ハイサイ、レイジンです。
YouTuberのRabichan(らびちゃん)が先日新幹線で号泣している幼児に対して、「うるさい」と注意したことが話題となっています。
そのポストがコチラ
新幹線で30分だしビジネスに乗らなかったわたしが悪いけど普通の指定席で子供ギャン泣きしてて地獄で、親全く注意しないから「ねぇうるさいんだけど。」て子供に真顔で言ったらピタリと泣き止んだ😳…
— Rabichan🐰🩷整形YouTube👀 (@lisblanc_15) March 10, 2024
この文の後には、「親は謝って気まずそうにしていた」「2,3歳くらいの子どもは言って分かるから注意してほしい」と書かれていました。
公共の場で子どもが泣き叫ぶことはよくあります。長時間のフライトなんかは泣かずに過ごせるますようにとハラハラドキドキ。
しかし、子どもはどうしても泣いてしまうことってあるんですよね。その声はすさまじいもので、Rabichan(らびちゃん)のように「うるさいんだけど」と思ってしまう気持ちもわかる。
そこで今回は、Rabichan(らびちゃん)や親はどう対応すればよかったのか。公共の乗り物や場で子どもへの接し方などを紹介していきたいと思います。
それではいってみよー!
整形YouTuberのRabichan(らびちゃん)とは
Rabichan(らびちゃん)は、美容整形を紹介しているYouTuber。『整形らびちゃん』というチャンネル名で動画をあげています。
↑のような動画がおすすめにあがっていました。
整形に関してかなりの動画をあげており、このYouTubeを見れば、整形のことはかなり詳しくなりそうな感じ。興味ある方はぜひ。
Rabichan(らびちゃん)はどう対応すればよかったのか
では本題に入りまして、らびちゃんの行動についてみていきましょう。結論から申しますと、自分の思いを伝えたのは「あり」だと思います。ですが伝え方は「なし」。
子どもの学びになった
まず、「親全く注意しないから」とポストにもある通り、親が全く注意しないことがこの行動を起こさせた要因になったと推測されます。子どもが泣き叫んでいた時には、何かしら手を打つのが親の役目ともいえるでしょう。しかし、何もしないならそれは放置になってしまいます。
その子に新幹線での過ごし方を伝えられたという点では、らびちゃんの行動は子どもにとって学びになったのかもしれません。
「ねえ、うるさいんだけど」という伝え方が良くない
ただ、言い方がよくない。「ねえ、うるさいんだけど」という言い方もマナーがなっていないと思います。もし、自分が言われたらカチンときませんか?
子どもにもわかりやすく、「大きな声で泣き叫んでいたら、周りの人も迷惑になるからちょっと静かにできる?」など理由をつけて話した方がよかったのかなと思います。
この子は2,3歳ぐらいだったというので、「今は静かにする時間だよ。みんな静かにしているからね」とシンプルな言い方やジェスチャーを交えてた伝え方が分かりやすいかもしれません。
なぜ子どもは静かになったのか
では、親が多分言っても聞かなかったであろうその子は、なぜらびちゃんの言うことを聞いたのでしょうか。
それは、他人に言われたから。それも「ねぇ、うるさいんだけど」という言い方からもわかるように不機嫌な口調で。いくら、2,3歳でもそのような不機嫌な態度で言われたらびっくりする方が勝つでしょう。というか、その子はそういう態度を察するだけの力があったということ。
だからといって、「ほらみろ、言えば聞くじゃんか」と考えるのは違います。
親と子の関係は他人との関係とは別物。親はすごく甘えられる存在です。なので、親と接しているとき、子どもは自分の思いを大きく発揮します。先生との間ではいい子でいるが、家に帰ると甘えたり、わがままになるのはそのせい。逆に、家ではいい子、外ではわがまま当方が心配になります。
ただこの場面、らびちゃんいわく、親は泣き叫ぶ子に対して何もしようとしなかったといいます。そこは大きな問題点です。
公共の場で親がとるべき対応とは
では、親が新幹線や飛行機、公共の場で取るべき対応とはいったいどのようなことがあるのでしょうか。
①事前に約束をする
事前に約束をしているのと、していないのとでは子どもの心持ちが違います。何も知らないまま急に新幹線に乗って、退屈&窮屈な場に放り込まれたら泣きたくもなるでしょう。
「今から新幹線に乗るからね」 「大きい声を出したら、周りの人が嫌な気持ちになっちゃうよ」
など、事前に伝えておくと、子どももどう過ごしたらいいのかわかるようになり、行動もしやすくなるでしょう。
②ちょっとしたおやつを用意しておく
お腹が空いた状態だとイライラしたり、泣き叫んだりしたくなるでしょう。そんなときは、エネルギーが補充できる甘いお菓子を用意しておきましょう。
子どもがいつも好んで食べているものだと、安心して食べてくれると思いますよ。その際も、「もっとちょうだい」といったことがないように、量の調整をしたり、「足りなかったら、新幹線から降りた後に食べようね」など伝えておく方がよいでしょう。
③子どもが気を紛らわせられるものを用意しておく
長丁場になる場合は、子どもが気を紛らわせられるものを用意しておくと、子どもは退屈せずに過ごすことができます。
・お絵かき ・絵本 ・シールブック ・きせかえマグネット ・スタンプ遊び ・動画視聴
2.3歳児が新幹線など狭い空間で遊べるのはこのようなものでしょうか。
動画視聴は賛否両論あると思いますが、個人的にはこのような行動が限られた空間、周りへの配慮が必要な時は「アリ」。時間を決めて動画視聴することで、互いにストレスなく過ごすことができるでしょう。ただし、そのような特別な時だけなど、家族で約束事を決めることが大切になってきます。
④泣いたら場を離れる
新幹線や飛行機などでは難しいかもしれませんが、そのほかの公共の場では駄々をこねたら場を離れるのも効果的。事前に「泣いたら周りの迷惑になるから一回出ようね」と伝えておくこと。子どもは、駄々をこねたらこの場を楽しめなくなるということを学んでいくでしょう。
ただし、お腹が空いた集中が途切れてきたなどの見極め、観察は必要。その場合は、お腹を満たしてあげたり、何か気を紛らわせるものを用意してあげましょう。
⑤見通しを持たせる
2,3歳の子どもは、あとどれくらいで着くなどといったことが予測できません。なので、子どもが安心して過ごすためにも見通しを持たせていきましょう。「あと○○くらいで着くよ」「あと2つ駅に着いたら降りるからね」と声をかけてあげることで、子どもも我慢できるかもしれません。
また、子どもは視覚で見せたほうがイメージがつきやすくなります。タイマーで実際の数字やあとどれくらいかを見せることで、見通しがつきやすくなりますよ。
子どもが分かりやすいおススメタイマー
ねずみタイマー
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⑥静かにしていられたら認める
最後にすごく効果的な方法を紹介。それは「静かにしていられたら認める」ということです。子どもは、認められたり褒められたりしたらすごく喜びます。
「新幹線で静かにしていられたね」 「ずっと静かにしていられたから、ママ(パパ)はとっても嬉しいよ」
といった言葉をかけられることで、子どもはとても喜び、次の機会にもつながっていくでしょう。
おわりに
ということで、今回は『整形YouTuberのRabichan(らびちゃん)は新幹線で号泣の幼児にどう伝えるべきだったのか~公共の場での子どもへの正しい対応とは~』ということで述べさせてもらいました。
らびちゃんの場合は、親が何も対応していなかったということだったのですが、実際、どうあがいても子どもが泣き叫んでしまったりすることはあるんですよね。
そんな中、周りの人が舌打ちしたり、「うるさいなーなんとかしてよ」と言われたら親としては途方に暮れてしまいます。この社会は子育てしにくいといわれてもしょうがないでしょう。少なからず、大人としても広い心でいる必要はあると思います。
子どもの頃は、何か小さなことで泣いてしまったり、気分が悪かったりどこか痛くてもうまく言葉にできないために泣き叫ぶということがあります。その段階を踏みながらみんな大人になってきました。
親も完ぺきではありません。子どもへの対応を学び成長している途中なのです。
皆で支え合いながら、成長できる社会にしていきたいですね。
それでは、またやー!
参考文献
・脳科学者が教える 子どもの自己肯定感は3・7・10歳で決まる – Google Books
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