ハイサイ、レイジンです。
今日は本を読んでいると、『ごほうび』について書かれていたので、そのことについてのレイジンの意見を述べたいと思います。
今回読んだ本は『図解モチベーション大百科』という本。
ブックオフで220円でゲットしたんだよねー
読んでみたら面白くてお得感に浸っております。
そして『図解モチベーション大百科』に記され、今回皆さんにぜひ紹介したいなと思う内容は、
ごほうびを与えるとモチベーションが損なわれることがあるということ。
「えー」って感じですよね。
ご褒美があるだけで頑張れそうだけども。
この本で紹介されていた実験はこんな感じ。
幼稚園児に絵を描いてもらった
↓
Aチームの子どもには、「上手に絵を掛けたら、ご褒美をあげる」と伝えておき、絵を描いた後ご褒美をあげた。
↓
Bチームの子どもには、先にご褒美のことを触れず、絵を描いた後にご褒美をあげた。
↓
Cチームの子どもには、ご褒美をあげなかった。
結果、Aチームは、他のチームより長い時間、絵を描いて遊んだといいます。
ここまでだと、いやいやご褒美の効果ありまくりジャンと思いますよね。
しかし面白いのはここからです。
数週間後、同じ子たちにご褒美なしでマーカーペンで遊んでもらったところ、
Bチーム絵を描いて遊んでいたのに対し、Aチームは絵を描くことにまるで興味を示さなかったというのです。
(心理学者リチャード・E・ニスペットたちの実験)
これ、めっちゃおもしろいですよね。
楽しんで行っていた遊びが、ご褒美を先にちらつかせられたことで興味を失ってしまうという…
つまり、先にご褒美をちらつかせると、後々のモチベーションを失うということです。
これって家庭とかですごくやりがちだと思うんですよ。
「テストでいい点とったらごほうびね」
「お手伝いしたらごほうびね」
でも、ご褒美目的だとその活動は好きになれないという悲しい結末。
レイジンも勤めている園で似たようなことをしたことがあったなー
先に賞状がもらえることを伝え、縄跳びや鉄棒を頑張ってもらおうという。
こちらは、その子のやる気につながればいいなと思って行っていることが、
結局は外からのモチベーション動機になってしまい、内側から湧いてくるモチベーションは消してしまってたんですねー
ごめんなさい
私たち大人は、ニンジンをぶら下げられながら育ってきたのかもしれませんが、その作戦に効果はないとわかった以上はやり方を変えないといけません。
子育てや保育って難しいですねー
でもこういうことがわかるのも面白い。
これからは、内側から湧いてくるモチベーションを意識して子どもにかかわるぞー
それでは、またやー
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