は自分を否定しているんじゃないというマインドを持ち、空気を乱す恐怖を取り除きましょう。

間違ってもいい

 よく、子どものころから間違った意見を言ってはダメなんだと思っている子がいます。正しい意見を言わないといけないと考えてしまうと、怖くなったり身構えたりしてしまうでしょう。ですが、これは算数の答え合わせではありません。正しいも間違いもなく、その人の考えは、その人の考えなのです。

 間違いと感じても、それは前に進むために必要なことと捉えましょう。

ルールを決める

 最後に、対話をする際のルールを決めておきましょう。そうすることで、より有意義な対話になることが期待できます。

・自分が話したら、相手の話も聞く。逆もしかり。

・さえぎらず最後まで聞く。

・相手の意見を認め、感想を伝える。

・まだ意見を言ってない人に、どう思うか尋ねる。

・何かをしながらの「ながら」聴きはしない。

・批判的になるのではなく、違う意見としてとらえる。

などといったところ。

ぜひ、ご家庭でルールを作ってみてください。

おわりに

 ということで、今回は対話についてでした。

 まとめ!

・対話とは、目的をもって意見を出し合うこと。

・対話力を高めることで、異なる意見をまとめたり、互いを補いあったりしながら成長できる。

・対話力を高めるためには、子どもが安心して自由に発言できる雰囲気を作ることが大前提。

・「意見は違ってもいい」。空気を読む、間違っちゃいけないなどのマインドは捨てよう。

以上になります。

 21世紀に必要な能力で、保育・教育現場でも推し進められている『対話』。家庭でも対話を意識することで、子ども達の成長につながればいいなと思います。

それでは、またやー

参考文献

子育てベスト100 – Google Books

世界最高の子育て – Google Books

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