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0歳児ママ・パパ必見!~現役保育士が教える保育園見学で見るべき5つのポイントとは~

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

みなさんは、お子さんの保育園・こども園を決めるときに園見学をしましたか?

園見学って結構大事で、その園の雰囲気や保育者のかかわりなど見ることができるんですよね。子どもを長時間預ける場所なので、きちんと見極めていかないといけません。

そこで今回は『保育園見学で見るべき5つのポイント~0歳児編~』ということで、お送りしていきたいと思います。

0歳児は、1,2歳児や3~5歳児と違って、おむつ替え離乳食といった面も見ていかなくてはいけません。

0歳児の保育園入園を考えている方は、今回述べていくポイントを参考にしてみながら、保育園見学を行ってみてください。

それではいってみよー!

1. 保育士の対応とコミュニケーション

保育士がどのように子どもたちと接しているか、親とのコミュニケーションはどうかを確認することが大切です。0歳児にとって安心できる環境を提供しているかを見極めるポイントを紹介します。

具体的なチェックポイント

保育士が子ども一人ひとりに目を向け・安心できるような声掛けをしているか

0歳児は、まだ自分の思いを言葉で伝えることができません。なので、「ミルクが欲しい」「~を触りたい」などといった欲求を受け止められることで、大人との信頼関係を築いていきます。

保育士のA先生は、○○ちゃんの動きや表情から「少しお腹が空いてきたかな?」と小さなサインを感じ取りました。

A先生は、○○ちゃんのペースを大事にしながら、無理に急がせず「お腹すいたかな?」と優しく声をかけ、ほどよいタイミングで温かいミルクを用意し、にこやかに○○ちゃんに差し出します。○○ちゃんは安心したようにミルクを飲み始め、少しずつお腹が満たされ、穏やかな表情に。

このように、食事だけではなく、そのほかの生理的な欲求に対しても同様に満たしていく必要があります。

保育園見学では、保育士が子ども一人ひとりに目を向け、信頼と思いやりを持った安心できるような声かけをしているか確認していきましょう。

間違っても、

子どもが泣き出し、空腹を訴えるように手をバタバタさせているが、先生が「まだお昼の時間じゃないから、もう少し待ってね」と少し強い口調で声をかけている。

といった園は選ばないようにしましょう。

泣いている子への対応  

0歳児のお子さんが泣いているときの保育者の対応もチェックポイントです。

突然泣き出したりんちゃん。A先生は「びっくりしちゃったかな?」と優しく尋ねながら、抱っこして原因を探ります。「大丈夫だよ」と安心できるように声をかけたり、背中をさすったりすることで臨ちゃんは少しずつ落ち着きを取り戻していきます。

キーポイントは、子どもの気持ちに寄り添っているかどうか。日々の温かな触れ合いが、保育士に対して親しみを持ち、関係を築いたり、深めたりしていくのです。

続いて誤った対応を見ていきましょう。

突然泣き出したりんちゃんに対し、「なんで泣いてるの?泣いていてもわからないよ!」と少しイライラした様子。ほかの仕事が気になるようで、「もう泣かないの。こんなに泣いてたら大きくなれないよ」と子どもの気持ちは無視して声をかけています。

このような対応をしてしまうと、りんちゃんはさらに不安が高まり、泣き続け、満たされないままになってしまうでしょう。

保護者への伝達

実際に保護者とコミュニケーションをとっているのを見るのは、園見学では難しいかもしれませんが、伝達の方法や姿勢については質問することで知ることができるでしょう。

・日々の報告方法→「保育園では毎日、どのように子どもの様子を報告していますか?」
・報告の頻度→「成長の様子や園での行動について、どのくらいの頻度で報告しているんですか?」
・保護者とのやりとりの方法→「気になることがあったとき、すぐに相談できますか?」

このように質問すれば、園がどのような方法で保護者への報告を行っているか、どのような姿勢で保護者と連携を取ろうとしているかを知ることができるでしょう。

2.保育室の安全性と設備

0歳児は特に安全性が重要。どのような設備が整っているか、ケガ防止のための対策がされているかをチェックしましょう。

具体的なチェックポイント

床材や遊具の安全性  

園の床や遊具がけがや自己なく安全性が保たれているのかにも注意しましょう。

例えば、

・床が固すぎないか
・遊具や棚の角を防止しているか
・遊具がすぐに壊れない作りになっているか
・棚の上などに重いものを置いていないか(固定されているか)

0歳児の子どもが安心して遊べるように、床や遊具が工夫されているかどうか確認しましょう。

転倒・誤飲防止の工夫

0歳児の場合は歩き始めで転びやすいのが特徴。ですが、無駄なつまずき、転倒を防ぐ工夫をしているかも見学のポイントとなります。そして、小さなものを口に入れてしまう恐れもあるので、適切な誤飲帽子が行われているかもチェックしましょう。

転倒防止
・床は滑りにくくなっているか
・転びそうな段差がないか
・転びそうな場所にクッションが置かれているか
誤飲防止
・小さな部品や物が子どもの手の届くところにないか
・おもちゃや遊具のサイズは小さすぎないか

ベビーベッドやおむつ替えスペースの使い勝手

ベビーベッドやおむつ替えのスペースは、お子さんや保育士さんが安全で、使いやすく過ごせるように工夫されているかどうか確認していきましょう。

ベビーベッド
・柵がしっかりしており、寝返りしても転がり落ちないか
・ベッドの高さが調整できるのか
・マットは清潔な状態か
おむつ替えのスペース
・子どもが動いても転落しないような柵がついているか
・必要なものが取り出しやすくなっているか
・除菌シートなどが置かれていて、清潔を保てるようになっているか

3. 食事やおやつの提供方法

0歳児の食事内容やアレルギー対応については、保護者が特に気になるポイントです。給食やおやつの質、アレルギー対応の仕組みを確認することが重要です。

具体的なチェックポイント

離乳食の提供方法

保育園では、0歳児の子が離乳食を安心して食べられるように、いろいろな工夫をしています。例えば、

・子どものペースに合わせて無理なく少しずつ食べられるように進めているか
・食べ物の形や柔らかさもその子に合わせて変えているか

といった部分がチェックポイントになるでしょう。

アレルギー対応の徹底具合

アレルギー対応は、アレルギー児の親御さんならぜひとも確認しておきたいところでしょう。以下のポイントを確認するとよいと思います。

使う食材の徹底チェック

園では、子どもたちがアレルギーを起こさないよう、毎日使う食材をしっかり確認しています。アレルゲンが含まれていないかは、特に気を配っています。親御さんは給食の献立表をもらえるかも確認するとよいでしょう。

調理場所や道具の分け方

アレルギー対応の食事は、他の食事と分けた場所や専用の調理道具で作られることが多いです。また、配膳も食器の色を変えるといった工夫がなされています。アレルゲンが混ざらないよう工夫しているところを確認していきましょう。

職員全員で情報を共有

アレルギーがある子どもの情報は、全員の保育者がきちんと共有し、アレルギー食材が出されないように徹底管理しています。他児の給食にアレルギー食材がある場合は、「今日はアレルギー食材あります。」と共有し、アレルギーがある子への配慮をより気を付けていくのです。情報共有ができているかは大事なポイントですね。

万が一の応急処置も用意

保育園では、万が一アレルギー症状が出たときに対応できるように応急処置の準備をしています。保育士さんが適切な対応ができるよう、研修を受けている園もあります。アレルギー対応の資料があるのか、実際アレルギーが起こった場合どう言う処置をするのか聞いていくのもよいでしょう。

4. 保育方針や保育内容

0歳児の成長をサポートする保育方針がどのように設定されているかを確認しましょう。保育園の理念が子どもにとって望ましい環境かを見極めることが大切です。

具体的なチェックポイント

感覚遊びや外遊びの時間の有無

感覚遊びの確認ポイント

0歳児といえば、感覚遊びが重要。触ったり音を出したりする遊びを取り入れているのか見ていきましょう。実際に、「0歳児向けにどのような感覚遊びを取り入れていますか?」と聞いてもよいと思います。

外遊びの確認ポイント

0歳児においても、外遊びは非常に重要になってきます。

・風や光、音など五感を刺激する
・地面に触れたり、動いたりすることで体を動かす感覚やバランス感覚が育つ
・ビタミンDの生成
・ストレス発散とリラックス効果

上記のような効果を理解し、取り入れているのか園見学の際に把握していく必要があります。

「0歳児も外遊びを行っているのですか?」「どのくらいの頻度で外遊びをしているのですか?」と質問し、屋外を体験する機会があるのか、頻繁に行っているのかなどを確認していきましょう。

保育方針や保育内容の把握

園の保育方針や保育内容がどのようになっているかは確認しておかなければなりません。これは、0歳児だけではなく、5歳児までを見据えて把握しておく必要があるでしょう。保育方針や保育内容が家庭の方針と違う場合などもあるので要チェックです。

・家庭では自分で考えることを重要視しているが、園ではきまりを守ることを強調しすぎている。
・家庭では遊びからの学びを重要視しているが、園では習い事を中心としている。
・園で外国語教育を取り入れている。
・家庭では甘えることを許容しているが、園では、甘えを許さず早くから「自立」を求めている。

このように、保護者と園が育児や保育に関する価値観をすり合わせずに入園すると、ギャップが生じやすく、保護者と園のコミュニケーションにも影響が出ることがあります。

0歳児の段階では見えない部分もありますので、園の保育方針や内容は長期的に見据えて把握していく必要があるでしょう。

5. 保育園の清潔さと感染症対策:0歳児を守るために確認すべきポイント

赤ちゃんは特に感染症にかかりやすいので、保育園の衛生管理や感染症対策の徹底度を確認しましょう。園内の清掃状況や感染症予防策は、安心して預けられるかを判断する大切な要素です。

具体的なチェックポイント

定期的な清掃の実施状況  

園内の清潔さを保つためには、定期的な清掃が欠かせません。特に0歳児が使うおむつ替えスペースやお昼寝の場所は、きちんと清潔が保たれているか要チェックです。

見学のときは、「清掃はどのくらいの頻度で行ってるの?」と聞いてみるといいですよ。実際に目に見える汚れがないかも、しっかり確認してみてくださいね!

手洗いや消毒の徹底

手洗いと消毒は、感染症予防の基本中の基本。園では、子どもたちや保育士が頻繁に手を洗ったり消毒したりしているかを確認しておきましょう。

特に、食事の前やおむつ替えの後は大事なタイミングです。「どんなときに手洗いや消毒をしてるの?」と聞いてみれば、どれだけ徹底されているかがわかりますよ。

感染症時の対応

園内で感染症が発生したときの対応について、事前に確認しておくのはとても大事です。

例えば、風邪やインフルエンザが流行しているときに、どんなふうに園内で感染拡大を防いでいるのか、ちょっと聞いてみましょう。

それから、体調不良の子どもが出たときの対応や、保護者への連絡方法も確認しておくと安心です。これで、いざというときも心配が少なくなります。

まとめ:

ということで、今回は『0歳児ママ・パパ必見!~現役保育士が教える保育園見学で見るべき5つのポイントとは~』で、0歳児の蹴る保育園見学のポイントをお送りしました。

保育園見学では、保育士の対応や設備の安全性、食事、保育方針、清潔さなど、子どもの成長と安心を第一に考えたポイントに着目することが大切。

お子さんが長時間過ごす園は、実際に目で見てみる必要性大でございます。ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

それでは、またやー!

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