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成功に必要なのはIQ?それとも

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

最近長男が良くテストを持って帰ってきます。

レイジン家の長男。勉強系は苦手ではない方で、

大体100点か90点あたり。

「いつも授業を頑張っているんだね」と声をかけ、努力を認めるようにしています。

さて、こういった勉強のテストで測れる能力をIQなんていったりしますが、

このIQ。日本では、かなり重要視されており、中学生になると、ほとんどの子が塾に行ったりしています。

では、IQが高いと将来活躍できるのでしょうか

「いやいやIQよりも大事なもんがあるっしょ」という声も聞かれたり。

いろいろ調べてみましたよー。それでは、いってみよー

IQが高いと将来活躍できるのか

まずは、IQについて。

IQとは、簡単に言うと『知能指数』。知識やら言語理解やらを測定して出た値で、平均が100になりまっす。

そして、IQが高いと将来活躍できるのかというと…

活躍できるとは限らない

という答えになります。以下引用文より。

これまで知能指数(IQ)が高いことが、大人になってうまくいくために大切なこととされてきました。しかし意外なことに、IQの高い子どもは大人になるとその多くが普通の人生を送っていることがわかっています。

脳科学的に正しい一流の子育てQ&A 脳科学者 西 剛志著 』

「まじかよ」って感じですよね。

スタンフォード大学の研究によると、IQ135以上の天才児1528名を60年にわたって調査した結果、それほどの成功は収めてないんだよという結果が出たそうで、

大多数が普通の職業に就き、期待外れの仕事をしていたとか。

また、日本の平均IQは105で世界3位らしいのですが、

かといって、ノーベル所をとっている人が多いかと言えばそうでもなく、世界6位。

平均IQがさほど高くないアメリカやイギリスの方が順位が高いのです。

上位1%の天才たち

では、超天才はどうなのでしょうか。アメリカのテストと将来の相関を見ていきましょう

アメリカでは、SATという学校の成績を測るものがあるらしく、1つが数学。もう1つがリーディングっとライティングで2つの合計点を測っていきます。(1つは800点満点。)

そんなSATを受けた子ども達。13歳の時点で、数学のテスト上位1%に入っていた人たちは、なんと大人になると、

・博士号の取得率が高い

・収入が高い

・有名な学者になった

・大企業のCEO(最高経営責任者・代表取締役)

など社会的に成功を収めている確率が高かったんですと。

1%の人は規格外ってな感じですかねー。

IQよりも大事なものは

「人生頭の良さだけじゃない!」という論調も世間では多く聞かれます。

ハーバード大学の認知教育学のハワード・ガードナー教授は、IQは人間にある8つの才能のうちの3つに過ぎないとしています。(言語的知能、論知的知能、視覚空間的知能)

確かに、音楽や身体能力、コミュニケーション、努力する力など人間にはほかにも様々な才能がありますからねー。

実際、子どもの頃のIQと性格が大人になってどのように関連するか調べたデータがあり、その結果から言うと、

〇収入

〇健康状態

〇メンタルヘルス

どれをとっても、性格の方が優位にあったそうな。

それでもIQを伸ばしたい人へ

かといって、IQをおろそかにしてよいというわけではありません。

IQが高いことで、『問題解決能力』『学習能力』が優位になり、それを生かすこともできるでしょう。

以下に子どものIQを上げるために必要なことをまとめてみました。

〇オメガ3:魚に含まれている栄養素で、妊娠中や授乳中にも摂取することで、子どものIQが上がるとされています。実際、オメガ3でIQが3.5ポイント上がるんだそうな。成長してからも、食べていくことで、頭が良くなるんですねー

〇読書:読書もIQを上げるのに効果的。語彙力の増加や論理的思考、知識の拡充、集中力の向上など、読書することで向上する能力は多いとされています。

逆にIQが上がりそうで上がらないのが『早期教育』(ここでは学習塾的な感じととらえてください)。日本では、躍起になって幼児の頃から塾に行かせたりすることも多くみられますが、IQの向上とは関連がなかったそうな。

おわりに

ということで、以上IQについて述べさせていただきました。

今回のまとめ!

〇IQが高くても将来活躍できるとは限らない

〇IQよりも大事なのは性格。

〇といっても、IQもおろそかにしてはいけない。IQを伸ばしたかったら、魚を食べよう。読書をしよう。

といった感じです。

最後にレイジンが思うことをちょこっと。

「頭の良さよりも、心が大事」というのは昔から言われてきたわけですよね。ですが、親は塾に行かせたり「勉強しなさい」と口を出したりするわけですよ。

それは、親が子どもを愛するが故の行動なのかなと感じています。現在の社会は、大学に行くのが当たり前。いい大学に入るとよい就職先が見つかるなど、ルートがほぼ決まっている状態です。「愛する我が子にはいい会社に入ってほしい。」といった親心が、小さいころから塾に行かせたり、勉強に重きを置いたりするわけですね。

しかし、最新の世界幸福度ランキングでは、日本は47位。IQの平均が高い韓国も57位となっております。

生きていくうえで、良い就職先に勤めることが人生の幸福度を決めるわけではないということを日本社会全体が考えていく必要があるのかもしれません。

最後、真面目に語っちまったぜ。まあたまにはいいよね。

それでは、またやー

参考文献

『脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A』 脳科学者 西 剛志著

「人生の成功」に必要なのはIQか、それとも性格の良さか | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

【知ってた】生まれつきの天才は人生がイージーモード | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

子供のIQをあげるにはどうすればいいの?のメタ分析が出てたよー | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

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