ハイサイ、レイジンです。
子どもは好奇心旺盛だとよく言われますよね。
年を重ねるにつれ、好奇心旺盛なことは素晴らしいことだと実感しています。正直子どもが羨ましい。
そんな好奇心ですが、子どもに与える影響って結構大きいんですよね。
また、中にはあまり好奇心を発揮できないお子さんもおり、好奇心を高めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は『好奇心が子どもに与える影響と好奇心を高める工夫』についてお伝えしていきたいと思います。
それではいってみよー!
子どもの好奇心ってどんな姿なの?
まず、好奇心の意味から確認。好奇心とは興味を持ったり、それを知りたいと思う気持ちのことを言います。例えば、「わくわく」や「どきどき」した表情で、手を伸ばして触れてみたり、観察しているときなどは、好奇心があるといえるでしょう。
よくある姿としては、
公園で小さな虫を見つけた子が、興味津々にじっと観察している。虫に触ろうとしたり、側にいる親に「この虫何っていうの?」「すごく動きが速いんだよ」と疑問や気づきを伝えている。
このような姿、好奇心が生まれた時というのは、新しい発見や気づきに喜びを感じていることが多いでしょう。新しいことを学ぶ楽しさを感じているのです。
好奇心を保育ではどうとらえているの?
この『好奇心』ですが、保育においてはかなり重要なものとされています。保育所保育指針解説によると、
「子どもは好奇心をもって身近なものにかかわる」「保育士は、子どもの好奇心を引き出すような環境づくりを行う」といったことが述べられています。
また、5歳児後半になると「好奇心をもって問題を見出したり、解決したりする。」「関心のあることについて、より詳しく知りたい、より本物に近づけたいと考えながら遊ぶ」ことも言われています。
子どもの好奇心を育て、大切にすることは、子どもの成長にとって重要なものになるということですね。
好奇心が子どもに与える影響とは?
この好奇心なんですが、実はIQ(知性)やEQ(共感力)と同じくらい大切なものと言われています。
好奇心が強いと
○知識を多く取り入れることができる ○試行錯誤を繰り返す ○新しいことに積極的に挑戦する ○問題解決能力が高い ○新しいアイデアを生み出すことができる ○興味を持つので、モチベーションが高い
といった驚くほど羨ましい特徴があるんですね。
また、外国語が身につきやすいのは、好奇心が高い人だということも言われています。
このような影響があることが分かると、子どもの好奇心を伸ばしたい、高めたいと考えるのは当然ですよね。
子どもの好奇心の高め方を紹介
では、子どもの好奇心を高めるためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
知識を増やす
好奇心を高めるのに最も簡単な方法は『知識を増やす』ことだと言われています。知識が頭に入ると、それ以上のことを知りたくなっちゃうということですね。知識を増やすための活動としては、
・読書をする ・新しいことに興味を持つ ・実験や観察 ・学習アプリやゲーム
といったものが挙げられます。
質問はどんどんさせる
質問をどんどんさせ、受け入れていくことも好奇心を高めるために必要なことになります。親が「答えるのがめんどくさい」(気持ちはわかる)と態度で表していては、子どもの好奇心もしぼんでしまいます。
ですが、大人の知識をすぐに与えるのもお勧めしません。インターネット同様、簡単に答えを知ったものは記憶に残らないことも多いからです。
「どうなんだろうね」「一緒に調べよう」「どうしたらわかるんだろう?」など自分で調べる方法などをサポートしてあげるようにしましょう。
ハマるものを見つける
子どもが何かにハマり、夢中になっていた場合、それは好奇心ドバドバの大チャンスと言っても過言ではありません。レイジンの息子は歴史が好きなんですが、歴史についてはどんどん情報を得たり、自分で探したり好奇心発揮しまくりです。
ポケモンの名前をすぐに覚えたり、サッカー選手の名前を覚えたりといったのもハマりからの好奇心が生み出す結果になります。このような経験が後の好奇心にもつながっていくでしょう。
親も好奇心を発揮する
親が無関心な場合は、子どもも好奇心を発揮しにくくなるでしょう。親も自分の好きなものを見つけ、何かわからないことがあれば調べたり、自分の知った知識を嬉しそうに話したりする姿を見せましょう。子どもは親の楽しそうな様子から、自分も新しいものを学びたいという意欲につなげていきます。
戸外で遊ぶ
戸外は好奇心の宝庫です。勤めている保育園の子も、室内に比べ、戸外では様々なものに興味を持ち、夢中になっている姿が見られます。
戸外は、
・自然の不思議 ・自由な探検 ・身体を使った体験 ・五感が刺激される
といった要素があり、外での活動は子ども達の好奇心を刺激してくれるでしょう。
本物を体験をする
好奇心を高めるためには、本物を体験することも必要となってくるでしょう。興味あることを体験することで、知識や理解も深めていくことができるでしょう。
例えば、
・博物館や水族館で展示物を観たり生態を観察したりする。 ・畑作業をして、野菜の収穫をする。 ・食材を買って料理をする。 ・職業体験プログラムに参加する。 ・科学実験してみる。 ・アウトドア体験をする。
など、これらのほかにも本物を体験する機会は多くあるはずです。子どもの興味関心に合わせて本物の体験を提供していきましょう。実際に体験することで、さらなる知識やスキル、深い学びが得られるでしょう。
おわりに
ということで、今回は『好奇心が子どもに与える影響と好奇心を高める工夫』を述べさせてもらいました。
子どもが好奇心を見せる姿は共に生活していく中で、多く見られると思います。子どもの好奇心を認め、サポートできるようにしていきたいですね。
また、好奇心の良い影響は大人にも関連してきます。親としても好奇心を忘れずに、日々を過ごしていけるようにしましょう。
それでは、またやー!
参考文献
○IQやEQと同じぐらい大事な「CQ(好奇心指数)」のお話 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)
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