ハイサイ、レイジンです。
街を歩いていると、時折、これでもかというくらい厳しく子どもに接している親御さんを見ます。日本では、子どもに対しては厳しくするのが正解だという風潮があり、「旦那が厳しいんだよねー」ということもよく聞かれます。
今回は、厳しいしつけが子どもに与える影響や、子どもにとって良い子育てのスタイルを紹介していきたいと思います。
それでは、いってみよー
厳しいしつけをすると子どもにどのような影響があるのか
それでは、さっそく結果から。子どもに対して過剰に厳しく育てると
・言われたことに従うので、いい子に見える ・不安を感じやすい ・自信を持てない ・人にあまり関わろうとしない ・社会的スキルが低い
といった傾向が見られるのだとか。
それに加え、大人になると
男の子→ルールを守る意識が低い 女の子→計算高い性格になる
ということもいわれています。男の子と女の子で違うところも面白いですね。
皆が皆当てはまるわけではないですが、参考にはなるのではないでしょうか。
甘やかした場合
では反対に、甘やかした場合はどうなるのか見ていきましょう。
・我慢強さに欠ける ・自己コントロールができない(わがまま) ・困難な状態になったときにすぐにあきらめる ・自己肯定感は高い
甘やかされた子どもが大人になると
男の子→ルールを守らず、お金のことばかり考えている。打算的。 女の子→男の子のようにはならないが、甘やかしすぎると、親の面倒を見たいと思う気持ちが少なくなる傾向がある。
厳しくしすぎても、甘やかしすぎても、男の子はルールを守らないという結果に。
甘やかされて育った男の子は、ギャンブルや麻薬、犯罪に走ったりすることもあるのだとか。気を付けなくては。
放置・無関心だった場合
では、放置されたり無関心だった場合はどうなのでしょうか。行き過ぎた放置や無関心はネグレクト(育児放棄)と言われ、虐待の一種にもなります。
・子どもが孤独感や不安感を感じやすい ・規律やルールが守れない、自己コントロールができない ・学業成績が悪くなりやすい ・後ろ向きな思考、悲しみの感情に苦しみやすい
「放置・無関心」が最悪の子育てスタイルとなります。虐待を受けている子とタイプも似ているという。行き過ぎた「放置・無関心」は避けましょう。
子どもに一番いい子育てスタイルはコレだ!!
ということで、子どもにとって一番良い子育てスタイルの紹介。
それは、『支援型』になります。
『支援型』とは
・子どもにルールを守るように促す ・子どもに高い要求もする ・子どもに理由を伝える ・子どもの意向を尊重する ・子どもの自立を促す
といったかかわりのことです。
『支援型』の子育てスタイルは、
・子どもが前向きに育ちやすい ・感情のコントロールができる ・社会性に優れている ・自信を持っている
といった傾向があります。これが、最も良い子育てスタイルとされています。
親がルールを決めたり、要求したりするだけではなく、子どもの意見を尊重したり、理由を伝えたりするかかわりをしているのがポイントですね。
おわりに
ということで、今回は厳しすぎるしつけが子どもに与える影響と適切な子育てスタイルについて述べていきました。
今回のまとめ!!
・過剰に厳しいしつけをすると、いい子に見えて、不安を感じていたり、自信が持てなかったり、人とのかかわりが苦手だったりするぞ。
・最悪な子育てスタイルは、放任・無関心型。子どもが孤独感を感じたり、自己コントロールができなかったり、悪影響は大きい。行き過ぎると虐待の一種、ネグレクトになる恐れも。
・ 最もよい子育てスタイルは、『支援型』。子どもが前向きに育ちやすく、自己コントロールができる、自信を持っているなど、良い傾向が見られるよ。
こんな感じかなー。最近の研究でも似たような結果になっているので、今のところは支援型を意識した子育てが良いのかも。
ただし、これはあくまでも大きい傾向としてみているので、個別にみると子育てスタイルと結果がが違う子もいるでしょう。ただ、参考にはなると思いますよ。
それでは、またやー
参考文献
・育児の専門家「子育てには4つのスタイルがある!そして、ベストはこれだ!」 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)
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