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なぜ、子ども達に外遊びが必要なのか①~科学が示すメリットとは~

保育
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ハイサイ、レイジンです。

涼しくなってきており、夏に比べ外遊びをする時間も増えてきたのではないでしょうか。

保育園では戸外遊び、子育て家庭では、公園遊びなどに行くと思います。

ですが、最近ゲームやスマホに夢中になったり、「外は暑いから~」(まあ、熱中症危険度が高い場合はしょうがないですが)という理由で室内で遊ぶ子も増えてきたと聞きます。

特に沖縄はまだ暑い。

ですが、それでも外に出て遊ばないのは非常にもったいない。

なぜなら外遊びには多大なるメリットがあるからです

今回は、外遊びの必要性を

これでもかというくらい述べていきたいと思います。

それでは、いってみよー

運動で子どもの力は大きくアップする

外遊びといえば、運動ですよね。園庭や戸外で体を動かして遊ぶ子も多いでしょう。また、広々とした場所なら、子どもの体もおのずと動き出したくなります。

この運動が、人間の脳を大きく成長させることがわかっています。

脳の成長

『脳を鍛えるには運動しかない』、『運動脳』という本がバカ売れするなど、今世界中で運動は注目されています。

・脳からストレスを取り払う

・集中力が増す

・記憶力を高める

・創造性を発揮する

・学力を伸ばす

・脳の老化を防ぐ

など、運動と脳の良好な関係は立証されているのです。

このようなメリットがあるのに、子どもをずっと室内で過ごさせているのはもったいない。運動をすれば、子どもも大きく成長していくのです。

運動することで集中力アップ

では、メリットをピックアップ。『運動と集中力』の関係について見ていきましょう。

運動をすることで、集中力がアップすることがわかっています。

『ドーパミン』は、集中物質ともいわれており、ADHD(注意欠如・多動)の薬にも使われています。その『ドーパミン』を増やしてくれるのが運動です。特にランニングなどの持久系の運動。

運動をすることで、自制心を発揮し、衝動を抑え、目の前のことに集中するようになります。

米ジョージア大学の研究チームが行った実験によると、20分間エアロバイクに乗るような運動をするだけで、重症のADHD(注意欠如・多動)の症状が改善されたということも発表されています。

雨天時にそわそわしていた子どもたちが、遊戯室で思い切り動くと、その後は落ち着いて活動するようになるのも運動と集中力が関係しているのでしょう。

学力もアップする

続いて、『運動と学力』の関係。運動することは子どもの学力の向上にも役立つことがわかっています。運動に関する情報をまとめた研究によると、活発に運動している子どもほど、あらゆる面での学業成績が高い傾向があることがわかりました。

特に4~7歳と11~13歳の子どもほど影響が大きいことがわかってきています。

また、学力の高さに関係するのは、筋力よりも酸素を消費する運動という傾向もわかっています。これは集中力と一緒ですね。なので、ある程度時間をとって動き、遊んだほうが学力が高くなるということですね。

小さいころから勉強に走るより、外に出て運動するほうが、学習面でも理にかなっているということですね。

その他運動のメリット

そのほかにも運動のメリットは以下のようなものが挙げられます。

・スマホ中毒の改善

・運動の能力が上がる

・適度な運動は良い睡眠につながる

・健康面の維持

あげればあげるほど切りがないって感じですね。

子どもは、外に出れば夢中になって自分のやりたい遊びに向かいます。たくさん体を動かせる機会を作り、子どもの成長に役立てていきましょう。

外に出ることのメリット(運動以外)

運動せずにただ外に出るだけでも多大なメリットが得られます。

ビタミンDの生成

外で遊ぶことで体に必要な『ビタミンD』が生成されます。このビタミンDは、がんや自己免疫疾患、感染症を予防する働きがあります

東京慈恵会医科大学の浦島教授らの研究によると、インフルエンザが流行りだす前からビタミンDを意識して摂取していたら、発症率が半減したといいます。適度に紫外線を浴びて、免疫力を高めましょう。

近視になりにくい

外で遊んでいた方が、近視になりにくいという研究もあります。オーストラリアとシンガポールの子どもの近視の割合が、オーストラリアの方が圧倒的に少ないといい、その理由が、外で遊ぶ時間の長さだとか。双方の外遊びの時間を見てみると、

・オーストラリア→週平均14時間

・シンガポール→週平均3時間

3時間はさすがに少なすぎるだろーと思いますが。

それでも、外にいる時間が長い方が、近視になりにくいようです。

セロトニンの活性化

 太陽の光を浴びるとリラックスホルモンの『セロトニン』が活性化されることもわかっています。

 セロトニンには、

・幸福度アップ

・精神の安定

・ストレスを感じにくくする

・睡眠の質もよくなる

といった効果があります。子どもの情緒の安定にもつながっていくということですね。

おわりに

以上、外遊びのメリットをざっと述べていきました。

今回のまとめ!

・外に出て運動することで脳に多大なメリットが得られる。

・集中力アップ、学力アップ、ストレス解消などその他もろもろいいこと尽くし

・外に出るだけで、ビタミンDの生成や視力の低下を防ぐ、セロトニンの活性化などといった効果もあるよ。

特に運動は人間にとって大きな効果をもたらします。子どもが外に出てたくさん動けるような環境を用意するのも大人の役割なのかなと感じています。

次回は、外遊びを保育指針の内容からどう捉えていくか記事にしたいと思います。

それでは、またやー

参考文献

・脳科学的に正しい一流の子育て 脳科学者 西剛志

・子育てベスト100 加藤紀子

運動脳 アンデシュ・ハンセン 御舩由美子(訳)

コメント

  1. […] 前回『なぜ、子ども達に外遊びが必要なのか①~科学が示すメリットとは~』 […]

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