ハイサイ、レイジンです。
子どものやる気が出なくて困っているという方は多いのではないでしょうか。
子ども達も人間です。やる気がない日もあるでしょうが、毎日やる気がない状態だと、親としても心配したり、時にイライラした状態になります。
勉強、スポーツ、習い事、日々の生活。どうせならやる気スイッチが入った状態で、行うことが望ましい。
そこで今回は、子どものやる気を奪ってしまうものと、子どものやる気を高める方法をまとめてみました。
参考になれば幸いです。
それでは、いってみよー
なぜやる気はなくなるのか
最初に、子どもがなぜやる気がなくなるのかを見てみましょう。
やる気をなくす親や大人のかかわりや声掛け
まずは親や大人のかかわり方で子どものやる気がなくなるパターン
命令や指示ばかり
「勉強しなさい」「学校の準備しなさい」と命令や指示ばかりでは、子どもはやる気をなくします。それは、命令系で言われると、抵抗を感じる性質があるから。逆のことをやってみようとしたり。それで怒られ、余計にやる気をなくしていくパターンですね。
批判的な姿勢
「どうせできないよ」「やらないで」など、子どもに対して常に批判的で否定的な態度を取ると、子ども達は自信を損ない、意欲を低下させる原因となります。
過度なプレッシャー
「絶対にいい成績をとりなさい」「かけっこで必ず一番になるんだ」など過度なプレッシャーをかけることは、ストレスを増加させ、子どものやる気を奪う可能性があります。
適切なサポートの不足
「自分でできるでしょ」と子どもが困難に直面したときに、親や大人が適切なサポートをしない場合、子どもは無力感を感じ、やる気をなくすことがあります。
過度な比較と競争の促進
これは、前回の『子どもへの過度な競争心煽りが比較癖を生む?~行き過ぎた競争心と比較癖の弊害とは~』でも述べました。行き過ぎた競争心のあおりは比較癖を生み、子どもの自尊心を低下させ、やる気を損なうことがあります。
それ以外の要因
では、親や大人のかかわり以外で子どもがやる気をなくすパターンも見ていきましょう。
困難な勉強やスポーツ
勉強やスポーツで高い難易度や挑戦がある場合、子どもはやる気をなくす可能性があります。過度に難しいことに取り組むことがストレスを増加させ、やる気を減少させるのです。
人間関係
友達や同級生、周りからのプレッシャーやいじめ、人間関係の問題は、子どもの自尊心を傷つけ、やる気を低下させる原因となります。息子も、最近友達とけんかして、その時は全般的に無気力な状態でしたね。仲直りすると見違えるようになりましたが、気にする子は、人間関係がやる気につながっていきます。
健康問題
身体的または精神的な健康問題が子どもに影響を及ぼす場合、やる気に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、十分な睡眠を取らないことや過度のストレスは、子どものやる気を低下させる原因となることがあります。大人でも睡眠不足の時はやる気がなくなりますからね。当然と言えば、当然。
興味の欠如
子どもが興味や情熱を追求できない場合、活動に対するやる気が低下することがあります。子どもは興味・関心で生きてますからね。心動かされる対象がないと、やる気も失っていくんでしょう。
その他
トラウマ的な重大な失敗や挫折、困難な家庭の事情など、子どもの生活に影響を及ぼす出来事がある場合、やる気が低下することも。親の不仲など家庭環境などは無気力につながってしまう恐れありです。
子どものやる気を高める方法
では本題。子どものやる気を高める方法をざっと挙げていきます。
複数の選択肢から選ばせる
子どもに対して、いくつかの種類を用意して、「どれがやりたい?」と聞くと、子どもは自然とやる気が高まることがわかっています。それは、自分で決めているから。命令や指示で「やらされる」のではなくて、自分で決めることで、「コントロール欲求」が満たされ、やる気が高まっていくのです。
睡眠・食事・運動
これは言わずもがな。基本的なことを満たしていないと子どもはやる気が起きません。睡眠不足は食事不足は人間の意欲を奪っていきます。早寝早起き朝ごはんが大事だというのは、一日の意欲につながってくるからなのです。また、運動は抗うつ剤に匹敵するくらいモチベーションにも効果があるといわれています。適度な運動がやる気を引き起こしてくれます。
なんとかできそうな難易度を用意する
「難しすぎるとやる気が起こらない」「簡単すぎるのもやる気でない」など、人間はやる気を出すのにも一苦労する生き物。一番いい難易度は、「頑張ったらなんとかできそう」といったレベル。この難易度の場合は、集中力が保たれやすく、いい調子で問題や課題を解決できるため、やる気が出やすいのだとか。子どものやる気が出ていない場合は、難易度の調節を行ってみるのもいいかも。
遊ぶ時間を確保する
遊ぶ時間を確保することで、やる気につながることも示唆されています。
良く遊ぶ子は、テストの成績もよいと言われており、何の指示もなく好きに遊んだ子は、モチベーションも高かったのだとか。遊びは脳を大きくするともいわれていますからね。やる気にもいい影響がありそうです。
おわりに
ということで、今回は子どものやる気を奪う関わり方ややる気を高める関わり方を紹介してきました。
まとめ!!
・子どものやる気がなくなる原因は、大人のかかわりのほかに、健康問題や周りの環境など様々なものがあるぞ。
・子どものやる気を高めるために、生活リズムを整えるほかに、選択肢や難易度の調整、遊び時間の確保など親にできることはけっこうある。
といった感じ。
子どもは生き生きとやる気をもって過ごしていると、親や大人としても嬉しくなってしまうもの。できるだけ、意欲をもって過ごせるような環境づくりやかかわりを意識していきたいものです。
それでは、またやー
参考文献
・やる気が出ないのは、難易度の設定が間違っているからだ! | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)
・よく遊ぶ人ほど頭は良くなるしデブにもならないしストレス解消にもなるし……みたいな話 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)
コメント