src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.7.1/jquery.min.js">5歳児の2月の月案文例!ねらいや内容、保育者の援助と環境構成のポイントを解説 - レイジンブログ
スポンサーリンク

5歳児の2月の月案文例!ねらいや内容、保育者の援助と環境構成のポイントを解説

保育
スポンサーリンク

ハイサイ、レイジンです。

2月は、節分や発表会など、園の大きな行事が続く特別な月ですね!子どもたちは、年長ならではの役割を楽しみながら、少しずつ自信を深めていく姿が見られる時期でもあります。ただその一方で、まだまだ寒さが厳しく、体調管理には一層の注意が必要です。元気に冬を乗り越えながら、行事を楽しんだり卒園に向けた準備を進めていきたいところです。

今回は、5歳児の月案を作る際に役立つ文例を紹介します。「ねらいや内容」「保育者の援助」「環境構成」の視点から、行事や季節感を取り入れた計画のヒントをお届け。また、卒園が近づく中で大切にしたい「自信を育む保育」や、家庭との連携方法についても触れていきます。

寒い冬でも、子どもたちが成長を実感し、充実した日々を送れるような月案を一緒に考えていきましょう!
それでは、いってみよー!

5歳児・2月のねらいと内容

では、5歳児・2月のねらいと内容を見ていきましょう。

ねらい

○生活や活動の流れを理解し、友達と協力しながら進める楽しさを感じる。

○友達と一緒に意見を出し合いながら、さまざまな表現を工夫して楽しむ。

○友達と力を合わせて目標を達成し、やり遂げた喜びを味わう。

○自然の移り変わりに興味を持ち、外遊びで体を動かす楽しさを満喫する。

内容

◎クラスやグループの中で役割を果たし、自信を持って行動する。

◎活動に見通しを持ちながら、準備や片づけを自分たちで進めようとする。

◎表現を工夫する中で、自分の力を発揮しながら友達のよさにも気づく。

◎劇ごっこでは、ストーリーに合わせた動きや言葉、道具、音などを工夫しながら表現を楽しむ。

◎友達と話し合い、役割を分担して目標に向かう楽しさを味わう。

◎発表会への期待を胸に取り組み、最後までやり遂げた喜びを共有する。

◎冬から春に変わる自然の変化に気づき、友達と発見や探究を楽しむ。

◎節分やひな祭りといった行事を通して、日本の文化に親しむ。

◎年下の友達と遊んだり活動したりしながら、園の伝統を伝えていく。

ポイントとしては、

・友達との協力やコミュニケーション
友達と話し合いながら、目標に向けて役割を分担する。

・活動の計画性と主体性
活動の準備や片づけを自分たちで進めようとする。
生活発表会に向けて期待を持ち、取り組む姿が見られる。

・表現活動の発展
工夫を楽しみながら、自分なりの表現を発揮する。
劇ごっこや音楽表現を友達と一緒に楽しむ。

・自然や行事への興味
冬から春への変化に気づき、発見を楽しむ。
季節の行事や文化を通して学びを深める。

・年下へのかかわり
年下の友達と活動し、園の伝統を自然に伝える姿が見られる。

といったところですかね。発表会に向けて、自分たちでセリフや動きについて考えたり、必要な材料を考えたりといった「協力や話し合い」の力が育ってくるといいですね。ご自分の園に合ったねらいや内容を参考にしていただければと思います。

5歳児・2月の保育者の援助と環境構成

では、次に保育者の援助と環境構成を見ていきましょう。

保育者の援助

☆ 一人ひとりが思いやアイデアを自由に工夫して表現する姿を認める。相手に伝わらず困っているときには、話を聞いて整理し、相手の気持ちに気づけるよう援助する。

☆ 発表会の準備で、大道具や小道具、衣装を使って演じる中で、子どもの発想や工夫を活かし、新しい表現が生まれるようにする。

☆ 自分の役割に積極的に取り組む姿を認め、取り組みの成果を友達と共有できるようにし、自信を深められるよう援助する。

☆ 生活発表会に向けて、役割を決めたり、意見を出し合ったりして、友達とともに作品を作り上げる楽しさを感じられるようにする。

☆ 友達と協力して活動を進める姿を認めつつ、必要に応じて新しいアイデアを提案したり、考えをまとめられるよう支援する。

☆ 意見が対立したときには、お互いの意見を出し合い、折り合いをつけて自分たちで解決できるよう促す。

☆ 子どもたちのアイデアや表現の工夫を認めて褒め、互いのよさに気づき合いながら、友達と表現活動を楽しめるようにする。

☆ 子どもたちが互いの考えを共有し、自分の役割を見つけて力を発揮できるようサポートする。

☆ 個々の成長に合わせ、少し難しい課題に挑戦できる活動を工夫して取り入れる。

☆ 保育者も一緒に活動に参加し、少し難しい遊びにも挑戦できるよう働きかけ、体を動かす楽しさを共有する。

☆ 冬から春への自然の変化を友達と探したり発見したりする中で、そのおもしろさや喜びを共感する。

☆ 雪や氷の不思議さに興味を持ち、探究したり遊びに取り入れたりする時間を十分に確保する。

☆ 節分やひな祭りの由来を話題にしながら、日本の文化や季節の移り変わりに親しむ機会を作る。

環境構成

□ 1日の活動内容を子どもたちと一緒に考え、生活の流れを伝えながら、時間や場を工夫して準備する。

□ 友達と一緒に遊ぶために必要な物や場を考え、みんなで協力して作り上げられるよう、素材や道具を準備する。

□ 友達同士で感じたことや考えを伝え合える場を設け、互いに刺激を受けて表現やアイデアの幅を広げられるようにする。

□ 他クラスや異年齢の子どもたちに劇を見せ、感想を聞いたり、自分たちの感想をシェアしたりすることで、表現力を高め、自信を持って発表する喜びを感じられるようにする。

□ 発表に向けて準備を確認し、環境を整えることで、みんなの力で発表をやり遂げ、共に喜びを分かち合えるようにサポートする。

□ 場面に合った動きや音楽を子どもたちが考えられるように、道具や楽器を準備し、工夫して表現する姿をしっかり認めていく。

□ 自分たちでルールや作戦を立てて、遊びを楽しめるように時間や場所を確保する。必要に応じて保育者も一緒に遊び、協力し合えるよう援助する。

□ みんなで活動する際、それぞれのやりたいことやアイデアを共有できるよう、機会を設ける。

□ 栽培した植物や芽吹きを見て、美しさや香りの発見をみんなで伝え合い、さらに表現を工夫したり調べたりする機会を提供する。

□ 他の年齢の保育者と協力し、一緒に遊んだり当番の引き継ぎをしたりする機会を作る。

子どもたちが自分の考えを自由に表現できるようサポートし、友達との協力や意見交換を促していくこと。発表会に向けての活動を通じて自信を深めたり、季節や文化に関心を持たせることも大切にし、楽しく学びながら成長できる環境を作っていけるといいですね。

保育者の援助と環境構成のポイント

健康

保育者の援助

  • 体を動かす遊びを通じて、子どもたちが自分の体をしっかり感じ、健康的な生活習慣を育む。
  • 寒い季節でも外で遊ぶことが楽しめるよう、適切な防寒や体調管理に気を配る。

環境構成

  • 体を動かせる広いスペースや、冬の季節でも楽しめる遊び道具を準備する。
  • 子どもたちが安全に遊べるように、遊具や道具の配置に気を使い、整理整頓を心がける。

人間関係

保育者の援助

  • 友達同士の協力や意見交換を促し、トラブルが起きた際には、対話を通じて解決方法を一緒に考える。
  • 発表会やグループ活動で、役割分担や共同作業を楽しめるように援助する。
  • 子どもたちが自分の思いや考えを自信を持って伝えられるように見守る。

環境構成

  • 友達と協力しやすいように、グループ活動や共同作業の場を提供する。
  • 互いの意見や気持ちを尊重できる雰囲気を作るため、子どもたちが自由に意見を交わせる場所を設ける。

環境

保育者の援助

  • 自分たちで遊びの場や必要なものを考えて作るために、素材や道具を提案する。
  • 自分たちの環境作りに積極的に関わることを促し、子どもたちが発想を広げられるよう援助する。
  • 冬から春へと変わる自然の移り変わりに興味を持ち、探究心を引き出せるよう援助する。

環境構成

  • 子どもたちが自分たちで遊び場を作れるよう、必要な素材や道具を準備し、自由に使える環境を整える。
  • 自然の変化を観察できる場所や、季節感を感じられる空間を提供する。

言葉

保育者の援助

  • 子どもたちが自分の思いや考えを言葉で表現できるように促し、言葉を使った表現活動を援助する。
  • 友達とのやり取りの中で、言葉やコミュニケーションを大切にする姿勢を育む。
  • 発表会に向けて、セリフや動きについて話し合い、考えを深めることを援助する。

環境構成

  • 子どもたちが言葉を使って表現活動を楽しめるよう、絵本やカード、言葉を引き出す道具を準備する。
  • 友達と意見交換や話し合いができる場を作り、言葉のやり取りを促す。

表現

保育者の援助

  • 子どもたちが自由に表現できるように、工夫した表現活動をサポートし、発展させていく。
  • 劇ごっこや音楽、ダンスなどを通じて、子どもたちの想像力や創造力を引き出す。
  • 表現活動において、友達と一緒に協力して作品を作り上げる楽しさを感じられるようにサポートする。

環境構成

  • 表現活動に必要な道具や素材を整え、子どもたちが自由に使って表現できる環境を提供する。
  • 発表会に向けて、衣装や小道具を準備し、子どもたちが創造的に活動できる場を整える。

健康・食育・安全について

続いて、健康・食育・安全についてみていきましょう。

健康

●生活の見通しを立てて、自分で計画的に過ごせるよう、予定表やカレンダーを掲示し、子どもたちが自分の活動を意識できるように援助する。

●生活リズム(早寝早起き)を整え、靴の履き方や名札の付け替え、ハンカチの持ち方など、身の回りのことを再確認し、日常生活の基本的な習慣をしっかりと身につけるよう援助する。

●冬の寒さに適した服装の整え方や、手洗い・うがいの習慣を見直し、健康を保つための対策を意識していく。

●体調管理の大切さを伝え、寒い季節でも元気に過ごせるように、適度に体を動かす時間を取り入れる。

卒園や就学を迎えるにあたり、生活リズムを整えることがとても大切です。さらに、自分のことを自分でできるように、所持品の管理、生活の準備など、日常的なことに挑戦することで、次のステップに向けた自信をつけることができます。

また、寒い冬でも元気に過ごせるよう、早寝早起きの習慣を身につけ、体調管理をしっかり行いましょう。体を動かす遊びも取り入れながら、健康に気をつけて楽しい毎日を過ごせるようにサポートしていきましょう。

食育

◇節分に関する絵本を読み聞かせ、節分の由来や豆まきの様子を伝える。
◇イワシや大豆など伝統行事に関連する食材を紹介し、味わう楽しさを伝える。
◇食事のマナーを守りながら、友達や異年齢の子どもたちと一緒に食事を楽しむ。

日本の伝統行事を感じられるよう、絵本などで行事の導入を行っていくといいですね。残り少ない園生活。友達や異年齢の子と食事を楽しむことも大切になってきます。

安全

★氷や霜で滑りやすい場所を確認し、必要に応じて取り除く。
★冬の曇りや日没が早い時期、戸外遊びでの視界が悪い状況に注意し、安全な遊び範囲を確保する。★就学を意識して、通学路や交通ルール・マナーを確認し、交通安全への意識を深めるようにする。

氷や霜での転倒、など冬ならではの安全配慮のほかにも、就学を意識して通学路を確認していくことも大事なポイントになってきます。

家庭との連携

家庭との連携も見ていきましょう。

*発表会を迎えるまでの経験を通じて、子どもたちが学んでいることや成長している姿をクラス便りや掲示物、保護者会で伝えていく。その際、画像やエピソードを使って個別の紹介をし、わかりやすく伝える工夫をする。

*小学校との連絡会では、園での子どもたちの様子を丁寧に伝え、スムーズに小学校生活を始められるようサポートします。

*就学を安心して迎えられるように、保護者会で就学に向けた話題を取り上げ、子どもの生活リズムを整えたり、親子で交通ルールを確認する大切さについて考える機会を提供します。

発表会では、子どもたちの成長や学びを保護者と共有することが大切です。クラス便りや保護者会で、発表会の準備や小学校生活に向けた習慣づくりを伝え、子どもたちがスムーズに次のステップを迎えられるようサポートしましょう。

職員との連携

最後に職員間の連携になります。

◆園庭や保育室で、異年齢の子どもたちと積極的に交流できるように、保育者同士で連携していく。
◆保育者間で発表会の進行や役割分担を明確にし、スムーズな進行ができるよう協力します。

発表会に向けて保育者間で役割分担を明確にし、子どもたちが安心して取り組めるよう協力し、スムーズに進行できるようにします。また、園庭や保育室で、異年齢の子どもたちが積極的に交流できるよう、保育者同士でしっかり連携していきましょう。

おわりに

2月は、節分や発表会など、子どもたちにとって特別なイベントが盛りだくさんの月です。これから迎える卒園に向けて、生活リズムや習慣を整え、体調管理に気を配りながら、楽しく充実した毎日を過ごしていきましょう。

また、保育者間での連携を深め、家庭とも密に連携しながら、子どもたちの成長を共に見守り、就学に向けてサポートしていくことが大切です。発表会やその他の活動を通じて、子どもたちの自信を育み、次のステップへと進んでいけるよう一緒に取り組んでいきましょう。

それでは、またやー!

レイジンのおすすめ本

「対話」から生まれる乳幼児の学びの物語―子ども主体の保育の実践と環境 (Gakken保育Books) | 大豆生田 啓友, 大豆生田 啓友 |本 | 通販 | Amazon

保育の場で子どもの心をどのように育むのか | 鯨岡 峻 |本 | 通販 | Amazon

コメント

タイトルとURLをコピーしました