ハイサイ、レイジンです。
今回は、生活発表会で4歳児におすすめの演目を紹介したいと思います。
□『劇遊びの進め方~子どもたちが主体的に遊びを進めるおススメの方法とは~』
□『生活発表会のねらいとは?~各年齢ごとのねらいや内容を考えてみた~ 』
□『生活発表会、5歳児のおススメの演目はコレだ~題材や進め方のポイントを紹介~ 』
ただし、生活発表会は遊びの延長線ですよー。決して大人の都合でさせることがないように。
それではいってみよー!
オペレッタ
オペレッタは、ミュージカルみたいな感じで、セリフが入っている音源がほとんどなので、4歳児も触れやすい内容になっています。
オペレッタ 題材選びのポイント
興味や関心に沿った内容になると、意欲も出て、取り組み方も違ってきます。ぜひ、子ども達と相談して決めてみましょう。
・子どもたちの興味や関心に沿った題材を選ぼう(子ども達と一緒に考えてみよう) ・子どもたちの発達に沿って選ぼう ・子どもたちが親しみを持っているお話を選ぼう ・シンプルで理解しやすいストーリーを選ぼう ・友達と言葉のやりとりを楽しめる題材を選ぼう。
オペレッタ おススメの題材
『メイト』は、オペレッタ用の教材を多く出しています。メイトさんでぜひ探してみて下さい。
一応どんな教材があるか、例を出しておきますね。
4歳児おススメ例: ・くれよんのくろくん ・10ぴきのかえる ・おおかみと7ひきのこやぎ ・ながぐつをはいたねこ ・ともだちほしいなおおかみくん ・ピーマンマンとかぜひききん ・きたかぜとたいよう
オペレッタ 進め方のポイント
聴き慣れすることで、子ども達が自分で動く姿も見られるようになってきます。4歳児でのオペレッタの進め方のポイントはこちら
・子ども達と一緒に役割を決めよう。 ・お話や音楽には何度も触れられるようにしていき、子どもたちがイメージをもって劇遊びを勧められるようにしよう。(常にオペレッタを流せるような環境を整えておく方が良い。) ・普段の遊びの中から、ペープサートなど子どもたちが役になりきって遊べるような環境を用意しよう。 ・子どもたちのアイディアや興味関心によっては、お話にアレンジを加えるのもアリ。 ・衣装も用意することで、子ども達のやる気もアップ!(ただし、先生たちは無理して作って負担にならないように。既存の物や既製品でいいと思います。)
楽器遊び(合奏)
続いて楽器遊び(合奏)。4歳児は、楽器遊びを通して、友達と一緒に取り組み事の楽しさを味わうことがねらいの一つ。友達と一緒に、曲に合わせて楽器を鳴らしたりできるような工夫をしていきましょう。
楽器遊び(合奏) 曲選びのポイント
4歳児の曲選びのポイントをまとめてみました。リズムがとりづらい複雑な楽曲は、避けたほうが良いでしょう。
・リズムがわかりやすい ・シンプルで繰り返しが多く、楽器に合わせやすい ・動きやジェスチャーが入っている曲は、子ども達も楽しみやすい。 ・子どもたちが聴きなれており、「やりたい」と言っている場合は、季節に合った曲でもよい
楽器遊び(合奏) おススメの楽器
4歳児は、複雑な動きよりも単純な動きでならせる楽器の方がおすすめ。曲にタイミングを合わせる余裕がある楽器の方がいいですね。
・カスタネット ・鈴 ・タンバリン ・マラカス ・ウッドブロック 子どもの様子を見て ・大太鼓 ・シンバル
楽器遊び(合奏) おススメの曲
4歳児におススメの曲を選んでみました。
・ありがとうのはな ・きらきらぼし ・さんぽ ・やまのおんがくか ・あわてんぼうのサンタクロース ・せかいじゅうのこどもたちが ・ミッキーマウスマーチ
楽器遊び(合奏) 進め方のポイント
楽器遊びは、最初から音を合わせることに注意してしまうと、子ども達もだんだんと楽しくなくなってきます。まずは楽器に触れること、楽しい雰囲気が感じられるようにしましょう。
・楽器決めは子ども達と相談して決めましょう。 ・子ども達が様々な楽器に触れる時間を持った後に、楽器決めを行いましょう。 ・楽器を自由にならせるコーナーを作ろう。 ・楽器の取扱いや正しい持ち方を丁寧に伝えよう。 ・音色の違いに気づけるようにしよう。 ・普段から手遊びでリズム打ちを楽しむと、子ども達もすぐに楽器に慣れていくよ。
得意なこと、頑張っていることを披露する(運動遊びやダンス、絵、製作など)
発表会で、普段遊びの中でしている得意技を披露することができると、子ども達は自信を持ったり、個々の特徴や長所を生かした発表になったりします。
レイジンは、子どもの意見を取り入れ、それぞれの得意なことを、よく劇遊びに取り入れたりしていましたよー。
得意技披露 進め方のポイント
・子どもの得意なことやこれまで頑張ってきたことを尊重し、個性を生かしていく。 ・一人ずつ披露するのもよし、グループで友達と一緒に披露するのもよし、流れやシチュエーションによってどのように見せていくかを考えていく。 ・BGMなどを流して雰囲気づくりをする。 ・子どもたちが忍者に興味を持っているなら、忍者になり切って披露するなど、テーマを決めて行うのもよい。
得意なことの例
・運動遊び (竹馬、やっとこ、ぽっくり、縄跳び、大縄跳び、フラフープ、跳び箱、平均台、鉄棒、マット運動、) ※安全面に考慮することが必要 ・ダンス ・絵 ・製作 ・こま回し ・けん玉 ・園で習い事をしている場合はその習い事を発表してもよい (空手、体操、太鼓、お茶)など
歌(合唱)
歌は、子ども達にとって園で良く触れている活動だと思います。日ごろの楽しんで歌っている姿が発表会で見せられるといいですね。
歌(合唱)曲選びのポイント
曲選びは以下のポイントを意識してどうぞー
・シンプルで覚えやすい歌詞 ・手話ソングなど動きやジェスチャーが入ると、子ども達も楽しく参加できる。 ・子どもたちが意欲を持ちやすい歌 ・発表会のコンセプトやテーマに合った曲
歌(合唱)おススメの曲
・にじ ・さんぽ ・にんげんっていいな ・かえでのきのうた ・てのひらをたいように ・ありがとうのはな ・赤鼻のトナカイ ・あわてんぼうのサンタクロース
歌(合唱)進め方のポイント
先生が楽しく歌うことで、子ども達も楽しみながら歌を歌います。無理やり歌わせるのはNG。普段楽しく歌っている歌をそのまま発表できたらいいですね。
・1日1~2回は歌う時間を設けていき、子ども達が歌の歌詞や雰囲気、メロディーなどが体に覚えられるようにしていく。 ・自分たちで歌を流せるような環境を用意し、好きな遊びの時も歌に触れられるようにする。 ・保育者が楽しく歌うことで、子ども達にも歌う楽しさを味わえるような雰囲気づくりを行っていく。
ダンス(踊り)
ダンスも発表会では定番となります。いくつかあるダンスの中で、自分でやりたいグループを選ぶのも手かもしれませんね。
ダンス 曲選びのポイント
4歳児でのダンスは、難しい振り付けよりもシンプルな振り付けの方が子どもも覚えやすく踊りの楽しさを感じられます。踊って表現する楽しさを感じられるようにしましょう。
・リズムに乗れるダンスを選び、子ども達が楽しめるように。 ・リズミカルで軽快な曲、しっとりとしてゆったりとした動きの曲など違うタイプの曲を用意し、自分たちで選べるようにしていこう。 ・小道具を使用すると子どものやる気もアップ(ポンポン、リボン、手に付けるリングなど) ・シンプルな振り付けの曲を選んで、子ども達が踊る楽しさを感じられるようにしよう。
ダンスおススメの曲
子どもの興味関心に合わせて曲を選びましょう。子ども達と一緒に決めてもよいと思います。
・すすめだんごむし ・ドラえもん(星野源) ・きょうりゅうだんす ・ひょっこりひょうたん島 ・ぼくらはちいさなかいぞくだ 【ディズニー】 ・ジャンボリミッキー ・アロハ・エ・コモ・マイ ・アンダー・ザ・シー 【J‐POP】 ・あいうえおんがく ・アイドル ・チグハグ ・サチアレ
進め方のポイント
・子どもたちと一緒にダンスを楽しんで、踊りを楽しむ雰囲気づくりをしよう。 ・シンプルで分かりやすい振り付けが子どもも踊る楽しさを味わえる。(子どもの様子、発達に合わせて) ・保育者が前に出て踊り、子ども達が見てわかるようにしよう。 ・適度に踊る時間を設けていき、子ども達がダンスを覚えて踊ることを楽しめるようにしよう。 ・子ども達が好きな遊びの時間も曲を流せるようにしておき、表現を楽しめるようにしよう。 ・子ども達にポジティブな言葉をかけ、子どもたちに踊るのを楽しんでもらおう。
おわりに
ということで、『生活発表会(発表会)4歳児おススメの演目』を紹介しました。
子どもたちが無理することなく、表現することを楽しみながら発表会を行えるといいですね。
それでは、またやー!
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