ハイサイ、レイジンです。
年が明けると、お正月遊びを始める園も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、4歳児の発達に合った正月遊びを紹介していきます。
子ども達が友達とかかわったり、集中したりして正月遊びに取り組めるようにしていきましょう。
それではいってみよー
5歳児の正月遊びの紹介はコチラ↓
4歳児(年中児)おススメのお正月遊び7選
では、さっそく4歳児おススメのお正月遊びを見ていきましょう。
たこあげ
1つ目は、凧揚げ。凧は操作が難しく、5歳児では紐を長くしていても、4歳児の場合は、少し短めに紐を調節していかなくてはいけません。安全を最優先にして行いましょう。
安全面も含む注意ポイントはコチラ↓
・広い場所で行いましょう ・建物や電線が近くにない場所を選ぼう。 ・強風の日は、凧揚げは行わず、穏やかな風の日を選ぼう。 ・子どもたち同士の距離をとろう。(走っていると周りが見えないことがあります。) ・小型で軽い凧にし、紐の長さも調節しよう。 ・必ず、保育者がそばにいるようにしよう。
などといったところでしょうか。
4歳児で、凧揚げを製作する場合は、小さめのビニールを使ったり、紙で行ったりしてもよいかもしれませんね。
こま回し
4歳児も,
こま回しを行うことができます。手先の器用さが必要な分、紐を上手く巻けない子も多いでしょう。保育者が丁寧に何度も何度も教えていくことで、子ども達は紐の巻き方を覚えていきます。
4歳児は、手回しごまでも楽しむことができますよ。
紐ごまでは、鉄芯ごまでもよいのですが、木芯ごまもありますので、回る時間は落ちますが、安定性と安全面を考慮して選んでもよいかもしれません。
注意ポイントは
・4歳児の手に合ったサイズのこまを選ぶこと。 ・こま回しの台を用意しよう。 ・広い場所で行い、周囲の窓ガラスなど障害物がないか確認しよう。 ・どの方向に回すかなど、友達にこまがぶつからないように配慮しよう。 ・順番ばなどのルールを守ろう。
といったところ。
自分専用のこまに色を塗ったりするのも楽しんで行いますよ。
けんだま
続いては、けん玉遊び。4歳児の場合、皿に乗せるのも難しいと思いますが、何度も挑戦することで、できるようになる子もいます。力の間隔や集中力、何度も続ける力なども養えるでしょう。
一般のけん玉よりも小さく、4歳児でも持ちやすい設計になっているものもありますので、そちらを用意すると子ども達も成功体験がより生まれやすくなるでしょう。
注意点は、
・適切なサイズのけん玉を選ぶ ・周りに障害物や危険なものがないか確認する。 ・けん玉を振り回したり、投げたりしない。 ・紐が絡まることがある。 ・片付けは元の場所に。
といった基本的なところ。遊ぶからには、安全に楽しく遊びたいものです。技表などをみえるところに貼っておき、子ども達が進んで取り組めるようにしていきましょう。
お手玉
続いては、お手玉。複数のお手玉をもって投げる遊びが一般的ですが、4歳児にはまだ難しいもの。
・1つだけ投げてキャッチする ・投げたお手玉を手の甲に乗せる ・友達がやさしく投げたものをキャッチする ・紙コップを用意し、お手玉を投げてキャッチする
といった遊び方が主流となるでしょう。
友達と優しく投げ合ってキャッチして遊ぶなど、アレンジも全然ありだと思います。
注意点は、
・お手玉の中身の小豆やビーズなどを誤飲することがないように ・周りに十分な広さがあるか、障害物がないか確認する。 ・投げる強さを調整する。
といったところですね。意外に難しいものですので、できなくてイライラし始めたら、優しい言葉をかけたり、無理に続けさせることがないようにしていきましょう。
お手玉は、力加減と集中力を身に着けるのにも非常に良い遊びです。
羽根つき
羽根つきは4歳児ではなかなかに難しく、うまく羽子板に当たらないもの。しかし、牛乳パックや段ボールで軽い手作りの羽子板を作ったり、風船などを使用することで、滞空時間が長くなり、子ども達もうまく羽子板に当てられるようになります。
自分一人で上に打ち上げて遊ぶのもよし。友達と打ち合うのもよしです。
注意点は
・子どもたちが使いやすく安全な道具を選ぶ ・広い場所で行い、周りに人がいないか確認する。 ・羽子板の振り方などを確認する。 。順番などのルールを伝える。
この時期は、勝ち負けよりも楽しく遊べることを重視しましょう。
すごろく
4歳児もすごろくは、かなり盛り上がります。すごろくは、遊びの中で数や文字に触れあうことができたり、順番などのルールを守ることが大切になってくるので、遊びの中で社会性も身についていくでしょう。
ポイントは
・子どもたちが興味を持っている題材のすごろくを選ぼう。 ・子どもたちの発達に合った難易度のすごろくを選ぼう。 ・さいころや駒がなくなりやすいので、片付け場所を決めておこう。 ・さいころは投げずに転がす。
難しいルールの場合は、子どもたちがわかりやすいようなルールに変えていくのもよいと思います。
絵本のキャラクターや内容を加味したすごろくや、妖怪すごろくなどテーマに沿ったすごろくなどたくさんありますので、子ども達に合ったすごろくを見つけていきましょう。
かるた
かるたは、文字とのふれあいが楽しめる遊び。4歳児もかるたを通して文字に興味を持ち始めたり、ゆっくり声に出して文字を読んだりしています。取り手は、文字を理解している子もいれば、絵と音で覚えている子もおり、スピード感もあって面白いですよ。
注意点は、
・子どもが興味を持ちそうなテーマを選ぼう。 ・適切な人数で遊ぼう。最初は少人数で慣れてきたら人数を増やそう。 ・集中力が保ちそうなかるたを選ぼう。 ・読み札と取り札を分けて片付けよう。
文字がまだ難しいという子は、動物カードを並べて、「ライオン!」と言ったら、該当するカードをとるといった遊びも、かるたと同様のルールでできるので楽しめますよ。
その他おススメの遊び
トランプ
4歳児だと複雑なルールだと難しいですが、ババ抜きや神経衰弱など簡単なルールのトランプは楽しむことができます。
など遊び方も多様にありますよー。
今は100均にもプラスチックトランプ売ってますからね。お手軽に遊び始めることができます。
ナンジャモンジャ
『ナンジャモンジャ』は、最近出たカードゲームで、カードに出てくるキャラクターに名前を付けて、同じキャラクターが出たらつけた名前をいち早く呼ぶ。早く呼べた人が、カードをもらうことができるゲームです。
4歳児だと、名前を付けることを楽しむといったところでしょうか。勝ち負けでなく、創造性を発揮して名前を付ける楽しさを共有できるといいですね。
おわりに
ということで、今回は『4歳児が楽しめる正月遊び』を紹介していきました。
正月遊びを充実させることで、子ども達にこれまでの遊びと違った様々な経験を取り入れることができます。
新年が始まり、子ども達と一緒に遊び、笑い、学ぶことができる正月遊びをぜひ楽しんでください。
それでは、またやー!
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