ハイサイ、レイジンです。
保育に携わる皆さん、行事に追われていませんか?
保育施設では、4,5月から行事が目白押し。入園式に始まり、こいのぼり会、誕生会に遠足、母の日と大忙し。
あのー。4、5月なんて子どもが安定して過ごすことで精いっぱいなのですが…
以前、行事や製作については触れさせてもらったのですが、今回4月を終えてみて
「4月の行事もいらなくね?」
4月は、安定が大事!
大きな行事は、
「それどころじゃねーよ」
っていう感じになる方も多いと思います。特に未満児クラスは。
そして、4月当初から遠足をやるのは、
「うーん…」という感じです。
親子遠足だと、保護者が互いの顔を知ることや、親と一緒に過ごすことで、より安心して友達と過ごしたりできるというメリットがあると思いますが、
子どもだけの遠足となると、
4月の時期に、知らない遠い場所に行って、みんなで遊ぶというのは、
・4月当初なので子どもの動きを読みづらい
・まだルールを教えている段階
・友達関係が出来上がっていない
などを考えると、無理して行う必要はないと考えます。
まあ遠足を行うことで、そこから友達関係が出来上がることもあるとは思いますが、それは普段の慣れた場所、園庭遊びでも十分に体験できます。
また、行事を行うことで、保育者には多くの負担がかかります。
・行事に使う道具や必要物の準備
・行事に向けての話し合い(安全面の確保や過ごし方、ねらいについて)
・遠足場所の確保
このようなことを忙しい4月に行わなければならないのです。
レイジン的には、それよりも子どもたちが新しい園で安定して過ごそうとする中で、
・子どもの心の動き
・子どもの興味関心
・子どもの長所
・個々の特性
などを把握し、クラス運営に生かしていきたいのです
保護者的には、「遠足よかったねー」となるかもしれませんが、実際のメリットはどれほどあるのでしょうか。
こいのぼり会も誕生会と混ぜてもいいと思います。
行事ではなく、もっと普段の保育、子どもの育ちに目を向けていけたらなと思う次第です。
行事すべてを批判しているわけではありませんよ。
行事をすることで新たな体験や様々な経験を得ることができるので。
ただ、行事に偏りすぎると大切なものを見失うこともあると感じています。
今回は、保育行事について語らせてもらいました。
子ども達が早く園に慣れて安心して生活できますように。
それでは、またやー
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