ハイサイ、レイジンです。
今回は外国語教育についてお伝えしていきたいと思います。
先日、サッカーの久保建英選手がスペイン語をぺらぺら話していて、息子もその姿に釘付けになっていたんですよね。
レイジンの世代では、中田英寿選手が、イタリア語を流暢に扱っていて海外の選手と笑顔でコミュニケーションをとっており、「中田スゲーな」と感じていました。
外国語を話すことができると、サッカーだけではなく、社会人になっても有効に活用できるということで、習い事として考えている親御さんもいると思います。
そこで今回は、外国語を学ぶメリットやデメリットをお伝えしていきたいと思います。
それではいってみよー
外国語を学ぶメリット
それでは、まずは外国語学習のメリットから
①柔軟的な思考が手に入る
レイジン的には、このメリットが一番大きいのではと考えています。
4歳ごろまでは、一度決めたルールを変えると新しいルールに対応するのは困難というのが普通ですが、3~5歳のバイリンガルの子どもは新しいルールにスムーズに対応できる子どもが多いのだとか。外国語を覚えるには新しい文法やらルールやらを覚えていく必要がありますからね。自然と思考にも柔軟性が出てくるのでしょう。
②コミュニケーション力の向上
また、多くの国の言葉が使える子は、相手の言葉や視点を理解したり、どの言葉で話すと相手に分かりやすいか考えて話すこともできるので、思いやりをもったり、異文化理解したりなども含め、コミュニケーション力が高くなるといえるでしょう。まあ、性格によることは否めませんが。
③短期記憶力アップ
2013年の研究では、バイリンガルの子とそうでない子を比較すると、バイリンガルの子の方が、ワーキングメモリ(短期記憶)が高い傾向があることが分かったそうな。
ワーキングメモリが高いと勉強の集中力もアップするらしいですよ。
④注意力アップ
また、バイリンガルの子は注意力が高いこともわかっています。言語を使い分ける際に、不要な情報を抑制したりするので、そういった力が、不要な刺激に注意を向けないということにも使われているのでしょう。
⑤脳が発達する
外国語を学ぶと脳が発達することもわかっています。記憶力、注意力、問題解決能力、言語処理など脳をたくさん使いますよね。バイリンガルな人ほど脳の海馬という部分が発達しているそうです。
⑥マルチタスクが得意になる
「マルチタスクは作業効率が落ちるからよくないよ」と言われていますが、バイリンガルの人は、そういった弊害が少ないみたい。脳が柔軟に切り替えができるので、異なるタスクにも適応できるのでしょう。
こうやってみると、外国語を学ぶことはかなりメリットが大きいと感じますね。
外国語を学ぶデメリット
一応、デメリットも存在するので、そちらも紹介していきます。
①母国語の語彙力が下がる
幼少期から外国語を学ぶと母国語の語彙力が下がるということがわかっているようです。これは脳の容量が決まっているからだとか。ただ、2つの言語を組み合わせると、母国語だけの子どもと同等の語彙力があるのだとか。
②単語を思い出すのに時間がかかる
これは使用頻度や言語の切り替えの頻度によると思いますが、母国語だけの人に比べて少し単語を思い出すのに時間がかかってしまうようです。切り替えを頻繁に行っている人は、短時間で単語を思い出すことができます。
まあ、レイジン的にはこれらのデメリットは許容範囲で、外国語を習得できるメリットの方が上回っているのかなという感じです。
おわりに
今回は、外国語を学ぶメリットやデメリットをお伝えしました。
それではまとめ!!
・外国語を学ぶと、柔軟な思考になったり、記憶力や注意力、短期記憶など脳の力がアップするぞ。
・デメリットは、母国語の語彙力が下がったり、単語を思い出すのに時間がかかったりすること。
・レイジン的にはデメリットよりもメリットが大きい気がする。
こんな感じかな。
このようなメリットのある外国語学習でも、子どもが必要感を持ったり、「やりたい」と思わないとあまり意味がないですからね。まあ、そこからって感じです。
それでは、またやー
参考文献
・外国語を学ぶ最大のメリットは、脳の仕組みが良いほうに変わるところにある | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)
コメント