ハイサイ、レイジンです。
10月や秋の園の行事といえば、運動会が最大の行事になると思いますが、
そのほかでいえば、『ハロウィン』が最近の主流なのではないでしょうか。
この『ハロウィン』。レイジンがまだ働きたての頃は、そこまでメジャーではなく、行事として取り入れているところも少なかったのではないかと思います。
ですが、最近は日本全体が『ハロウィン』を楽しもうという雰囲気があり、保育園や幼稚園、こども園も行事として取り入れるところが増えてきました。
今回は、ハロウィンのねらいや楽しみ方・気を付けたいポイントをお伝えしたいと思います。
それでは、いってみよー
保育におけるハロウィンのねらいとは
では早速ハロウィンのねらいについてお伝えしていきたいと思います。
ハロウィンの由来と意味、子どもへの伝え方
まずは、ハロウィンの由来から。ハロウィンは、2000年も前に発祥とされており、古代ケルト人が行っていた祭り『サウィン祭』が起源とされています。
新しい年を迎える前に、悪い霊や魔女などを追い出すためのお祭りで、この風習がアメリカに移ってからは、収穫の祝いの行事になったとされています。
子ども達には、『秋の収穫を感謝する』『悪い霊や魔女を追い出すため』のお祭りだということを伝えていけな良いと思います。
ハロウィンのねらいや内容
保育はただ「わーい、ハロウィン楽しいねー」というだけではありません。
行事などを行う際は、しっかりとねらいを持っていないといけません。
『ハロウィン』を園で行う際はどのようなねらいがよいのかちょっと一例。
・友達や地域の方との交流を通して、ハロウィンの行事を楽しむ。 ・ハロウィンの由来や意味を知り、海外の文化に親しみを持つ。 ・友達と一緒にハロウィンに向けて必要な道具を考えたり、作ったりする。
こんな感じかなー。ねらいを持つことで、子ども達の育ちも感じることができ、保育が充実していきますよ。
ハロウィンの保育内容と楽しみ方
では、ハロウィンにおける保育内容も見ていきましょう。
仮装大会
一般的に良く行われるのが、仮装大会なのではないでしょうか。4,5歳児などは自分で作った衣装を着てもいいし、家で用意した衣装を着るのもよし。普段とは違う服装なので、子ども達は興味をもって友達の姿を見たり、自分の衣装を着ることを楽しんだりするでしょう。
ハロウィン製作
ハロウィンは、製作を楽しむことができる行事で、とんがり帽子やおばけのマント、お菓子を入れるバッグやお菓子自体を製作しても楽しめますよ。
ゲーム
ハロウィンでは、ゲームも楽しむことができます。ハロウィンといえばお菓子ということで、『お菓子探し』や『お菓子つかみ取り』を行ってもよいですし、お化けや秋の野菜に関するクイズや間違い探しも楽しむことができるでしょう。
お菓子をもらおう・配ろう
ハロウィンといえば、お菓子をもらうのが一番の楽しみ。
「トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」は、
もはや定番のフレーズですね。地域と連携をとり、お菓子をもらいに行ってもよし。園内で用意するのもよし。お菓子をもらいに行くだけではなく、用意する楽しさも感じられるでしょう。ちなみに、レイジンの園は近くのホテルさんが誘ってくれてお菓子をもらいに行ったこともありますよ。
ハロウィンの配慮点
安全な仮装
仮装を行う上で注意しないといけないのが、安全な服装かどうかということ。何かお面をかぶってきた際に、動きや視界に支障をきたさないものであるかどうか確認しましょう。
また、小さな部品を身に着けている場合もあり、その際は誤飲や紛失なども考えられます。窒息の恐れなどもあるので、小さな部品などの装着は避けたほうが良いでしょう。
食品アレルギーに対する配慮
ハロウィンでは、お菓子を配ったりもらったりするのが一般的ですが、アレルギーのある子に対しては配慮が必要です。アレルギー情報を事前に把握し、非アレルギーのお菓子や代替品などを用意して行事を楽しめるようにしましょう。
交通マナーを守ろう
仮装をしてお出かけをしたり、地域を散歩する場合は、交通マナーを意識して安全に楽しめるようにしましょう。普段とは違う服装なので、歩きにくいなどの状況も考えられます。なので、子ども達の様子を観察しながら、歩くスピードなども調節していきましょう。
宗教的にNGな子がいる場合も
ハロウィンは宗教など特に関係ないといわれていますが、特定の行事や祝日を祝わない宗教なども存在するので、もし宗教に関係のあるご家庭がいたら、確認しておくことが良いと思います。
保護者とのコミュニケーション
保護者には事前に行事の内容や日程、持ち物など確認しておくようにしましょう。もしかしたら服装などを用意したり、手作りしたりする保護者もいるかもしれません。2~3週間前には確実にお知らせしておくようにしましょう。
不安な子への配慮
ハロウィンのお化けだったり、それに関連した衣装、普段とは違う服装や環境に過敏な子など、もしかしたら不安を訴える子もいるでしょう。その際は保育者が子どもの気持ちに寄り添い、安心感を与えながら無理強いせずに過ごせるようにしていきましょう。見るだけでも子ども達は様々なことを学んでいるものです。
おわりに
ということで、園でのハロウィン行事の楽しみ方や注意点を述べてきました。
今回のまとめ!!
・しっかりとハロウィン行事のねらいをたてて保育しよう。
・ハロウィンでは、仮装大会や製作、ゲーム、街の散策など様々なことが楽しめるよ。
・服装、アレルギーなど事前に注意点を把握し、保護者と連携をとりながら、安全にハロウィン行事を楽しめるようにしよう。
以上になります。娘もハロウィンに向けて服を作りたいと張り切っていたなー。
それでは、またやー
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