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罰が子どもに与える影響

子育て
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ハイサイ、レイジンです。

子どもに言うことを聞いてほしい時、

「もう、○○させないから」などと言ってしまうことってありますよね。

ちょっとしたってやつです。レイジンはたまにやってしまう。

「なんとなく、よくないよなー」と思いながらも、ついつい使ってしまうことがあるんですよね。

この子どもに使う罰ですが、いったい子どもにはどのような影響があるのでしょうか。

調べてみました。それでは、いってみよー

子育てにおける罰の種類

罰とは、特定の行動や行為(子どものいけない行動)に対する不快な結果や制裁を意味します。このような種類がありまっせ。おりゃ。

・肯定的罰…子どもの行動に対して、不快な結果を与えること。「こんなに机の上を汚して。この机の上、全部掃除しなさーーい。加えて、この部屋の掃除もしなさーい」、「宿題せずにテストで悪い点を取ったね。はい、勉強の時間を増やすから。」といった感じですね。

やったことある気が…

続いて

・消極的罰…消極的罰は、子どもの行動に対して、好ましい刺激や報酬を取り除く方法。「勉強時間守らなかったね。はい、今日はスマホを見る時間はなし!!!」「18時に帰るって約束だったでしょ。明日は遊ぶ時間なしです。」みたいな。

これまたやったことあるー。

・物理的罰…物理的罰は、子どもに身体的な苦痛を与える方法です。「こんなことしたらだめでしょ。ぺちっ!!」体罰もこちらに当てはまります。

レイジン、これはやったことない。体罰はいけないというのは一般常識ですよね。

以上が主な罰の種類になります。

罰が子どもに与える影響

では、本題。罰は子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。

結論から言うと、罰にメリットはありません。

こんな研究があります。

スタンフォード大学の研究によると、「触ったら罰を与える」と伝えた子ども達は、優しく触ったらいけない理由を伝えた子ども達よりも、約束を破ってしまったとか。罰のグループは77%がロボットに触れてしまったのに対し、優しく伝えられた子どもたちは33%。2.3倍も約束を守れなかったそうな。

罰を与えても、子ども達は言うことを聞くとは限りません。逆に、約束を破りやすくなるということですね。

続いて、体罰について。体罰に関しては言わずもがな。何もいいことはありません

体罰に関して16万人の子どもを対象にした研究によると、体罰は、

・周囲に悪影響を与えてしまうような行動を増やす

・メンタル問題を悪化させる

家庭環境を悪くする

ことが分かったそうです。

うーん、やばめ。研究者によると、体罰は単に暴力のやり方を教えているだけだとか。「体罰は必要」とか訴えている人は、考えを改めよってことですね。

罰を使わない子育て

では、罰を使わない子育てはどのように接することでしょうか。

子どもへの接し方をまとめてみました。

〇理由を伝える:例えばお店で走り回っている子どもがいた場合、「ダメでしょ」「そんなことしちゃいけないよ」などと、言っては子どもはなぜいけないのかわかりません。「ぶつかったら怪我するかもしれないよ」「騒いだら周りのお客さんがうるさいと感じて迷惑だよ」など具体的に理由を伝えましょう。子どもは納得することで、行動を改めることができます。子育ての上手い人は理由を伝えている人が圧倒的に多いといいます。

〇その場ですぐに伝える:その場ですぐに伝えることも大切です。レイジンも以前は時間がたってから、子どもに伝えることもありましたが、あまり効果のない様子。その場ですぐに伝えることで、子どもは自分の行動と照らし合わせることができるのです。すぐ伝えても解決できないこともあるでしょう。その場合は、伝えて少し落ち着いた後にじっくりと考えていくとよいでしょう。

〇子どもが解決策を考えられるようにする:大人がすべて解決策を教えてしまっては意味がありません。もしいけないことをしてしまったときは、子どもに正しい行動を考えてもらいましょう。「ゲームで負けたからといって、人をたたいてはいけないよ。次からはどうすればいいと思う?」と尋ね、自分で解決策を考えられるようにしていきましょう。

では、危険なことを子どもが行っている場合はどうしたらいいのでしょうか。危険や安全にかかわる場合は、厳しい口調で伝えてもよいと思います。厳しくも冷静にかかわっていくことが大切です。

Smiley Emoticon Anger – Free photo on Pixabay – Pixabay

おわりに

ということで、本日のまとめ。

・罰には、肯定的罰、消極的罰、物理的罰(体罰)といった種類があるよ

・罰には効果がないどころか、逆に問題行動を起こしやすくなる。また、体罰にはいいことは一つもなく、子どもにとって悪影響だらけ。すぐさまやめるべし。

・罰を使わないポジティブな子育てを心がけていこう。

以上、罰が子どもにどのような影響を与えるのかをまとめていきました。何気なく接しているつもりが、いつの間にか罰になっていることも少なくはありません。ぜひ、今一度かかわり方を見直してみましょう。

レイジンも気を付けなければ。

それでは、またやー

参考文献

体罰には百害あって一利なし!というか人間の暴力性を加速させるだけ!というデータが出てたよー | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

「良い子育てとは何か?」をワシントン大学の先生が語っておられます#2「子育てには4つのタイプがある編」 | パレオな男 (yuchrszk.blogspot.com)

『脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A』 脳科学者 西 剛志著

Sunset Sand Beach – Free photo on Pixabay – Pixabay

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