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ADHDの長所をまとめてみた

保育
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ハイサイ、レイジンです。

最近大人のADHD(注意欠陥・多動症)も増えてきているといわれていますが、

昔は、じっとしていられない、衝動性が強い子どもの症状ということで知られていました。

そんなADHDですが、長所もあります。

今回は、ADHDの長所を把握することで、子どもの良さに気づいたり、捉え方が変わったりするとよいなということでブログを書いていきたいと思います。

医者ではないので、医学的なことは言えませんが、研究などで分かっているところを紹介していき、レイジンの考えも伝えていきたいと思います。

それでは、いってみよー

ADHDの特性

まずは、ADHDの特性から。

代表的なものを挙げると

〇不注意

〇多動性、衝動性

といったものがあります。

例に出していきましょう。

〇お集りの時にそわそわして、違うところを見たり(不注意)、立ち上がったり(多動・衝動)する。

〇周りの状況を見ずに発言する。(不注意、衝動)

〇忘れ物をしやすい(不注意)

〇ロッカーの中がぐちゃぐちゃ(不注意)

〇やりたいことに夢中になり、時間が守れない(衝動、不注意)

などといったところでしょうか。子どもを見る機会の多い方は、このような特性の子に出会ったこともあると思います。

ADHDの長所と見つけ方

ADHDの長所

そんな特性のあるADHDですが、どのような長所があるのでしょうか。

まずは、不注意、衝動性といった特性を長所に置き換えてみましょう。

不注意→視野が広い。いろいろなところに目を光らせており、外からの刺激に敏感。新しい情報やアイディアを吸収して、自分に活かすことができる。

衝動性→瞬発力がある、行動的スポーツに活かせるだけではなく、冒険的に様々なことに挑戦しようとする。

こうやってみると、自分にはない部分を持っていて、すげーなーと思うところ。

そのほかにも、このような長所があるといわれています。

創造性が高い→ミシガン大学の実験によると、ADHDの人は、集中力のある人に比べて創造的な絵を描くことが多かったのだとか。

冒険心がある→衝動的に「やってみたい」と思うので、一歩引いてしまうような場面でも、新しい体験を楽しむことができる。新しいことにチャレンジ、好奇心に対して素直に動くことができる。

こうしてみると、かなりの長所ではないのでしょうか。

エジソンも好奇心が強く、学校では落ち着きがなかったのは有名な話。他にもADHDの症状がある有名人は多いとされています。

こう考えても、ADHDの長所を活かしていくと、ものすごい力を発揮してくれることがわかります。

長所を発見するとなぜよいのか

では、長所を発見するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

世界的な調査会社、ギャロップ社の研究によると、社員の「強み」に注目している上司がいる場合は、社員が問題行動を起こす割合が減ることがわかっています。

また、親が子どもの長所、強みを知ってそれを使うように励まし、子どもも自分の強みを使うことで、

・ストレスが低い     ・人生の満足度が高い

・成績が伸びる      ・親の幸福度も高まる

といったデータも出ているそう。

長所の見つけ方

『世界に通用する子どもの育て方 松村亜里著』では、『強み』(長所)を見つける方法として、以下のようなことをお勧めしています。

①子どもがワクワクするほど好きなこと
→熱意を持っているものを見つけよう

②子どもが得意なこと
→好きで得意なら良し。やらされていたり、子どもが好きでないものは偽物。

③人からのフィードバック
→学校の先生や友達、友達の親からの情報で子どもの長所を知ることもある。

④弱みの裏に強みがある
→ADHDの長所部分でも述べましたね。不注意→視野が広いなどです。レイジンは、優しいといわれますが、優柔不断なところがありますね。

これらの方法を活かして、子どもの長所を見つけていきましょう。保護者だけではなく、園や学校の先生、働いている方々も、相手の長所を見つけ、活かしていくことで幸福度や満足度が高まりますよ。

おわりに

ということで、今回は『ADHDの長所をまとめてみた』ということで、ADHDの長所や長所を見つけ、活かしていくことで良い影響があるよということをお伝えしてきました。

今回のまとめ!!

〇ADHDの代表的な症状として、『不注意』『多動性』『衝動性』があるよ。

〇長所は『視野が広い』『瞬発力がある』『創造性が高い』『冒険心がある』などたくさん。

〇短所は長所に置き換えられる。

〇子どもの長所に注目し、使えるようにしていくと満足度や幸福度が高まる、ストレスが低くなるほか親の幸福度も高まるよ

といったところでしょうか。ADHDとなると、その症状名に重きを置きがちですが、大切なのは名前よりも特性を理解すること。そして、その特性をどう生かしていくかと考え、行動していくことだと思います。

一人ひとり個性は違いますからね。「みんなちがって~」ってやつっす。

では、またやー

参考文献

集中力がない人には朗報「気が散りやすい人ほど創造性が高い!」との研究結果 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

・学校の中の発達障害 精神科医・医学博士 本田秀夫

・脳科学的に正しい一流の子育てQ&A 脳科学者 西剛志

・世界に通用する子どもの育て方 松村亜里

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