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添い寝は危険?~SIDSを予防するために~

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

最近第3子が産まれ、充実した日々を過ごさせてもらっています。

夜もママさんと交代しながら赤ちゃんのそばで寝させてもらっているのですが、

実はこの『添い寝』、気を付けなければ大きな危険性をはらむものなんです。

今回はこの『添い寝』について述べさせてもらいたいと思います。

それでは、いってみよー

添い寝はなぜ危険なのか

日本で多く取り入れられている『添い寝』ですが、アメリカでは止めたほうがよいといわれており、ベビーベッドで一人で寝かせることを推奨しています。その理由は、SIDS(乳幼児突然死症候群)を引き起こす恐れがあるから。

添い寝がSIDSを引き起こす理由を見ていきましょう。

1. 窒息の危険性がある: 寝具や親の体に赤ちゃんがうずくまることで、窒息の危険があります。寝具はシンプルに、柔らかすぎないものを選びましょう。

2. 親のアルコール摂取や喫煙: 親がアルコール摂取していたり、喫煙していた場合、添い寝がSIDSを引き起こすリスクが増えます。両親ともに喫煙し、母親が2杯以上飲酒す、人工乳を与えている添い寝の赤ちゃんの予測死亡率は、同じ条件で両親と別のベッドで寝る赤ちゃんよりも16倍高くなると結果も出ました。簡単に言えば、「別のベッドで寝る方がSIDSによる死亡率は減る」ということです。ただし、同じ部屋ですけどね。

今回の記事は、『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト エミリー・オスター (著), 堀内久美子 (翻訳)』を参考にさせてもらっているのですが、しっかりとデータで示してくれているので、信憑性があります。レイジン、喫煙と飲酒がここまで大きく関連しているとは思わなかったので少しびっくりといった感じです。

飲酒や喫煙がない場合でも、赤ちゃんは別のベッドで寝たほうが、SIDSの危険性は下がります(ただし、親子同室)。

添い寝よりは別のベッドなどを使った方が、SIDSは防げるといった感じですね。

Baby Newborn Swaddle – Free photo on Pixabay – Pixabay

SIDSを防ぐには

では、SIDSを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。

1. 仰向けで寝かせる: SIDSを引き起こす一番の要因は、うつぶせ寝だといわれています。19990年に行われた研究で、SIDSについて調べていたところ、SIDSで死亡した赤ちゃんの92%(67人中62人)がうつぶせ寝だったとのこと。うつぶせ寝は絶対にやめましょう。仰向けで寝かせることが、SIDS予防の大きな鍵です。赤ちゃんの呼吸がしやすくなります。

2.親子同室:レイジンは、先ほどから別のベッドでと伝えていますが、これは決して赤ちゃんを一人にするというわけではありません。SIDSの予防を考えるなら、両親と同じ部屋で寝ましょう。問題があったときにすぐに対処しやすくなります。

3. 適切な寝具: 寝具はシンプルで、硬めのマットレス、軽い布団、ベビーシーツを選びましょう。赤ちゃんが寝具に埋まらないように気をつけましょう。赤ちゃんの周りに柔らかいものを置いてしまうと、窒息の恐れがあります。

4. 飲酒、喫煙を避ける: 飲酒、喫煙はSIDSのリスクを高めます。赤ちゃんの周りで喫煙することで、受動喫煙してしまい、赤ちゃんの呼吸を阻害してしまう恐れがあります。赤ちゃんの周りでタバコを吸うのはやめましょう。

保育園のお昼寝タイムでも、うつぶせ寝を避けるために体の向きを頻繁にチェックし、記録に残すようにしています。研修でもSIDSの予防について多く取り上げられており、どの方も、『あおむけ寝』を推奨しています。

赤と白の禁煙サインの写真 – Unsplashの無料ディララン・メロコック写真

添い寝のメリット

添い寝の危険性について述べてきましたが、添い寝はこれまで長く取り入れられてきた方法で、日本では親しみのある睡眠方法の一つです。添い寝にも大きなメリットがあります。

1. 親子の絆: 一番の大きな理由はこれでしょう。添い寝することで、赤ちゃんは親の匂いや温かさを感じ、安心感を得ることができるのです。このような触れ合いや安心感は人間が健やかに成長していくうえで欠かせないもの。親子の絆を深めることができます。

2. 授乳のサポート: 夜間の授乳が簡単になります。赤ちゃんがすぐそばにいるため、授乳がスムーズに行え、母子ともにストレスが軽減します。『添い乳』という方法もあるくらいですからね。授乳が楽になるということは、睡眠時間も増えることも期待できます。

一番は、赤ちゃんが安心感を覚えるということですかね。安心感は生きていくうえで欠かせないもの。親子の触れ合いができるというのが、添い寝の大きなメリットです。

また、添い寝によるSIDSのリスクは、早期に集中しており、両親とも飲酒、喫煙していない場合、生後3か月以降の添い寝のリスクは高くないといわれています。

SIDSのリスクはありますが、交通事故など普段の生活より死亡率は小さいのです。

添い寝がいいという人もいます。リスクと照らし合わせながら、行動を選択していく必要があるわけですね。

Family Newborn Baby – Free photo on Pixabay – Pixabay

おわりに

ということで、『添い寝』『SIDS』について述べさせてもらいました。

今回のまとめ!!

〇添い寝は、窒息を引き起こしたり、飲酒や喫煙の影響でSIDSを引き起こす可能性があるよ。

〇SIDSを防ぐために一番大切なことは、『うつぶせ寝を避ける』こと。赤ちゃんのそばに柔らかいものを置いたり、親が喫煙、飲酒をするのもやめましょう。

〇添い寝には親子のきずなを深めるという大きなメリットがあるよ。

〇リスクと照らし合わせながら、自分たちで行動を選択しよう。

こんな感じでしょうか。

添い寝していないと心配だという人も多いと思います。現在は赤ちゃんの状態を感知してくれるデバイス(ベビーセンサー)もあるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか

レイジンもこの記事を書きながら、赤ちゃんのそばで寝すぎていたなと反省。どのような環境で寝かしていくかはママさんと相談ですな。

それでは、またやー

参考文献:

米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト エミリー・オスター (著), 堀内久美子 (翻訳)

Sunset Sand Beach – Free photo on Pixabay – Pixabay

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