ハイサイ、レイジンです。
5歳児になると、少し複雑なルールのあるゲームを楽しめるようになります。
そんな5歳児におすすめなのはカードゲーム。
現代は、様々な種類のカードゲームが出ています。
カードゲームを家族や友達と楽しむことで、子どもの力も伸びていきます。
今回は、『5歳児おススメのカードゲーム』や『カードゲームの効果』についてお知らせしていきたいと思います。
それではいってみよー
カードゲームの効果とは
たかがカードゲームと侮ってはいけません。カードゲームは教育効果も高いのです。
思考力を高める
カードゲームは考える力を養えるものも多く、どのカードを使うかや相手の動きを考える必要があります。戦略を考えることは、ゲームを楽しむだけでなく、勝つために必要なスキルでもあります。
また、相手の手の中に何があるのか、どういう戦略を立てているのかを読む力だったり、どれだけリスクを取るか、そのリスクに対してどれだけのリターンが期待できるか考える力も遊びながら身に着けることができるのです。
数字や色の理解が進む
カードゲームは数字や色を使用しているものが多く、同じ数字や同じ色のカードを見つけたり、順番に並べたりすることで、数字や色の理解が進んでいきます。
カードに書かれている数字や色、マークを理解することで、どのカードが強いのか、どれを選ぶと得なのかを考えることができるなど、数学的な思考を鍛えてくれます。
文字の理解が進む
カードゲームをしながら、文字の理解も進むことがあります。代表的なのが、『かるた』でしょう。かるたに書かれている言葉を読むことで、文字を認識する力や読解力が身につきます。そのほかにも、ルールや説明を読んだりすることで、文字による情報を理解する力も向上していきますよ。
言語能力、コミュニケーション力を高める
カードゲームでは、新しい言葉を学習したり、言語による指示を理解したりしていくことで、言語能力の向上が見込まれます。また、ルールの確認や相手とのやり取りを通してコミュニケーションの力も高めていきます。
ゲームのルールやプレイ中のコミュニケーションを通して、言語能力やコミュニケーションスキルが向上していくのです
協力する力
カードゲームは、協力して行うルールも多く含まれています。
例えば『チームで協力して相手に勝つ』『協力してルールを守る』『協力して作戦を立てる』『助け合う』『喜びを分かち合う』といったところでしょうか。
協力してゲームをすることで、チームワークだったり、相手の意図を感じ取る力が鍛えられていくのです。
勝ち負けに関する力が身につく
カードゲームは勝ち負けに関する様々な力も身につきます。勝つための戦略を練っていくほかにも、「負けたので、次はこういう作戦に出よう」といった勝ち負けから教訓を得ることも。改善点を見つけたり、負けや失敗への対処する力を身につけることができるのです。
集中力や待つ力を養う
カードゲームをするときは、数字やマークを注意深く見たり、相手の動きやプレイをよく観察したりするなどの集中力が必要になってきます。
また、自分の番を待ったり、負けても次に向けて頑張るといった忍耐力の向上が見込まれます。
カードゲームを通してこれらのスキルを磨くことで、日常生活でも力を発揮しやすくなるのです。
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トランプ
トランプは言わずと知れた代表的なカードゲーム。数とのふれあいはもちろんのこと、思考力や集中力も養えます。
・ババ抜き ・神経衰弱 ・スピード(沖縄では『バッチャンコ』ともいう) ・いっきゅうさん ・7並べ
など5歳児でも遊び方は多様にあります。
プラスチックのトランプが主流ではありますが、幼児においては、誤ってトランプの端で傷つける恐れがあるので、紙製でもよいと思います。
↓洗えるトランプってのもあるんですね。汚れても平気っていうわけか。プラスチック製ですが。
UNO
配られたカードが先に無くなった人が勝ち。最後の一枚になった人は「ウノ!」と宣言する。『UNO』は定番中の定番カードゲームで、同じ色や同じ数字でカードが切れるため、色と数字の理解も深まります。5歳児でも十分にルールを覚えられます。カード数も多いため、大人数で楽しめますよ。
かるた
かるたは日本の伝統的なカードゲーム。文字の理解や読解力、集中力に反応速度などが鍛えられます。遊びながら覚えたての文字に触れあえる、5歳児にとってありがたいゲーム。「次は私が読み手をやりたい」など読み手をやりたい子も多くいます。だじゃれのおもしろさが分かり始める時期でもあるので、『だじゃれかるた』もおススメ。
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ナンジャモンジャ
あとで謎の生物のカードが12種類あり、出た生物に対して、思いついた名前を付けていきます。あとで同じカードが出たら、つけた名前を呼び、速かった人がたまった場のカードをゲット。最後にカードの枚数が多い人が勝ちとなります。
「この生物の名前なんだったっけ?」となかなか思い出すのも難しく、記憶力を養ってくれます。また、独自性のある名前を付ける子も多く、創造性も高めてくれますよ。
『ナンジャモンジャ・ミドリ』のほかに、『ナンジャモンジャ・シロ』も発売されております。それだけ人気シリーズということですね。
ナインタイル
9枚のタイルをひっくり返したり、動かしたりして早くお題通りに並べたほうが勝ちというゲーム。大人でも最初はお題通りに並べるのにかなり時間がかかってしまいます。裏表のタイルを把握する記憶力と、瞬発力、集中力が求められます。
ポケモンバージョンもあるみたいですねー。子ども達の興味を引きそうです。
これなーんだ10~どうぶつ編~
動物が好きな子におススメのカードゲーム。質問やヒントカードを駆使して、ゲームカードに書かれている動物を当てたらそのカードをGET!先に7枚集めたら勝ちとなります。質問できるのは10個まで。
コミュニケーション力や問題解決力も鍛えられるよ。
他にも『世界の国編』や『世界の町編』もあります。子どもの興味関心に合わせて選べるといいですね。
わたしはなあに
『わたしはなあに?』は上記の『これなーんだ』と同様に質問力が鍛えられるカードゲーム。遊び方は3種類あって、
①神経衰弱のように同じカードを当てていく ②一人が持っているカードをみんなが当てていく ③自分が持っているカードを、みんなのヒントをもとに自分で当てる
といった感じ。文字を読めなくてもできるという点では、3歳児くらいからでも楽しめるカード遊びですね。
スイーツレシピ
創造性を大きく刺激してくれるのが、『スイーツレシピ』。具材のカードを集めて、メニューカードの料理を完成させていきます。出来上がったら、本当に食べたくなりますね。スイーツ好きにはもってこいのカードゲーム。慣れてくると、具材を見るだけでどのような料理が作れるのかわかるようになりますよ。
他にも、『みんなのレシピ』や『和食レシピ』、『ほっかいどうレシピ』他多数と盛りだくさん。自分の好きなジャンルから選んでみると職にも興味が持てそうですね。
ひらめき列車
友達や家族との絆を深めてくれるカードゲームなら、『ひらめき列車』がおすすめ。
相手のことを知ることのできる質問があふれていて、新しい一面が発見できるかも。レイジンなら、保育現場でのお集りの場で楽しむかなー。友達の一面を知ることができると、中もぐっと深まっていきますよ。
注意点
ということで、カードゲームをいろいろ紹介してきたのですが、カードゲームを遊ぶにあたって注意する点がいくつかあります。
対象年齢にとらわれすぎない
このようなカードゲームには、対象年齢があります。例えば、『これなーんだ10~どうぶつ編~』は、6歳以上が対象年齢となっていますが、子どもの興味が高まっていたり、知識が多くあれば5歳でも遊べるのです。反対に、そこまで興味がなかったり、ルールの理解に苦しむ場合は、対象年齢を下げたものを選ぶのが良いでしょう。
大切なのは、子ども達を理解し、個々に合ったカードゲームを提供することです。
まずはゲームのルールに慣れること
最初から子どもたちに任せてしまうと、ゲームのルールがわからずに投げ出してしまう子も出てきます。まずは大人が一緒に入り、その都度ルールを伝えるようにしていきましょう。何度か遊んでいくうちに子ども達もルールを覚え、自分たちで遊びを楽しむようになります。
人によってルールが違うというパターンも多くあるので、統一できるように話し合っていきましょう。
短時間→長時間
カードゲームに慣れていない場合は、長時間のゲームが苦痛になってしまうもの。まずは短時間でできるカードゲームを選び、慣れてきたら少しずつ時間が出てくるカードゲームを出していきましょう。
カードゲームを楽しんでいると集中力も身についてくるので、少しずつ時間を延ばすこともできますよ。
おわりに
ということで、今回は『5歳児おススメのカードゲーム』や『カードゲームの効果』について記事を書かせてもらいました。
家庭や保育現場でも、カードゲームは盛り上がったり、集中して遊んだりできる玩具の一つです。ゲームを楽しむことで、コミュニケーションを深められるといいですね。
それでは、またやー!
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