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気になる子の自己肯定感をはぐくむために

保育
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ハイサイ、レイジンです。

今日はちょっと職場の話をしたいと思います。

レイジンが職場で担当しているクラスは子どもが30名ほどいるのですが、もちろんその中には気になる子支援対象の子もいるわけです。

4月に比べ少し落ち着きが見られたり、クラスのルールも把握してきた感もありますが、まだまだ目が離せない状況。

気になる子や支援児の子は、落ち着いて過ごしている子もいますが、まだまだ安心できる環境ではない子もいるわけです。

それはもちろん、レイジンの力不足でもあるわけですが。

そんな中でも、安全に欠ける行動をしてしまい、注意を受ける子は出てくるわけです。

こういったことが続くと、本人の中で悪気がなく、ついついやってしまう行動も注意の対象となってしまうこともあり、もどかしい気持ちをしている子もいると考えられます。

『二次障害』って知ってますか?

特性による行動から、周囲から理解を得られない状況になり、注意や叱責を受けて自己肯定感の低下やうつ病などさらなる症状が発生していることをいいます。

レイジンは、注意を受けすぎる子がいると、まずは『二次障害』を気にします。

その子にも長所や良いところがあるわけで、その部分が目立ったり、他の子にも理解されると、自分を卑下する可能性は少なくなってくるでしょうから。

レイジンのクラスにもそういう子がおり、飛び出しや暴力的な行動に走る子がいます。

今日は、その子に対しても楽しいやり取りをしながらも、「水筒とってない人がいたら教えてあげることをお願いしていい?」など少し責任あることをお願いしました。

その子もクラスの一員だ。頼れる存在だということを感じ取ってほしかったからです。

その子はどうしたかというと、嬉しそうにその期待に応えてくれました。

「○○さん、水筒とるの忘れているよ。」

一人一人に丁寧に教えてくれたのです。

こうした責任感を与え、少しでもできたところを認めていくことで、子どもの自己肯定感も上がっていきます。

「自分は必要とされる存在なんだ」と他人からの肯定や認められる経験を通じて、自分が他人にとって重要で価値のある存在であると感じることができるのです。

大人でも仕事での成果や貢献、責任や達成を通して自己肯定感が上向いているのを感じることができますよね。

子どもも一緒なんです。

嫌がらないことはどんどん役割を与えましょう。

少々の失敗には目をつむっても大丈夫。

大人による信頼が長期的に見てもその子を伸ばす大きな役割を担っています。

といういことで、今回は気になる子の自己肯定感の向上、保育の方法について述べてみました。

ぜひぜひ試してみてください。合う合わないもあると思うので、その子の観察も忘れずに。

それでは、またやー

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