src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.7.1/jquery.min.js">3歳・4歳・5歳から鍛える想像力~余白を作って子どものイメージ力を膨らまそう~ - レイジンブログ
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3歳・4歳・5歳から鍛える想像力~余白を作って子どものイメージ力を膨らまそう~

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

子どもはよく「この雲、ソフトクリームみたいだね。食べたい。」など、想像力を膨らませ、会話を楽しんだりしていますよね。

この想像力というのが意外と大事なもので、想像力が足りないと、

・新しいアイデアを思いつかない
・問題をどのように解決すればよいのか思いつかない
・友達との関係がうまくいかない
・絵を描いたりすることも苦労する

など様々な弊害が出ることが予想されます。

そこで、今回は『子どもの想像力を高めるために必要なこと』について考えていき、皆さんの子育てに役立てていけたらなーと思っております。

それでは、いってみよー!

想像力とは

まずは想像力の意味を説明。

想像力とは、

頭の中で思い描く力

のことです。似たような言葉に、創造力があります。こちらは『新しいものを作り出す力』

また、発想力も似たような言葉として挙げられますが、こちらは『思いつく力』。英語で表すと少しわかりやすくなるかもしれません。

想像力→イメージ
発想力→アイデア
創造力→クリエイティビティ

これらを鍛えていくことは、新しいことを思いついたり、作り出したりすることができるようになります。AI時代に突入しましたが、想像力は人間特有の能力。想像力が高い人は、これからの社会でも重宝されるに違いありません。

3歳・4歳・5歳の想像力を高めるために必要なこと

では、想像力を3歳・4歳・5歳といった幼児期から高めるためには、どのようなことが必要なのか見ていきましょう。

自由に遊ぶ時間

子ども達は、自由遊びの中で想像力が高められます。自由な遊びの中で、

・自分たちで活動を選ぶ
・ルールを設定する
・ストーリーを作る
・様々な遊び方を試す

といったことを経験していくことで、想像力が育まれていくのです。大切なのは『自由に遊ぶ』ということ。親や大人が子どもの遊ぶおもちゃを指定したり、過度に干渉したり、失敗を避けたりしてしまうなど、良かれと思ってやっていることは、子どもの自由を奪い、想像力の成長に影響を及ぼすのでご注意を。

○○なおもちゃを選ぼう

「子どもを賢くさせたいから、教育用のおもちゃがいいよ。」
「今のうち数字のカードに触れていたら、頭良くなるよね。」
「文字の本を買ってきたから、今日から練習しなくちゃ」

幼児期において、上記のようなおもちゃや本で環境を構成しても、子ども達が遊びこむことは難しいでしょう。それよりも、おもちゃの箱の方に興味を持ち、どんどん遊びが広がっていきます。

子どもの頃は、『終わりのない遊び』を行うことが重要なのです。『終わりのない遊び』とは、

例えば

・ごっこ遊び
・積み木
・砂遊び
・粘土遊び
・廃材製作

といったようなもの。子どものかかわり方によって変化していくので、終わりがないということです。幅広く使用でき、子どもの想像力を引き立て、際限なく自由に遊べる玩具。このようなおもちゃを選んでいくことで、子どもの想像力は高まっていくでしょう。

友達と遊ぶ

友達と遊んだり、何かを作ったりするときは、協力したり、互いのアイデアを共有したりします。一緒に何かを考えたり、自分だけでは思いつかないアイデアに触れることもできるでしょう。そうすることで、他の子ども達から刺激を受けて、想像力は高まっていきます。

また、相手がいることでごっこ遊びで想像上の世界を楽しんだり、相手の気持ちや立場を創造する経験を得られますね。

読み聞かせをする

本は、現実とは違った想像の世界を体験させてくれる優れものです。読み聞かせをすることで、親子で想像の世界に入ることができるのです。

3~5歳を対象にした実験では、読書の後に脳の創造性にかかわる部分が大きく活性化していたということもわかっています。

ぜひ、親子で読み聞かせを行い、親とのふれあいで安心を感じながら想像の世界を楽しみましょう。

運動をする

運動は、体力向上、集中力の改善、記憶力向上、ストレス対策など万能薬として有名ですが、運動することで想像力も高めるのではないかと言われています。

最近の研究によると、脳の海馬というエリアは想像力にかかわっていることが分かっており、運動によって海馬の細胞を増やすことで、想像力も上がるのではということですね。

これはあくまでも仮説なのですが、運動で想像力も高まるとなれば、運動はメリット多すぎてやるしかないという感じですね。

昼寝をする

また、想像力を高めるのに昼寝がおすすめという研究もあります。昼寝といっても、浅ーい昼寝。「コクっ!はっ、今少し寝ちゃってた」くらいの感じ。

このような浅い眠りをした人は、睡眠をとってない人や中程度の睡眠をとった人よりも、問題の隠されたルールを解き明かすなど、ひらめくことが増えたそうな。

アインシュタインなどもこのような、浅い眠りを利用していたそうなので、子どもにおいてもずっと覚醒状態ではなく、少しだけ目をつむる時間があってもよさそうですね。

子ども自身、少しだけ眠るという調整は難しそうですけどね。

自然に触れる

自然に触れると、想像力が高まることが分かっています。『緑を見るだけで、創造性が伸びる』といった研究もあって、緑の中で遊んだ子どもたちはそうでない子ども達に比べ、工夫して遊ぶことが分かったとか。

画面から離れて自然の中で過ごすと、創造性が50%高まるということも言われています。自然には、他にストレス軽減の効果もあるので、休みの時は自然のある公園などでゆったりと過ごす時間をもってはどうでしょうか。

ぼーっとする時間を大切にしよう

そして、想像力を高めるうえで一番大切なのが、「ぼーっとする」時間を持つことです。人間の脳はぼーっとしているときでも活発に動いているようで、想像力を高めるには必須なのだとか。

お風呂に入っているときや乗り物に乗っているとき、ベッドの中といった場所でいいアイデアが出るといいますからね。想像力を高めるのに大切なのは、リラックスをすることです。

忙しすぎると子どもの想像力を奪う

これまで、子どもたちの想像力を高めるには、自由な時間を過ごす、運動をする、自然に触れる、ぼーっとする時間を持つといったことを述べていきましたが、現代の子はそのような時間を取れないほど忙しい子も出てきています。

幼児期から園に行った後に、習い事をして、終わったら夕ご飯。そのあと宿題をして…といった時間を過ごしていては、あまりにも忙しすぎます。ぼーっとする時間や自分が好きなことをする時間も取ることができません。

大切なのは余白の時間。自由な時間を得た子どもは、想像したり、好奇心を働かせたりして、習い事では得られない経験をしていきます。

自己肯定感を高める子育て』( ダニエル・J・シーゲル、ティナ・ペイン・ブライソン著 桐谷知未訳より )で、

子どもの過密スケジュールを防ぐための7つの質問が載っていたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.この子はストレスがたまっている?

しょっちゅう疲れていたり、不機嫌だったり、そのほか、追い詰められている、または不安を感じているようなそぶりを見せたりなど、バランスが悪い兆候を示している?

2.この子は忙しすぎて、遊んだり創造的になったりする自由な時間がなくなっている?

3.この子はじゅうぶんな睡眠をとっている?

あまりたくさんの活動にかかわっていると、寝る時間に宿題を始めることになる。これは困った問題だ。

4.この子のスケジュールはいっぱいすぎて、友達やきょうだいと気ままに過ごす時間が無くなっている?

5.家族みんなが忙しすぎて、決まった時間に一緒に夕食が取れない?

毎食一緒に食べる必要はないが、ほとんどない場合は心配だ。

6.子どもにしょっちゅう「急いで!」と言っている?

7.自分自身が忙しくてストレスがたまっているので、子どもとのやりとりの大半がイライラしたりキレたり、になっている?

これらの質問の答えに1つでも「はい」があるなら、立ち止まって考えてほしい。

2つ以上「はい」があるなら、子どものスケジュールがつまりすぎかどうか、真剣に考えることをお勧めする。

自己肯定感を高める子育て ダニエル・J・シーゲル、ティナ・ペイン・ブライソン著 桐谷知未訳より

おわりに

今回は『3歳・4歳・5歳から鍛える想像力~余白を作って子どものイメージ力を膨らまそう~』ということで、「想像力を高めるために必要なこと」を述べさせてもらいました。

子どもに成功してもらいたいがあまり、子どものスケジュールをきつくしたり、自由な時間を与えないことは、子どもの想像力を高めるためには逆効果になってきます。

想像力は、AI時代においても必要な能力。子どもが自由に過ごす余白の時間を確保することが、子どもの成長につながっていきますよ。

それでは、またやー!

参考文献

今週半ばの小ネタ:天職についている人は高収入、運動で良いアイデアが出る、マルチタスクでも良いアイデアが出る | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

ときには何もせずにボーっとするほうが創造性とモチベーションは高まるという話 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

ボーッとしてる時こそ良いアイデアが浮かぶ!はどこまで本当なのか? | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

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